2011.02.08
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カテゴリ: ひと・友達・社会
宮仕え終了後1週間。
絵本づくりにもなかなか取り組めなくて、
ふたたびアルバイトを探したくもなったりして、繰り返されるのは・・・


働くって、ナニ?(-_-;)


という疑問。
就職前の学生でもあるまいし。
なんで、私、今さらこんなことを疑問に思っているのだろう?

法務局で、誰でもできる単調なシゴトをする=ちゃんと給料がもらえる
家にこもって、タマシイをこめて絵を描く=オカネは期待できない
なんでやねん。(-_-;)

私の耳に響くのは、
経済的にも社会的にも報われなかった大作曲家たちの素晴らしい作品。
苦悩に苦悩を重ねて、貧苦の中で死んでいった芸術家たちの物語。

もっとカンタンに、オカネって稼げるのよね・・・。(-_-;)

今朝になって、ふとひらめく!
そうだ!内田せんせいに聞いてみよう!
検索ワード「内田樹 働く」で即、記事は見つかりました。

http://blog.tatsuru.com/2008/06/07_0758.php
http://blog.tatsuru.com/2009/12/16_1005.php

どひゃっ!と驚いたのは、「なぜ働くのかは、わからない」というお言葉。
・・・あ、あはははは。
どうりで。わからないわけだ。

ストンと落ちてきたのは、人間ダカラ働くということ。
余剰に働いて、誰かに贈与をしたいからだという説。
給料を貰うと、うちの家族はえらく喜ぶもんね・・・。

もちろん、その給料で贈り物も買えるし。
旅行にだって誘えるし。
何かと用立てたりもできる。

うんうん。

人間がなぜ働くかは、実はわからない、
けれども、人間は働きたがる。
誰かを喜ばせたいと思ってしまう。

うんうん。

あああ、なんかすっきりした。

「人間が労働するのは、できるだけ多くの貨幣を得るためである」
という現代的な考え方は、
200年前、ベンジャミン・フランクリンから始まったのだそうです。

たったの200年前。
そして、いまもその呪縛の中。
働くのは、誰かに贈りものをしたいからという考え方にしみじみ共感・・・です。





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Last updated  2011.02.08 09:36:52
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