掌の砂、流れる雲、それから。

掌の砂、流れる雲、それから。

君の為なら、頑張れる。



君が僕を見てる
泣きはらした瞳のままで
一生懸命笑いながら
君が僕を見てる

僕は君を見てる
何て言ったらいいか迷い
戸惑い感じているまま
僕は君を見てる

悔しい位に僕たちは無力で
でも
誰よりも強くなりたくて

君が僕を見てる
誰かの助けなんかいらないと
強がりじゃないホントの気持ち
君が僕を射抜く

僕は君を見てる
どんな言葉も役に立たない
焦りを感じているまま
僕は君のそばにいる

大人になれない僕たちはいつも
ただ
お互いに寄り添いたいだけなのに

あたたかい春の陽射しが降り注ぐ
桜の花びらの下で

僕が君に誓う
あの空を指さして
君が僕を見てる
その眼差しの力よりも強く

自分のためにしか生きられない大人にはならない。




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