四葉のクローバー

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琳の治療(股関節脱臼) その7


実は前日でちょうど先回の検診から1ヶ月だったのだけれど、先生が代診だったため、あらためて出直しました。
とはいえ、昨日の先生にも、診ていただけ、思わぬセカンドオピニオン、と相成りました。

さてさて、筋力が弱い、と言われたその日から、琳の抱っこ攻撃にもめげず、できる限り歩かせていたのですが、その結果やいかに。




しかし、かんじんの検診、翔も連れていったので、邪魔ばかりされて、なかなか先生に歩くところを診てもらえない。
しかも、先生が呼んでも、琳は軽く無視。おいおい。
仕方なく、先生が琳を押さえていて、私が声をかける方法で、後姿を見てもらった。

親の目からは、歩きはじめならまあこんなもんか、といった程度に、爬行は改善されたように思う、とお話もした。

先生の診断も、まぁ、許容範囲だな、という事で落ちつく。
とりあえず、今すぐリハビリ、という事は考えなくてもよさそうです。

じっさい、1才児にできるリハビリの効果は、できるだけ散歩などで歩かせる事と大差ないのだとか。

という事で、次の診察は5月。リーメン治療を開始した月です。



5月27日
琳がリーメンをつけて丸一年以上が過ぎた。
今日は、脱臼の検診日。前回から3ヶ月たった。

まずはレントゲン撮影。
泣く泣く。仕方なく、私もプロテクターを使って押さえる。
伸転位で一枚。

続いて診察室に呼ばれる。
足の開きを丁寧に診る。実は、いまだクリック音らしき音がするのだ。足を開いて抱き上げたときなどに、コクッ、コキッと鳴る。気になっていたので、先生に確認。
うん、鳴るね・・・と再度触診。

続いて、歩き方。
やはり、左足は内股気味になるし、足の運びも多少気になる。
んが、以前に比べ、だいぶましになった。
筋力も少しはついてきたらしい。つま先を前に向けることもできるようになってきた。


さあ、レントゲンが上がってきた。
分度器をあてて、角度を見る。26度。

左右差はまったくなくなった。
骨頭角もずいぶん大きくなった。
素人目には、ずいぶんよさそうに見える・・・・・が。

やはり、臼蓋形成不全は否めないらしい。
足の付け根の骨の屋根にあたる部分の角度が急なのだ。

ただし、これは、もう個体差のレベルと考えていいらしい。
気になっている、将来的な変形性股関節症の心配はほとんどないそう。将来、農家に嫁いだりして、よほどの重労働だと、痛みがでるかもしれないけど・・・とドクターが笑いながら言った。
はは、農家、笑い事じゃないんだけど・・・。(私の祖父母は専業農家です)

クリック音が気になるので、これからは4か月ごと、年3回の検診になるそうです。
次は9月かぁ・・・。

まだまだ先は長い脱臼治療。
あせらず、のんびり、成長していこうね。



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