ゆきあけのボヤキ

記念日

平成17年9月 作成

~記念日~


昨日いい気分に酔っ払った私は朝までぐっすり寝ていた。

朝起きるとゆうちゃんからメールがきていた。

そこには昨日の話と最後に彼の携帯番号とメールアドレスが入っていた。

会社へ行ってからも暇だった私は彼と何度もメールのやり取りをしていた。

内容はいたって普通。

会社の経理の人がどうのこうのだとかニンニクが好きだとか(笑)

じゃあ今度“にんにくや”に行こうかという自然な誘いに私は乗った。

ゴールデンウィークは私の友達が大阪から来るので

翌週5月8日の日曜日にしよっか~と私が日にちを決めた。

うわ~~っこの私がいきなりご飯の約束とかしてるし!!

次は2人で行くんか~話出来るかなぁとかなりドキドキしていた。


その日は夕方からバイトだった。

バイト中も暇だった私は友達に昨日の紹介の報告をしていた。

「人見知りせんと普通にしゃべれた~」とか「今度ご飯行く約束した~」とか。

家に帰ってからも別の友達にも同じような報告をしていた。

今までこんなことが無かった私の行動に驚きつつも

「そうやで、何回か会ってみな分からんし行ったらいいねん。」と喜んでいた。

夜中12時ごろPCをしているとゆうちゃんからメールがきた。

【お疲れ様。もう寝たかな?】

【起きてるよ~バイト早かったし友達と電話してた。】

少ししてゆうちゃんから電話がかかってきた。

あっ、電話かかってきた!ってかなりドキドキした。

といってもこの時のドキドキ感は恋愛とかではなく緊張からのものだった。


ゆうちゃんの大好きな野球の話、スノーボードの話、仕事の話、性格の話。

あっという間に2時間ほど電話で話しをしていた。

そんな中で、これからスノボ一緒にするの?的な会話があった。

どんな流れでどんな言葉でとかこの私がいまいち覚えていないぐらい

自然にというかすんなりというか、ゆうちゃんマジックに私はかかった。

気付けば「え~~!!??いいの??俺でいいの??」

「いいよ。そっちこそ私でいいの?」という話にまで進んでいた。

「年も年なんでそういう事(結婚)も考えて・・・」と言ったゆうちゃん。

「もう日が変わってるんで26日が記念日ということで。」と言いながらも

「え~!!??ほんまに俺でいいの??いいの??」と何回も聞いてきた。


う~~~ん、今思い出すとかなり可愛かったなぁ~~♪

そして平成17年4月26日が私とゆうちゃんのスタート記念日となった。




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