四葉のクローバー

四葉のクローバー

まずは離乳準備です。


それでは、基本の基本、野菜スープから行ってみましょう。
まず、冷蔵庫をのぞいてみましょう。何があるかなー・・・。うちの場合、いま目に付くのはキャベツ、ニンジン、レタス、ネギ、セロリ。野菜かごにはジャガイモ、たまねぎ、サトイモ、カボチャ。
さて、ここで、離乳食に向く野菜を考えましょう。
最初の一歩は、癖のない野菜がいいですね。うちの場合はキャベツ、ニンジン、たまねぎ、くらいでしょうか。もちろん慣れてくれば、いろんな野菜を増やしていけます。上の子はセロリが大好き!でも、生まれてはじめて口にする、おっぱい、ミルク以外の味ですから、ゆっくり食材を増やしていきましょう。

作り方はいたって簡単。その野菜を洗って、適当に切ります。一口大くらいに切ったほうが味も出るかな?ひたひたのお水で、30分ほど、ことこと煮込めば出来上がり。仕上げに塩をほんの少し入れてもいいですね。

出来上がったスープはこしてください。まだ野菜は食べれませんから。
そして、必要ぶんだけ残したら、氷を作る要領で凍らせてしまいましょう。アイスキューブになったら保存袋へ入れ、なるべく早めに使い切りましょう。
解凍は、必ず、お鍋で、ぐらぐらするまで火を通します。自然解凍、レンジでチン、はだめですよ。雑菌が繁殖しない、とも限りませんからね。

ちなみに野菜スープは多めに作って、子供のぶんだけとったら、残りにチキンブイヨンやトマト水煮、ベーコンなどを加えて、大人用のスープにすると野菜も無駄になりませんよ。

次に果汁について書きます。

果汁、果物の汁、ですよね。ベビーフードや、大人用のジュース、色々出回っていますが、ここでは、果物を絞ったもの、ということで書きます。

果汁を絞る、というと、思いつくのは、リンゴやかんきつ類ですよね。すりおろしてガーゼで漉したり、つぶしたり・・・。
この果汁、そのままではちょっと濃いので、最初のうちは半分くらいまで湯冷ましで薄めてあげてください。

大人用の100%のジュースはだめなの?ということをよく聞かれます。ぜったいダメとはいえませんが、できれば避けた方がいい、と私は思います。香料や酸化防止剤が入っていたり、ものによっては、砂糖などが添加され、赤ちゃんにはちょっと向かないのです。
どうしても、という場合は品質表示をよく読み、そのままではなく、必ず薄めて与えましょう。

最初は一さじずつとよく言いますが、欲しがるようなら2~3口くらいはあげてもいいでしょう。お子さんの体調と相談して進めてください。柑橘系は少し刺激が強いので、お腹がゆるくなるかも。大丈夫ならそのまま1~2さじづつ増やしていき、10さじ程度飲めるようになれば、哺乳瓶などで与えてもいいですね。スプーンに慣らしたいわ、という場合はもちろんスプーンで構いません。でもけっこうこぼしたりするので、ガーゼ(もしくはスタイ)は必需品です。

なお、一回に与える量は50cc程度がよいかと思います。あまり多すぎると、ミルクの量に影響が出ます。


次は日本人の主食、お米から作る、重湯ですかね、順番からいって。重湯、というのはおかゆを炊いた時にできる、少しとろみのあるあの白いおつゆ(?)の部分のことです。なんていうんだろ、おかゆの上澄み?

ほんとは、お米から水で煮た方が、米の風味があり、美味しいです。でも、それって、時間も手間も大変ですよね。余裕のあるときはお米から、時間がないときはごはんから、出先やごはんがなくて、時間もないときはベビーフードを利用してはいかがでしょうか。

米からの場合は米1に対し水10で火にかけ、沸騰したら米が踊る程度の弱火で20分~30分炊き、少し蒸らしてください。
ごはんの場合はごはん1に対し水5程度で、やはり中火で水が半分くらいになりとろみがつくまで火にかけます。で、少し蒸らしてください。

どちらも離乳準備の段階では、米粒が入らないように上澄みをすくって赤ちゃんに飲ませます。いま、お米のアレルギーを持っている子が増えているそうなので、少しづつ様子をみながら食べさせましょう。一度食べさせたら、かゆがってないか、ボロは出てないか、下痢してないか、など2~3日はチェックしてください。翌日の離乳準備は果物や野菜スープでいいでしょう。


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