JiveはBritneyの楽曲をBackstreet BoysのCDサンプルに収録するなどして、Backstreet Boysの周辺に積極的に売り込んでいった。CDサンプルには彼女のビデオ(カトリック系の学校の格子縞のスカートとタイトなチビTシャツという制服姿で、幼い印象を与えるもの)のプレビューを収録させた。そして、Backstreet Boysと併せてBritneyの楽曲も映画「Sabrina The Teenage Witch」のサウンドトラックにも収録されるようになった。また、Superteen、Bop、Teen Machine、Teen Peopleといったティーン向け雑誌にも、デビューアルバム『Baby One More Time...』のリリース前からたっぷりと取り上げられた(*N SYNCのTimberlakeやBackstreet BoysのNick Carterとの恋の噂も騒がれたが、Britney自身は否定している。但し、MMC時代にJustinとファーストキスをしたことは認めている)。
これら全てのクロス・マーケティングは確実に功を奏した。1stシングル「Baby One More Time」およびデビューアルバム『Baby One More Time...』は1位を獲得し、Britneyはビルボードの歴史の中で、同じ週に1stシングルと1stアルバムで1位を獲得した最年少の女性アーティストとなった。結果的に全世界で3,000枚のセールスを記録し、35ヶ国でプラチナム・ディスクを獲得した。
2000年には2ndアルバム『Oops!...I Did It Again』を発売。1週間で155局のラジオでプレイ・リストにエントリーするという快挙で、こちらは世界で1,600万枚のリリースを記録。
2001年には3rdアルバム『Britney』をリリース。「I'm A Slave 4 u」ではThe Neptunesをプロデューサーに招きヒップホップに挑戦するなど、これまでのキュートなポップ・アイドル路線から大人の女性を意識したものとなった。ただし、初主演映画『ノット・ア・ガール』の主題歌になった「I'm Not A Girl,Not Yet A Woman」など、大人になりきれない乙女心も共存したアルバムとなった。2002年には待望の初来日公演を果たす。チケットは東京ドームが即日完売となった。
そして、若干の充電期間、また8ヶ月に及ぶレコーディングを経て2003年11月待望の4thアルバム『IN THE ZONE』をリリース。当然のように60万枚を売り上げ、全米初登場1位を獲得。1stシングルはMadonnaをフィーチャーした「Me Against Music」でビデオ・クリップでも共演。ポップ・アイコン継承を象徴するかのようであった。 [ オフィシャルサイト ]