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私は待ち合わせ場所に一時間も早く着いてしまった。そして目の前に本屋があった。入ってみるとこの本があった。あまりにも偶然手にしてしまった本。偶然出会った博士と家政婦として雇われた私。私と博士の出会いは偶然ではなく不思議なつながりで出会っています。それは私の誕生日と博士の腕時計に刻まれた数字が友愛数だという事実や惹かれあう(?)二人の姿が証明してくれています。偶然とは時に必然だと思えることがあります。「博士の記憶は80分しかもたない。」この哀しい事実。思い出を作れないってほんとに哀しいことだと胸が痛くなりました。家政婦(私)=読者(私)になっていく場面がいくつもありました。そして家政婦の子供である√が加わった3人の世界。誰も邪魔することのできない世界。楽しく、時に切なくそんな時間を3人は共有していた。√が怪我をした時、3人で野球観戦に行く時、誕生日パーティをした時。どの時もみんな素敵な時間。数学の公式があちこちに出てきて悩ませてくれた本ですが、やはり小川さんの作品はおとぎ話の世界のようで素敵です。でも、そこには現実があります。厳しい現実です。それは「ミーナの行進」を読んだ時も感じました。小川さんはどうしてこんな発想ができるんだろう?どうしてこんなに美しい描写ができるんだろう?とその才能にはほんとに驚かされてしまいます。またその世界に吸い込まれるかのようにあっという間に読み終えました。「博士の愛した数式」(著:小川洋子)
May 13, 2007
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いつだったかの休日にテレビ放送していた「男たちの大和」を家族で観ました。「大和」という巨大戦艦を作った日本海軍。最後の望みであったものの、若き乗組員を乗せた戦艦は特攻隊としての役目だった。戦局が悪化する中、「大和」には勝算もなく、帰りの燃料もなかった。「死」を覚悟して愛するものに別れを告げる男たち。それをわかっていながら静かに見送る女たち。どちらも悲しい。男たちも大和も無残な戦いの末、海に沈んだ。生存者は1/10。終戦間際の戦いだった。この映画を観て、思い出したのが「宇宙戦艦ヤマト」。毎回楽しみで観ていたなあ~最初、海底に沈む戦艦「大和」を宇宙戦艦として蘇らせたシーンは圧巻だった。そして地球を救った「宇宙戦艦ヤマト」。映画の内容は上手く書けないので公式サイトで観てくださいね。→「男たちの大和」ついでにこちらも懐かしんでください。→「宇宙戦艦ヤマト」
Apr 18, 2007
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昨夜、いつものように「プロフェショナル」を娘と観ていたら、NHK教育の「知るを楽しむ」で「オードリー・ヘップバーン特集」放送しているのがわかりました。でも22時就寝の息子のために「プロフェッショナル」を撮っていたので、「知るを楽しむ」は撮ることができず、最後の5分だけ観ました。「オードリーにあこがれる人はまず自分を知ること。」とナビゲーター役の森英恵さんが言っておられたのが印象的でした。オードリーは私の憧れの人。スクリーンの中でも外でも。昨夜の再放送が4/17にあるし、あと2回の放送分はタイムリーで観たいと思います(^^)v
Apr 11, 2007
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昨日はほんとに「ゆるりと」過ごさせていただきました。主人におつかいをお願いしたり、夕食の時は娘が食器洗いを手伝ってくれました。しないといけないことはあるけれど、「まあいいか。」と後回しにして、まだ体調がすっきりとしないので今日ものんびりしています。(あっ、でも選挙には一応行きましたよ。)お休みなのによく動いてくれる主人に感謝です。今も焼肉用の肉にたれをつけこんでくれた後、ホームセンターまで行ってくれています。私はこれからしばしお昼寝させていただきますm(__)mさて、昨夜「トップランナー」に「コブクロ」が出ることを息子が教えてくれたので、ソファーに横になりながら観ました。やっぱり「蕾」はいいな♪それとストリートミュージシゃンとして活躍していた時代には、ミナミのひっかけ橋(ナンパが多いところでそんな別名がついています)、天王寺の阪堺電車の近くの歩道橋の下、堺東の駅近くで歌っていたそうです。「うわっ、むちゃ地元やん!」そう思うとなおさら親近感が持てます。今年のライブも大阪は6日間もあるそうです。「行きたいなあ~。」と思いますが、今年は絶対スマップ大阪公演に行きたいので運を残しておこうとあきらめました。去年は大阪公演みごとにはずれたんで、、、。「トップランナー」といえば、昔大江千里が司会をしていたときによく観ていた番組です。この4月から番組編成で再スタートするそうです。土曜の夜だし、また観ることが多くなりそうです。
Apr 8, 2007
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今日は義母の白内障の手術の日で、私は眼科まで付き添いで行きました。手術時間は20分ほど、その後の処置を合わせると約1時間を私はこの「ミーナの行進」(著:小川洋子)を読みながら待ちました。私がいつも本を読むのは病院の待合室が多いです(^^ゞそして、たった今読破しました。最後のページに近づくほどに、涙がこぼれてきました。心があったかくなり、切なくもなり、懐かしくもありました。芦屋の洋館での二人の少女の物語はまるで童話を読んでいるようで、だけどそこには現実の世界があり、少女たちはいろんな経験をしながら成長していきます。それは私にとっても懐かしい時代、懐かしい場所であるような気がします。(事実神戸は私にとっても懐かしい場所です。)登場人物の全ての人が愛とおしく、別れ難い。今はそんな気持ちです。この本を私に薦めてくれたさくらさん、ありがとう(^^)挿絵も魅力の本です。
Mar 26, 2007
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昨日は朝6時に目覚めてしまってから夕方まで3本の映画を観ました。ここからは感想です。朝早く一人で観た映画は「北京ヴァイオリン」(中国映画)。母の形見のヴァイオリンを弾く13歳の少年チュンとなんとか息子をヴァイオリニストとして成功させようとするリウの物語。田舎から北京という都会に出てきた親子の新しい生活。楽譜の中に女性の写真を忍ばせて持つ少年の思春期の複雑な心の描写はうまくできていたように思える。その少年が出会う一人の美しい女性と捨て猫を拾っては飼っているヴァイオリン教師。著名で有能なバイオリニストを育てたい教授。リュンのライバルの少女。それぞれのからみはすごく自然に観るものの心の中に溶け込んでいく。何よりヴァイオリンを弾く少年は知的でかっこよかった(←少年なのに大人っぽい)。ヴァイオリンの音色もグッドでした。次に昼ごはんを食べてから、家族で観た「逆境ナイン」(日本映画)。私はちょっとうとうとしていましたが、、、。原作は少年マンガでギャグやパロディーの連発です。三重のある高校で甲子園目指して一人頑張る野球部キャプテン。「逆境こそ見方」と言わんばかりにめげずに頑張る姿がいじらしくてあほくさい。睡魔に襲われていたので詳しいことは書かないでおきます。ただ、玉山鉄二がやっぱりかっこよかった。夕方は用事があったのにもかかわらず主人と観てしまった「イルマーレ」(米映画)。ほんとはリメイク版ではなく、韓国版を観たかったけど、レンタル屋さんで探せなくてリメイク版を先に観ました。内容は湖に建つガラス張りの家に住む二人の住人。同じときに住むのではなく、時間を隔てってその場所を共有していただけ。二人をつなぐ手紙。その男女がいつしか恋に落ちる。会ったことのない二人が時空を超えた手紙のやりとりで心を一つにする。お互い会いたくて、焦がれるところは哀しいけれど、すごくロマンチックに描いている。どうやって会うことができるのかラストが早く知りたくなる。ガラス張りの家も素敵。キアヌリーブスも素敵。3本も一日で観るのは疲れた~。さすがに頭痛が、、、。でも、それぞれの映画を観た時間帯は正解。朝から一人で美しいバイオリンの音を聴く。昼から家族で笑う。そして夕暮れ主人と静かに観る。それって贅沢な一日ですよね。私の感想やストーリー紹介はいい加減ですので、とりあえずリンクを貼っておきました。そちらの方をご参考に。
Mar 26, 2007
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最近、PCを家族の誰かに占領されていることが多くなったので、空いた時間は映画を観たり、本を読んだりして過ごしています。今、2冊の本を同時進行で読んでいるけれど、私はドライアイで目が疲れやすいため読むのが遅いし、長くは読めません。でも、読了したらどちらも感想をここに書くつもりです。さて最近観た映画はフィンランド映画の「過去のない男」。タイトルからして気になる。彼の運命は数奇で波乱に満ちているにも関わらず、映画はたんたんとしている。ある日突然、記憶をなくしてしまったら、名前もわからず、所持品もなく、自分の存在がまるでこの世から消えてしまったかのような日がきたら、人はどうなるだろう。彼はたくましかった。人に助けられたり、冷たくされたりしながらも、自分の居場所を作っていった。彼のまわりにはさりげない男の友情と女の優しさがあった。淡々とした映画の中に感じる温かさに感動した作品でした。そして何より男の友情ってシンプルで素敵だなと思いました。
Mar 22, 2007
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昨夜は主人と映画を観ました。「ゴースト ニューヨークの幻」です。それと似た作品と言われている「アールウェイズ」も二人で観ましたが、やっぱり主人も私も「ゴースト」のほうが好き。突然亡くなった恋人が幽霊となって命を狙われる彼女を救うというラブファンタジー映画ですが、ウービーゴールドバーグ演じる偽霊媒師の出現で話はおもしろくなるし、挿入歌の「アンチェインドメロディー」でほろりとくるし、犯人が彼女を狙ってやってくるシーンははらはらするし、もりだくさんの内容だと思います。でも、やっぱり恋人と触れ合えないのは切ないなあ~。最近は映画館に行くことがなかなか出来ないので、家で昔の映画を観ることが増えました。テレビを買い換えて映像も音もよくなったせいか、それで劇場に行った気分になれるから安上がりの贅沢です。家族で映画館に行くと高いですからね、、、。まだまだ未見の映画も多いので次は何がテレビで放映されるのか楽しみにしています。
Feb 21, 2007
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今日は朝は息子の病院に行き、午後はもうすぐ始まる確定申告の医療費控除の計算をしていました。毎年、医療費控除を受けられるのはあまりいいことではありませんよね(^^ゞ医者要らずな生活をしたいです。さて、夜はまた「ALWAYS 3丁目の夕日」を観ました。家族の中で主人だけが観ていなかったんですが、結局みんなで観る事に、、、。「しんどいー。」と言っている息子まで最後まで観ていました。やっぱり二度見てもいい作品ですね。今度続編があるそうですが、期待はずれじゃなければいいなあ。とりあえず、まだ一作目を観ていない人はぜひ観てください。昭和の懐かしい町並みもいいし、人のあったかさを感じる映画ですよ。
Feb 10, 2007
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