妖精の住む家

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悪あがき


WのNNを受講するつもりはなかったが、
志望校の入試スタイルの試験をひとつでも多く受けさせたくて
受けたWのNNテスト、算数10点・・・(T-T)
本当に何かにすがりたかったんだと思う。
カリテ、模試、過去問・・・自信になるような結果がひとつとして出なくて
切り口が変われば取れるかもしれないなんて・・・
結局、傷に塩を塗ってしまった。撃沈
<この傷口を持っていたのは母で、娘は信じられないけど無傷。
 いっや~!NNのテストで10点取ったって、入ってから自慢出来るよね~!はっはっはっヾ(∇^)・・・みたいな。
 模試は模試だし。まして他塾の模試なんて、本気になれないし・・・@娘

でも、この悪あがきのおかげで、気付かせてもらった。
試験の最中、保護者説明会があった。
「お母さん、いいですか?今から3分20秒差し上げます。
この問題の(1)、(2)を解いてみてください。
答え発表してくださいとは言いませんから、ぜひ。」と言われた。
「用意!スタート!」
なになに・・・ああ・・・比の問題ね。
こうして、ああして、えっと・・・そうそう。
(1) 出来た。
さあ、次(2)・・・えっと・・・あっ今度は逆比だな・・・
どれどれ、こうして、ああして・・・あれ?これどっちだっけ?
駄目駄目、冷静に・・・だから、こうしてああして・・・
ん?待てよ。あれれ・・・うわっやばい。時間ないじゃん。
えっと・・・・(パニック中・・・・)
色々数字を並べて一生懸命計算しましたが、今自分が何を求めているのか
わからない状態に陥ったまま・・・
「はい!終了です・・・」
(呆然自失)

これです。娘が今、苦しんでいるもの。
これと戦わなくちゃいけないんだと、気付いた。
いや~~~!私には勝てそうにない。
これに、果敢に挑戦しているのだ。
もう、私には偉そうなこと何も言えない。
このことに気付かせてくれただけでもNN試験の価値はあった。
実はこのずっと後、すごく役にたってくれるのだけど。

この辺りが一番苦しい日々でしたが、ここで諦めてはいけない。
厳しいことは言いましたが、点数を取れないからと怒ったことはなかった。
一緒にがっかりしたり、悩んだりはしても、彼女が一生懸命だということは
私が一番知っていたから。
とにかく、今出来ることをコツコツ続ける。
それしか出来ない・・・

11月のセンター模試では偏差値こそ、R4には届かなかったけれど
非常に良い点数の取り方ができた。
取れるところをミスなくしっかり取るという点数。
点数でいえば志望校の合格点ラインに届いている。
問題だった算数の過去問も半分くらい取れるようになり、
日特の模試も算数で50点を越えるようになり
少しづつ自信もついてきた。
残り、3ヶ月というと何も出来ないような
焦りを感じるけれど、実はまだまだ出来ることはあるのだと気付く。
まだまだ、伸ばせる。
諦めることが負けること。

届かなかった第2志望校の過去門の最低点にも届くようになる。
第1志望校A中は11年分4科目。
第2志望校B中は3年分。第3志望校C中は2年分は終えた。
このC中はなんとか、最低点届いています。
どの学校も国語が90点前後取れるのは嬉しい材料。
それとセンター模試では抜群に良い理科が、B中過去問ではひどいこと、
模試では今一の社会が過去問では取れるのも、意外だった。


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