妖精の住む家

妖精の住む家

とうとう自爆


そう簡単には越えさせてもらえるハズもなかった。

連日の暑さと前日の猛暑の中のクラブ見学で疲れが
ピークに達したのだとは思う。
朝はのんびり起きてきて、午前中はタラタラとやるべき事をこなし
3時間ほど過ぎた頃だろうか。
気付くと、リビングのソファに突っ伏している娘がいた。
ちょうど、休憩してショッピングにでも出かけようと
誘おうとしていたタイミングだったので
とんとんと背中を叩き、「遊びに行こ!」と声をかけた。

・・・ちょっと間を置いて泣き顔の娘が顔を上げた。
「どうしたの?」と軽く笑いながら聞くと
「私、全然駄目だもん、こんなんじゃ全然駄目なんだもん」と
堰を切ったように泣き出した(´`)
「そんなことないよ~!大丈夫だって!」
ゆっくり、じっくりとメソメソ状態の娘といっぱい話をした。

自分で決めた事だけど、本当は受験なんかしたくない。
何故、○○(志望校)に行きたいと思ったのか、わからない。
私はそんなに思い込める程、○○を知らない。
でも、今更近所の公立にも行きたくない。
中学なんてどこにも行きたくない。
・・・この先は支離滅裂のオンパレード・・・(^^;)
ここで、もう一度おさらいしておくと、私達両親は
一度も「受験しない?」とか「受験ってどお?」みたいに
誘ったことはない。
日能研に通う事だって、むしろ娘が懇願した。
だから、涙でストレスを発散しながらも自分を呪う(笑)しかできない。
もちろん、受験をしたくないなんていうのは本心ではない。

話をしながら疲れが一番にあるのは間違いないと思ったけれど
もしかしたら「怖い」のかな?と思った。
こんなに頑張って結果が出なかったら・・・
講習の特別テストも母はオッケーって思ってたけど
もしかしたら娘にとっては不服だったのかもしれない。
「結果が出ないじゃないか!」と。
<だって、テストの為の勉強してないし・・・--;)

夏休みに入って一度も行ってなかったショッピングに行き
欲しがっていた服やサンダル、本を買い、
バイキングでおいしいものをいっぱい食べて笑顔が戻る。
今朝ものんびり起きて、ず~っと本を読み
おしゃべりしたりしながら過ごして、全く勉強せずに
講習に向かった。

教室に電話を入れる。
一通り状態を話すと「大丈夫です」と言う。
「お話を聞いた限り、乗り越えられる状況でしょう」
「今は体力、気力の回復を心がけてあげてください。
本を読むのもいいし、しっかり寝るっていうのもいいなあ」と。
ちょうど講習の後半に入り、一番中だるみの出る時期で辛い時期。
しかも、結果はすぐには現れて来ないからモチベーションを
キープするのが厳しい時期なんだそう。
教室では連日発破をかけているし、回りのみんなも
ものすごく頑張っているんだそう。@@)
そんな中、自分に厳しくなり、追い込む事は必要な事で
教室でもそういう流れになるように向けていると。
ありゃりゃ・・・見事にはまった訳?
確かに自分のやり方についてどうのこうの考えるなんて
今までなかった事だわね。

教室の様子も気をつけて見て下さるという事だし
各教科担当にも徹底しますと言っていただいたので
とりあえず、良かった。
どうか、やる気の盛り返すような声かけをお願いしますね~~~!!


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