大切な日々

大切な日々

心技体



私が家に帰ってきてドアを開けると、ほぼ必ず「ふー」と声を出します。帰って
きたことがわかるようです。その後近付いて顔を見せると声に加えて笑顔も
見せてくれます。本当に癒される瞬間です。その光景自体が、見ている母親
からも笑顔を引き出します。

仕事上で尊敬する人に「大事な事は「心技体」である」と教わりました。
「心」とは意思、想い、願望の事で、事業を考える為の前提になる物です。
(バレーの高橋選手のユニフォームにもSHINと書いてありますね)
「技」とはスキル、知識、テクニック、ノウハウの事で、事業を行う時は
需要予測や採算性評価などのスキルが必要です。(消費者は喜ぶか、儲かる
かを見極めなければいけないので)
「体」とは行動、実践の事です。どうなに大きな夢を持っていても行動に
移さなければ事業にはなりません。

考えてみると、会社において経営者になると言う事は、この3つのバランス
を取りながら組織をマネージし、最終的には関わる人たちを今以上に幸せにする
という事だと思います。誰かが「お金をもうけてはいけませんか?」と言って
いましたが、別にいけなくはない、ただあなたと一緒に生きていて今以上に
幸せになれるのかが疑問です。

自分の周りにも「技」だけあって口ばかりの人、「技」があって「体」もある
けど「心」がないので信頼できない人、いろいろなタイプの人がいます。
でも仕事はもちろん、生きてゆくために一番大切なのはやはり「心」だと
信じています。

ゆうだいは「心」つまり、生きたいと願う気持ち、お父さんお母さんあつきと
ずっと一緒にいたいという気持ち、お風呂にゆっくりつかりたいという気持ち、
を純粋に強くもち続けています。「技」は健常者と比べれば比較になりませんが、
時にはそれ以上に「体」を表していると思います。

何故大脳がないのに親を認識出来るのか、感情を持てないはずなのに笑顔が
出せるのか、そしてどうしてゆうだいの生き様はこんなに多くの人の共感を
呼ぶのか、彼の「心」と「体」を以って、周りの人々に(特に親に)勇気・
希望・幸せを与えてくれている事はやはり偉大です。

少なくとも「技」を求めがちだった以前の私は、彼とその母親の「心」と
「体(実践)」の歴史に影響されて人として成長させてもらっていますので。

この前24時間テレビやってましたが、障害を持って頑張っている人達に共通して
「心」の強さ、偉大さを感じました。しかもテーマが「絆」とは、、ベタだけど
今の日本に一番必要な概念なのかもしれません。



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