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…なんてことは昔から言われ続けてますが、ここ最近は殊更それを強く感じる世の中になったなぁと思う次第。○尖閣問題中国が定める長期国家戦略の中に「海軍60年計画」というものがある。トウ小平の時代に起草された計画で、21世紀半ばまでには中国をアメリカと対抗できる海洋国家にするというロードマップを描いている。中国が過去にはまったく興味を示さなかった尖閣諸島の領有を最初に主張し始めたのもこの頃で、これが大法螺じゃないのは、まず土台作りの技術開発や戦略構築、研究といった期間に20年を見越しているところ。その後はベトナムやフィリピンといった南シナ沿岸諸国と領海争いを起こし続け着実に領海を広げている。そして現在、若干遅れながらも今の中国は概ねその戦略に沿って進んでいる。尖閣問題は一時期、事実上の「棚上げ」とされてきたが、これを言い出したのもトウ小平だ。棚上げしたのは日本側の都合ではなく、中国側の都合だ。当時の中国はまだ日米に対抗できる海軍が存在しなかった。あの国は過去に国家紛争は必ず武力で解決してきた国なのだが、その中で必ず守るセオリーがあって「勝てない相手とは喧嘩しない」がある。だから棚上げ論は要するに中国の時間稼ぎなのだ。今の日本でこういう中国の国家戦略を把握してるのは自衛隊幹部と防衛省官僚くらいだ。「外交で解決しよう」は正論であり、武力解決は下策なのも当然なのだが、日本の常識に捉われると理解しにくいのが、世界において「外交力」ってのは大半が軍事力で構成されてるって点だろう。そりゃそうだ。怒らせても怖くない相手に自国からわざわざ利権を譲歩する国なんかあるわけない。政界を引退したはずの鳩山が中共にモノの見事に利用されホイホイ呼ばれて「尖閣で係争があるのは事実だから係争地だよ」と放言しちゃったりとか、自称「知識人」の団体が「尖閣を共生の場・友好シンボルに」とか脳みそ溶けた発言して物議をかもした。じゃあ鳩山は中国が沖縄の領有を主張したら沖縄も係争地として交渉する気だったんだろか?オレはその学識者とやらの家に押しかけてって「ここはオレの家だ」と主張したら共生のシンボルとして勝手に使わせてもらえるんだろうか?ほぼ100%警察呼ばれると思うんだが…個人の所有地で不法侵入があれば警察が呼ばれるが、国家の領土に不法に侵入したら軍隊が呼ばれる。ただそれだけの話である。その学識者とやらの団体は「尖閣問題が自衛隊配備の口実になってる。沖縄戦を体験した身としては二度とあんな目には遭いたくない」という。あんな目に遭わない方法は簡単である。自衛隊を沖縄から追い出して、ついでにアメリカの基地も壊して海兵隊を追い出して、上陸してくる中国軍の人質として中国の支配を受ければ、大戦中の沖縄戦みたいな目には遭わないで済む。ただ、100万人を超える沖縄県民を人質に取った中国が、日本政府に対してどういう姿勢でどんな要求をするかは容易に想像できると思うんだが、そのあたり「学識者」とやらの見解を是非とも聞かせていただきたい。この辺の認識が日本人は本当に甘い。平和ボケという言葉は好きじゃないのだが、世界でこの言葉で表現できてしまう人種って日本人くらいだ。武士道精神であったり西洋の騎士道精神でもそうだが、「弱者を助け強きを挫く」なんて概念が通用する国は世界中でも両手で数えるほどしかない。ほとんどの国は弱肉強食のセオリーに多かれ少なかれ従って生き延びてる。「アメリカが守ってくれる」バカいっちゃいけない。確かに日米安保は有効だが、アメリカだってボランティアじゃない。日本自身が断固として国家権益を守るという覚悟の元に腹括って対抗する姿勢を見せなきゃ助ける気も起こらんだろ、普通。ちなみに日本の自衛隊は専守防衛が基本なので、基本的に先制攻撃ができない。この憲法には致命的な欠陥があって、ようするに相手が一発も撃たなきゃ自衛隊は撃てないのだ。何が言いたいかってと、たとえば中国軍が尖閣に「一般人」として上陸して勝手に住み着いても、自衛隊は撃てない。まぁ逮捕して強制送還なんてのはできるが、たとえばそれが1000人、2000人という規模で一般機としてメーデー発信しながら輸送機の大群が宮古島とか石垣に飛んできても撃ち落したりできないんだな。まぁ実際はそういう事態には、過去のソ連機の領空侵犯事件のときに実弾警告したみたいに大体が自衛隊の基地指令官あたりが自分の腹切る覚悟で現場判断でGOサイン出すんだけど、そんな現場判断させる時点で法的に欠陥があるわけだよ。もちろん今の政権が何もしてないわけじゃない。安倍政権は中国包囲網を東南アジアで作ろうと活発に動いてる。麻生太郎をミャンマーに飛ばし、岸田外務大臣はフィリピン、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア。安倍首相自身はベトナム、タイ、インドネシア訪問。かなり露骨に中国包囲網を作る姿勢を見せてる。ただ、これらの国は確かに中国と領海争いをしてるが、経済的には中国シフト済みだったりするので、そこに日本がどう食い込むかなんだろう。それに明らかに中国を刺激するこの同盟話なんだが、じゃあそれで中国を敵に回したときに日本が軍事的に守ってくれるのかというと、それは九条もあるんで不可能である。日本の外交は金は使えるが軍事オプションは使えない。フィリピンやインドネシア、インドのように、東南アジアには日本に対中国勢力としての期待をかけてる国は多いのだが、もしこれで日本が尖閣問題で中国に譲歩する結果になったとしたら、それらの国がすべて中国側に擦り寄るなんて事にもなる。集団的自衛権の行使を可能にしたいという現政権の目論見は元をたどれば、中国の60年計画に対する対抗措置なんだと思うんだが、果たして現政権がどこまで生き延びるか?なんせ日本の民衆はメディアに弱いかんね。武力で殴りあうなんてのは21世紀には無粋で流行らないので、こういう外交戦で無効化させられりゃ理想なのだが、なんせこういう外交戦略やメディア工作という点では日本は弱いかんね。その点においては逆に中国は大得意だと思うんだけど。○アルジェリアのテロ日本人9人を含む多数の人質が亡くなりました。これに関しては例のごとく国内で批判も出てんだけど、そもそも世界には危険な紛争地域なんかいくらでもある。リビアでカダフィ政権が崩壊して「アラブの春」なんてメディアは狂喜してたが、あんな程度で紛争がなくなるほど世界は単純じゃないよ。結局そのときカダフィ政権に雇われてた傭兵がアルジェリアで武装勢力化してテロ起こしてんだし、世界はぜんぜん平和なんかじゃないのだ。フランス軍がマリに軍事介入したってニュースを聞いた時に、オレは「おいおい、平気か?あの国マトモに勝った事無い国だぞ」とか思ったが、日本じゃほとんど大きなニュースにならなかった。「テロと交渉はしない」という鉄則は崩せないのも無理は無い。ここで前例を作れば今後どんどんテロが人質取って暴れるのを容認することになるしな。むしろ人質ごと犠牲にしてでも殲滅するんだという覚悟を見せれば、人質作戦に効果なしとなる。日本人からするとなんとも残酷な暴論だが、悲しいことに世界には人の命が軽い国なんて掃いて捨てるほどある。「命は地球より重い」と言った人がいたが、本音でそう思ってるんかね?じゃあ聞くが、もしオレがたとえば火星人でもイスカンダル星人でもいいが、宇宙人かなんかに人質に取られたとして「人質を助けたけりゃ地球を我々に譲りたまえ」とかそいつらが地球人に要求したらどうするね?全世界ほぼ10割の人間が「そいつ殺していいから地球に近寄るな」で終わると思うんだがw昔、ザ・イエローモンキーというバンドが歌った歌の歌詞に「乗客に日本人はいませんでした」なんてフレーズがあった。当時十代のオレには色々と考えさせられたフレーズだが、大半の人の本音はそんなもんだろう。日本人が日本の常識で考えるよりも世界はずっと混沌としていて似非ヒューマニズムなんか吹き飛ぶほどにリアリズムに満ち溢れているもんなんだろう。
2013年01月25日
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あけましておめでとうございます。ちょっと年末年始の近況なんぞを。○職場が更にカオス化以前にも書いたように、我が職場はウチの会社内では『横浜男塾』だとか『新人更生施設』とか散々な言われようなのだが、相変わらず社内でダントツに仕事量が多く濃いにも関わらず異常値ともいえる業績を叩き出す。しかし人間性は度外視された人選で作られた拠点な為に常に問題が続出して所長あたりは毎回他部署から小言言われたりクレーム受けたりがデフォルトになりつつある。ここ最近の横浜男塾事件簿・車両炎上するも瞬間消火新人がアルコール性のクリーナーを使ってた時にエンジンを始動させようとセル回した瞬間に、フローしてたガソリンに引火し、一瞬で車両が火ダルマ。慌てふためき動転する新人だが、オレが消火器を取りに行ってるあいだに傍にいたベテランメカニックこと通称フレディ(主に胸毛と顔立ちが)が新人につかつかと歩み寄る。「邪魔だどけ!」言うや否や、どこから持ち出したのか両手に缶スプレー式の消火剤スプレーを構え二丁拳銃のごとく一人で猛火と格闘して、みるみると火を消していく。しかしまぁ、所詮は缶スプレー消火器なんで、ちょっと勢いと消火剤が足りず、まだ火は燃えていた。すると怪人フレディ、何を血迷ったのか空になった缶スプレーを放り投げ怒りに任せて火だるまの車両を「おりゃー!」と蹴り倒し半ギレでおもむろに両手で火を消し始めた(´_ゝ`)いや…ガソリンタンクの中にはガソリン入ってんだから、燃えた状態で蹴り倒したら危ないだろうが!wまぁ事なきを得て結局は消えたのだが、なんで彼は蹴り倒した上で両手で消し始めたかは謎である。・職場の駐車場に突如として大根、赤カブ、小松菜が生える。まぁ突如としてとは言いつつも、もちろん野生ではない。元はウチの従業員の通称「トラさん」と呼ばれるメカニックが敷地内の駐車場の一角を私有地として勝手に使い始めたことに起因。ある日出社してみると、非番のはずのトラさんが何故か会社にいて、その一角で何か作業をしてた。帰る頃に見ると、いつの間にかコーンとロープが張られてたんだが、元から誰も利用しない駐車場の片隅なので誰も気にしなかった。それが数日後には何やら発芽を始め、年末になるにつれてどんどん大きく育ってった。トラさんは普段の仕事は気分次第でサボったり人の3倍働いたりとムラがあるのだが、何故か朝と晩の作物の手入れはマメにやっとったようだ。しかし、いよいよ収穫間際まで育ってくると嫌でも目立つ。出入りの業者やらも何故に駐車場の一角にあんなものがあるのか?なんてことになり、所長からトラさんに注意が入る。「トラさん。ダメだよ職場で農業しちゃ」それに対するトラさんの言い訳がワケわからん。「俺は地元で植えた作物しか食べない事で内需拡大に一役買ってんです。地産地消です」…内需って、出来た野菜全部自分で食ってたら地産地消じゃなくて自産自消というか単なる自給自足じゃんか(´_ゝ`)で…収穫が住んで一安心と思ったら、今度は取れたカブや大根で漬物を作り始めた。……職場で(´_ゝ`)そんなわけで何故かウチの職場の危険物保管庫には、廃油やガソリン缶に紛れてトラさんの糠床が鎮座しております(・∀・)いや、確かに冷暗所ではあるが、一応は口に入るものなんだから、周囲の匂いは気にならんのだろうか?むしろ廃油やガソリンの臭いに負けないくらいの異臭を放ってる糠床ではあるんだが…ちなみにカブをひと切れ食わせて貰ったが味は絶品である。○年末最後の落語年末の休日に新宿まで行って買い物ついでに少しだけ末広亭に寄った。あまり最近は生の高座を見てなかったんだが、年の瀬になると見たくなるのは俺のハシカみたいなもんである。○実家に帰省農家系の我が家系は正月は親戚縁者が大勢押し寄せて一同に会する。長老とも言える爺様が数年前に死んでからは、あまりそんな雰囲気はなかったのだけど、存命の時はまるで総会のようだった。とりあえず集まると毎年必ず行われるのが暇な叔父や親父ら大人の男たちで行われる麻雀。今年は顔出しだけで帰るつもりが、ちょうどメンツが足りないとかで「いいから半荘だけつきあえよ」とオレが呼ばれる。あまり気乗りしないというか、ぶっちゃけ普段で仲間内とやる麻雀は点1(1000点=100円)くらいのレートとは言え一応は金賭けてやってるから、金掛かってないとやる気がね。それに普段やるときは雀荘とかの全自動卓でやるから、今の時代にまさかの手積み卓とか面倒この上ない。手積みで山積むとか何年ぶりだろう…ところがどっこい、東一局オレの起家で始まり開幕いきなり清一色をオヤジに直撃して親満。あまり飛ばすと大人気無いし所詮はファミリーマージャンだから親睦重視だと思ってた二本場。序盤で発が暗刻になったしドラもトイツであるから鳴きのトイツ手でサクサク上がるかと適当に切ってたら、次々とツモが入って暗刻が3つ。残る手牌も場に一枚も出てねーし鳴きはやめて…とか思ってたら手元に暗刻が4つできてしまった(´_ゝ`)四暗刻は過去に2度ほどアガった事はあるのだが、大体は三暗刻、対々で構えてツモでスーアンてのが一般的な中、まさかのスッタン。とはいえ、そんなに上手くはいかないだろうと思ってたら、来ちゃったよ…四暗刻単騎ダブル役満96000点で3人飛ばし。過去に役満は四暗刻2回、国士2回、大三元2回とあるのだが、ダブル役満は生まれて初めてだ。結局3回ほど半荘付き合ってプラスで8万点弱なんで仮に点1で賭けてたら…と思わずには居られんが。恐ろしや、これが年男パワーだろうか。新年早々にして既に今年の運を使い切った感があるのが若干不安ではあるが、スタートとしては上出来だろう。
2013年01月03日
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