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和室ができてから、つばめはチビちゃんと一緒に和室で布団を敷いて寝ています。ベッドだと狭いし、チビちゃんが落ちないか心配で、おちおち寝ていられない感じでしたが、和室で寝るようになってから、とても楽になりました。チビも和室が大好きで、喜んで走り回ったり、寝転んだりしています。 つばめ、日本に帰国した際、敷布団を日本で購入して中国に持ち込もうかどうか悩んだのですが、和室の施工をしてもらった「京都和室」で布団を売っているので、結局そこで購入することにしました。値段は1枚480元の2割引き。日本円で約6,000円ですね。2枚購入して、どちらも日本への輸出品という話でしたが、あきらかに質が違い、1枚は純輸出品っぽく日本語のタグもついており、中に固綿も入ってしっかりしていたのですが、2枚目はタグもなく、布団もふにゃふにゃで、あきらかに二級品という感じでした。品質が均一でなく、当たり外れがあるのです。私はその違いが感じられるのですが、布団を買ってきた当本人の夫は、 「ほとんど同じじゃん、店の人も どれが本物で、どれが偽物かなんて分からないんだよ」 と責任逃れ(笑)。最近ある方から、「中国で日本式布団が手に入りますか」と聞かれたのですが、「北京では一応それらしきものは手に入ります。でも寝心地や品質、色やサイズなど細かいこだわりがあるなら、日本から持ち込むのが確実です」とお答えしました。日本は品質がいいだけでなく、品質が均一で、安心して買えるところが素晴らしいです。でも、チビちゃんを連れて、大きくて重くてかさばる布団を日本から中国まで運ぶ気力がつばめにはなかったし、郵送するぐらいなら、と中国物で妥協しました。でもまぁ、普通に気持ちよく寝ていますよ~。夫の分も購入したいのですが、京都和室では品切れで、いつ次の布団が入るか分からず、しかも、今回の布団と品質や色柄やメーカーが同じかどうかも分からないそうです。和室はシングルの布団がちょうど三枚敷ける広さなので、夫の布団が手に入ったら、三人一緒に川の字になって眠りたいと思います。↓雰囲気だけはしっかり和室でしょう?
2010/04/13
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約1週間後、京都和室が2回目の修理に来てくれた。前回は、落ちてきた梁を釘で止め、これも落ちてきた押入れの3本の木材をねじで止め付けてくれたのだが、今回は、前回つばめが新たに聞いてみたいくつかの部分の修理に来てくれたのだ。まずは畳下のゆがんだ9枚の板の取り替え。畳を上げ、板を取り替えて、再び畳をはめ込むが、やっぱりでこぼこ。それでも畳の方向を変えてはめ直すと、かなりましになった。畳はでこぼこ問題以外に、畳と畳の間に隙間が開いているという問題があったのだが、きちんと畳をはめ直してみると、板間と畳の間以外に、押入れのふすまと畳の間にも隙間ができることが判明。この隙間に合うように切った木材を次回持ってきて詰めてもらうことに。そして畳を上げたついでに、前回、「前後付け間違えてるけど、もう直せない」と言った、地袋のふすま下のレールを付け直してくれた。レールを付け直したおかげで、レールについている傷は地袋の内側に入り、子供が踏んで怪我する位置にはなくなったのだが、やっぱり物を出し入れする時に、手などを引っ掛けて怪我しそうで怖いので、そこものりで補強してもらった。畳と板間の間の隙間には、今回隙間に合うように細く加工した木材を持ってきてくれ、はめ込んでくれた。木材を補填すると、板間の手前と奥で奥行きが変わり、それはそれでおかしいのだが、まぁ、隙間が開いているよりはまし。押入れの木材は前回、ねじで止めつけてもらったが、また乗ると落ちそうで怖いと言ったのを覚えていて、今回、押入れのふすまの裏に、木材を縦に一本、取り付けてくれた。これで少しは丈夫になったか。ゆがんで壁から浮いていた柱は、前回ねじを締め直してもらうとましになったのだが、やはり隙間が開いている。そこはのりで埋めてもらった。そして壁と天井の間のつぎはぎだらけの木材も、継いだところをのりでくっつけてもらう。日本だと、柱や木材をのりで止めつけるなんて、ありえないですよね。ほんと、ハリボテの組み立て式和室なのです。最後は壁紙の4箇所の亀裂。ここで職人さん、「あ、壁紙持ってくるの忘れた。どっちみち次回もう一度来るので、その時に持ってきて補修します」とのこと。かくして1週間後、みたび職人さんがやって来て、ふすまと畳の間の隙間に木材を補填し、壁紙の亀裂の入った部分を張り替えてくれた。これで一応補修は終わり。最初は、修理に来てさえくれないかと思っていたのに、3回も来てくれた京都和室の誠意をくんで、それ以上細かい部分の追求はしないことに。つばめも最初和室を見た時のショックから立ち直り、修理も一応終わったということで、なんとなく明るい気分に。日本の本格的和室とは比べようもありませんが、それでも部屋に和室があると落ち着くもの。夜は和室に布団を敷いて眠り、「和」生活を楽しんでいます。↓和室。四畳半ですが、本間敷なので、 最近の和室の六畳ぐらいの広さはあります。
2010/04/12
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さて例の不備だらけの和室のこと、直してほしいところを全部言うといつまでも修理に来てくれない可能性があると思い、とりあえず落ちてきた曲がった梁とこれまた落ちてきた押入れの3本の木材を再度取り付けてもらえるよう頼んだつばめ夫婦。春節休みを挟んでなかなか修理に来てもらえなかったのだが、今週の月曜日、やっと修理に来てくれた。まず落ちてきた梁を見て、「あ~、釘一本打つの忘れてるね」と曲がった梁をもう一度パコンとはめ込んで真ん中に釘でトントンと止めてくれた。そんなので大丈夫なのかと不安になって聞いてみると、「もう釘で止めたから大丈夫!」と明るく言い切る職人さん。そして押入れの3本の木材は、木材の両端に釘をねじ込んで止め付け。つばめ、再び不安になり、「これでもう大丈夫ですか?また乗ったら 落ちてきたり、板が割れたりしませんよね?」と聞くと、「この押入れ、結構大きい割りに 使ってる板が薄いんだよね~。 乗ったらまた落ちるかもしれないから、 できるだけ乗らないほうがいいと思うよ」との返事。そういえばうちの夫も同じことを言った。押入れの間仕切りが悪いのではなく、そんなところに乗るのがおかしいというのだ。ここは中国、それ以上追求しても埒が明かないと思ったので、もうそれはそれでいいことにして、他の部分の不備を職人さんに見てもらった。「あの~、畳なんですけど、 こっちの縁は出っ張ってて、こっちはへっこんでて、 平らじゃないんですけど、これって直せるものでしょうか」それを聞いた職人さん、「あ~、これは畳の下の板がゆがんで反っていて、 そのせいで畳がまっすぐにならないんですよ。 畳下の9枚の板を取り替えましょう」と言ってくれた。たった1ヶ月で板がゆがむなんて、最初から不良品だったんじゃないの、と思ったが、取り替えてくれるというなら、それはそれで思ったより良心的だ。そして板間と畳の間の約2cmの隙間。これは次回、隙間に合うように加工した板を補填してもらうことになった。なぜそんな隙間が開いてしまったのかはいまだ謎だが、いまさら言っても仕方がないので、そこには触れないことにした。次にふすまレールの傷のことをさりげなく話してみる。「ほらここのふすま下のレール、 こんな傷が入っていて、子供がこの近くを 通るたび、踏んで怪我しないかと ハラハラするんですよ~」と言うと、職人さんパッと見て、「ああ~、このレール、前後付け間違えてますね。 でももう付けた後だから、直せませんね~」と一言。そっちのミスなら、どんなことをしてでも直すのが当たり前じゃないか、と言いそうになったが、お金を支払済みの今、そういうことを言ってもらちがあかないと思い、直せないならせめて、この傷のところを危なくないように加工できませんか、とお願いしてみると、次回、のりで補強してくれることに。そして一番気になっていた、天井と壁のつなぎ目に使われている木材がつぎはぎだらけであることを「落ちてきそうで心配」と冗談っぽく言ってみると、「大丈夫、部屋の長さにぴったりの木材はないから、 みんなこんな風に継いで付けるんだよ。」と職人さん。でも継ぎ目に隙間があって見栄えが悪いと言うと、これも次回、のりで隙間を埋めてくれることになった。本当は、継ぎ目なしの一本の木材に取り替えてほしいところだが、そんな長い木材はないと言われてしまえば、それ以上どうしようもない。あとは壁紙のこと。どこがとどうというより、張り方自体が荒く、継ぎ目がはっきり見えるし、端っこにのりがしっかりつかずにはがれていたり、あちこちにしわが寄ったりしているのだが、それは言わずに、とりあえず壁紙に4箇所亀裂が入っていることを指摘すると、そこの部分の上からもう一度壁紙を張ってくれることになった。ついでにゆがんで壁から浮いている柱のことを言うと、ねじの締めがゆるかったようで、しめなおしてもらうと、少しはましになった。・・・ということで、今回見てもらったところは次回、もう一度修理に来てくれるということに。修理といっても、こちらの思うようにきれいに修理してくれるわけではないのだが、つばめは修理に来てさえくれないかと思っていたので、思ったより誠意はあるようだと少し気分が明るくなったつばめなのでした。↓畳と板間の間のすきま
2010/04/11
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さて、和室のできあがりを見ることなく日本に帰国したつばめ、1ヶ月後、心配しながら中国に戻ってみると、和室は確かに出来上がっていました。・・・が、想像をはるかに超えた仕事の粗さ。壁紙はあちこちしわが寄ったり、のりがはみ出たりしているし、何より、天井と壁の境目の木材がつぎはぎと隙間だらけ。そしてあちこちの木が曲がっているのです。木は天然のものだから、乾燥したりすると曲がることがあるというのは分かるけど、それにしても・・・。カーテンレールの裏の木材が特に曲がっていて、ちょっと触ったら落ちてきそうだな、と思って曲がった部分をちょっと押してみたら、なんと本当に落ちてきた!これにはさすがのつばめもびっくり!いくら組み立て式の和室といっても、これはないですよね。子供があちこち叩いたり転んだりするごとにいろんなものがバラバラに外れそう、夜も天井から何か落ちてこないかハラハラしておちおち寝ていられない気分。畳を見ると、ところどころ白い糸のようなネップが入っています。それを引っ張ると畳のとげが出てきて、なんだか素足で歩くのが怖い感じ。畳だけではなく、使用されている材料全体の質がよくなくて、触るととげが刺さりそうな感じ。きれいに拭いたら大分ましになりましたが。。。さらに畳を敷いて余った部分は板間にしてあるのですが、その板間と畳の間に約2cmもの隙間が・・・!そして板も少し反って浮き上がっており、そこを踏むたびにカタンカタンと音がします。他にも戸棚の天板やふすまレールに切り傷が入っていたり、壁を縦に走る柱がゆがんでいたり、と不備は数え上げればきりがありません。それでも気を取り直して、押入れの中を拭こうと押入れの真ん中の仕切り板に上って上の方から拭き始めると、なにやらミシ、ゴトン、と変な音が。嫌な予感がして、押入れから出て見てみると、なんと真ん中の仕切り板の裏に接着剤で貼ってあった木材が三本、取れて落ちていました。えーっ?つばめは建築のことはまったく分からないけど、普通は木材を渡してその上に板を載せてはめ込むのでは?板の下に木材を貼り付けても強度的にはほとんど意味がない気がするけど。。。とにかくちょっと乗っただけで接着剤がはがれて落ちてくるなんてありえない・・・。・・・というわけで、和室は修理を頼んだのですが、春節休みを挟んだのもあって、長い間連絡待ち状態。1年間は無料修理期間となっていますが、なにせ施工前にすべての代金を支払わされているので、(契約時に代金の50%、そして施工日前日に残りの50%を 支払わされました。全額払い終えないと 施工に来てくれないようになっています。)向こうとしては、金にならない修理など後回しになるのは自然の道理。つばめが上に書いたような不備を全部並べ立てたら、なんだかんだ言って来てくれない可能性があると思ったので、落ちてきた梁と押入れの木材の修理のみをお願い口調で頼んだのです。お金を払ってしまった今となっては、修理をお願いして、直せるところは直してもらい、向こうが「修理は無理」と言えばああそうですか、としか言いようがありません。司法に訴える気力と体力と時間があれば別かもしれませんが。。。果たしてどのぐらい修理してもらえるのか。何より、本当に修理に来てくれるのか。不安に思いながらも、とにかく京都和室からの連絡を待つよりほかないのでした。つづく。↓押入れの間仕切りの裏に接着剤で貼られた3本の木材が 落ちてきて、つっかえ棒のようになっています。
2010/04/07
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「どれだけ言っても施工が早まるわけではない、 もう待つしかない」と言った夫でしたが、あっちの都合で施工が遅れるなら違約金を払うのが当たり前、と息巻く妻のつばめに押されて、再度店舗まで出向いてくれました。夫の話によると、違約金の話を持ち出すと、45日の期限最終日翌日から最初の連絡があった日までの3日分の違約金を払う、とわけのわからないことを言ってきたらしい。普通、期限最終日翌日から施工日までを数えると思うのですが。。。さらには、もともと15日には施工に行けるはずだったのに13日がいいと言うから、15日には別の客のところに行った、18日も大丈夫だったのに、もう少し早くと言うから、別の客を入れたのだと、まるでこちらが悪いような言い方。確かにもう少し早まりませんか、とは言ったが、それが無理なら無理という連絡があってしかるべき、向こうは「確認します」と言ったっきり、何の連絡もなかったのだ。日本だと、会社の都合で施工が遅れる場合、違約金契約があればその支払いはもちろん、まずは菓子折りのひとつでも持ってお詫びと遅延の説明に出向くのが普通ではないだろうか。それがこっちでは謝罪どころか客が悪いとけんか腰。喧嘩で言い負かしたほうが勝ちと言わんばかりにああ言えばこう言うで、全然自分たちの非を認めないのだ。それでも夫はねばりにねばって、違約金が払えないならせめて物で払えと交渉し、コタツテーブルと座布団をサービスしてもらうことになった。で、肝心の施工はいったいいつになったのか。26日までに、という話だったが、結局26~28日に施工ということになった。約束の期限を3週間以上オーバーしたことになる。しかもその時つばめはすでに27日の日本帰国エアチケットを取った後。日程的にはかなりゆとりがあったはずなのに、和室の施工の完成を見ないうちに日本に帰国することになったのでした。つづく。
2010/04/06
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つばめさんは昨年末までいろいろとリフォームの話を書いていたけれども、おうちはもう完成したのでしょうか、と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。リフォーム自体は12月にシステムキッチンの施工が完了した時点でほぼ完了しており、残りは和室のみ、という状態でつばめは日本に帰国。年始は日本にいたため和室のできあがりが分からず、違う話題の日記をお届けしていました。ではリフォームの最後、和室の施工について何回か書いてみようと思います。実は和室の内装契約書では、契約後45日以内に施工となっていて、つばめが年末に日本に帰国する前にはすっかり出来上がっているはず、だったのです。が・・・。和室にする部屋の壁も塗り終え、セントラルヒーターの設置も終わっても、京都和室からは一向に連絡がありません。そこでこちらから電話をして確認をしてみました。「ずっと連絡がありませんけど、いつ和室の施工に 来てくださるんですか」すると京都和室の担当者、「和室の施工は2,3日で終わりますので、 ほかの部分の内装がすべて終わってから施工に伺います。 もう他の内装は全部は終わりましたか。」と聞く。もうほぼ全部終わったから明日にでもきてほしいというと、確認します、と言ったっきり連絡がない。3日ほど待ってみたが音沙汰がないので、もう一度電話をしてみると、「13,14,15日のいずれかに伺います」と言う。できれば早いほうがいいので13日でお願いします、と言うと、担当者、確認します、と言って電話を切った。それっきりまた音沙汰なし。つばめが日本人だからなめられているのかと思って、夫に電話をかけて確認してもらったところ、13、14、15日ともに行けなくなったという。18日だったら行けるというのですが、つばめの日本帰国のこともあったので、もう少し早くこられないのですか、と聞くと、先方、再び確認しますと言って電話を切ったそう。これを聞いて不信感が募るつばめ。確認します、確認します、っていったいいつになったら日付を確定できるのか。夫が言うには、どうも何か材料が揃っていないか、職人さんが手配できないか、いずれにしてもいつ施工に来られるか分からない状態なんじゃないかという。何週間も施工が遅れるとは言えないので、数日ずつ日にちを引き伸ばしているのではないか、って。つばめは怒って、契約書には契約後45日以内に施工と書いてあって、それを超えると違約金を払うことになっているのだから、京都和室側のなんらかの理由で施工が遅れるのなら、違約金を払ってほしいと言ってよ、施工が遅れる理由の説明もなし、謝罪もなし、それどころか連絡もないってどういうことよ!と夫に当たる。つばめは年末、日本に帰国する予定だったのだが、和室の施工日が決まらなければ、飛行機の切符も買えない。電話じゃらちがあかないので夫と一緒に京都和室の店舗へ行って問い詰めると、担当者は今はいつ施工できるか分からない、どうしようもないと開き直った。それじゃ話にならないから責任者を出してほしいというが、のらりくらりと逃げて上のほうにつないでくれない。つばめは家に測量に来た人が経営者の一人であったことを思い出し、彼に電話してみると、電話つながらず。何回かけてもつながらないので、携帯ショートメールを送って、やっと返事をもらった。「25日までには施工に伺います」という一行のみの返信。なぜ施工がそんなに遅れるのか、なぜ日付を確定できないのか、おわびの一言もないのか、言いたいことは山ほどあったが、「中国ではよくあること、 もう待つしかないよ」と夫が言うので、それ以上メールの返信はしませんでした。つづく。
2010/04/05
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月曜日、木目板会社の職人さんが床の敷設工事にやってきました。職人さん、つばめたちの部屋の寸法を測った後、「あなたたちの買った材料では足りませんよ」と言う。えーっ、店でうちの家の見取り図を見せて計算した上で、多めに板を購入したのに?どのぐらい足りないのか聞くと、一箱分足りないという。「多めに材料を購入したのに、本当に足りないんですか? とりあえず今ある材料を全部使ってみてください。 その上で数を数えて足りなければ追加購入します」とつばめ。午前から始まった敷設工事、午後に見に行ってみると奥の部屋はもう板を敷き終わって、リビングも半分以上敷き終わっている。「やっぱり足りませんか」と聞くと、足りないというのでそれじゃあ、と追加でもってきてもらうことに。しばらくすると、職人さんがつばめを呼びに来て、「これ、新しく届けてもらった材料です」と言う。見ると2箱。「え?足りないのは1箱だったのではないのですか。 どうして2箱も来たのですか」と聞くと、「余ったら返品できるから、多めに持って来させました」という。返品できるなら、とそのまま6階に運んで工事を続けてもらった。1階でチビちゃんの相手をしながら過ごし、またしばらくして見に行ってみると、板は全て敷き終わっていた。「板は何枚余ったのですか」と聞くと、1枚残らず使い切ったという。もともと1箱足りないと言っていたのが、2箱まるまる1枚の差もなく使ったって、そんなことあるのだろうか、と半信半疑のつばめ。ああ~、追加材料が来た時点で、一緒に上に上がって、見張っているべきだったと気づいても後の祭り。見ていなければ、余った材料を切り刻んで使ったように見せるのだって簡単だ。職人さんはすでに、床と壁のつなぎ目をT字線という5センチぐらいの太さの板で止める作業に入っている。見ると、壁にいくつもの穴を開けて、そこに木の切れ端をかなづちでたたきこんだ上にT字線をかぶせ、穴の位置に釘を打ち付けている。端から始めていって、ベランダの段差のところまで来た時、職人さんが言った。「ここの段差もT字線で止めるよ」という。ベランダはリビングより8センチぐらい高くなっていて、ベランダにはスペインタイルを敷きつめているのだが、その段差の側面をT字線で止めるというのだ。段差の側面にT字線をかぶせてみると、ほとんど段差は見えなくなってしまう。見ばえがよくない上に段差に気づかず、転んでしまいそうで怖い。他の方法はないのかと聞くと、木目色の線をかぶせて接着剤で止める方法もあるという。その方法を使ってくださいと言うと、「でもT字線を使わないと木目が浮き上がってくるよ。 それに、もうタイルに穴開けちゃったし」と職人。見ると、スペインタイルの側面にすでに4つの穴が開けられた後。「もう穴を開けてしまったということなら、 T字線を使ってください・・・」とは言ったものの、実際にT字線をかぶせてみると、やっぱりどう見ても変!結局、木目色の線を接着剤で貼ってもらうことに。そうして、タイルには無残な4つの穴が残ったのです。。。こういう、やってしまったらもう元に戻せない施工は、日本だと事前に顧客の意向をはっきり確かめた上で行うのが普通だと思うが、こっちは逆。やってしまったものは後から客が文句を言ってももう戻せない、賠償するわけでもないから、客がごちゃごちゃ言う前にやってしまえ、という雰囲気である。義父によると、職人の中には、部屋の内装をする客をうらやんで、いやがらせでわざと施工を荒くしたりする場合があるとのこと。思えば、あんなタイルが張ってあるところにT字線をかぶせるなんて、だれが考えてもおかしい。もしかして、本当はこういう場合は普通木目色の線を使うのが普通で、木目板が浮くからとT字線を勧めたのはいやがらせだったのかも?私、何か職人さんの気に障ること言ってしまったのかなぁ。。。新しいうちもまもなく完成しますが、この4つの穴を見るたび、心が痛んで悲しくなりそうです。↓タイルに残った穴。 木の切れ端を打ち込んであります。
2009/12/24
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返品商品がすっかり部屋からなくなって数日後、現場監督がつばめに4枚のレシートを渡して言いました。「この部屋の余った材料を返品しました。 これが返品レシートです。」つばめはえ?もう返品を終えたの?とびっくり。購入レシートがないと返品できないのではなかったのかと聞いてみると、顧客の購入記録があれば、担当の現場監督は購入レシートがなくても返品が可能らしいのです。知らなかった・・・。つばめ、本当にきちんとうちの余った材料を返品してくれたのか確認したい気持ちはやまやまでしたが、今となってはもうどうしようもありません。でも、気を取り直してこう聞きました。「この返品レシートには返品金額しか載っていませんが、 何を返品したのか教えてください。」監督は一瞬、え?と言うようなリアクションをしましたが、つばめが購入した元のレシートを見せると、返品した商品を教えてくれました。3枚の返品レシートの内容は監督が言った商品の値段と合っていたのですが、最後に「で、残りの1枚の返品レシートは余ったタイルの返品です」と言われた時、?と思いました。その返品レシートは67元、だけどつばめの印象ではベランダに使ったタイルが1箱以上余っていたはず。。。それを監督に言うと、「そんなこと言っても、全部返品してこれだけの値段だった」と言い張ります。つばめはどうしても納得できず、「あのタイルは、スペイン直輸入でかなりの値段がしたはず。 1箱以上余っていたはずだから、数百元には なるはずですけど。。。監督さん、返品する際に タイルを一箱、車の中に置き忘れたとかいうことは ありませんか?」と聞くと、断じてない、全部返品した、と言い切る現場監督。結局ここで言い合っても、つばめは、一箱に何枚のタイルが余っていたのかも分からないし、購入レシートには全体の購入金額はあるけど、購入枚数がないので、一体一枚いくらのタイルなのかもはっきりしない。「今度店に行った時、タイルの値段を確認してきます」とつばめが言うと、「確認したければすればいい」と監督、捨てゼリフ。あとでそういうやり取りがあったことを夫に話すと、「つばめは言うべきでないことを言いすぎ。 そんな風に言うと、監督は明らかに疑われていると感じて 気分を害したに違いない」「だけど明らかに値段が合わないんだもの~」とつばめ。翌日、店に行ってタイルの値段を確認すると、やっぱり1箱で数百元することが判明。私たちの余ったタイル、返品されなかったとしたら、どこに消えちゃったの?つばめは監督にそのことを告げたかったのですが、夫にこのことについてはそれ以上追求するな、と止められて踏みとどまりました。スペインタイルが1箱ちょっと余っていたことはたまたまつばめが覚えていたけど、他にどんな商品が余っていたのか、把握しているわけでなし、タイルだけ追求したってあんまり意味がないといえばそうなのですが、どうも腹の虫が治まりません。それでも夫の言いつけを守って、それ以上返品の件については何も触れないことにしました。返品商品を持ち主のチェックなしに持ち出した時点ですでに監督の勝ち、こちらがいまさらあがいても挽回は無理な段階です。・・・が、つばめの心には監督への不信感がくらーく広がるばかりなのでした。
2009/12/17
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そろそろ内装も完了が近づいたある日、現場監督が言いました。「余った材料は今日返品しますね。」分かりました、と返事をしたものの、子供の世話に追われて6階に見に行く暇もなかったつばめ。監督が返品する材料の整理が終わったらつばめを呼びに来てくれるか、そうでなくても返品する際には買った時のレシートが必要なはずだから、つばめにそのレシートをもらいにくるはずだと思っていたのですが、現場監督、そのままつばめに声をかけずに帰ってしまったよう。返品する品はどうなっているかと6階に上がってみると、見事、ぜ~んぶ運び出した後。余った材料はきれいになくなっていました。ここへ来てはじめて、「やられた!」と気づくつばめ。監督が返品すると言った時に、一緒に監督にぴったりついて行って返品材料をひとつひとつ確認すべきだった。。。そう後悔してもあとの祭り。日本ではそんなところまで気を回す癖がついていないので、まさか監督が、こちらに何も言わずに先に商品を全部運び出してしまうとは思わなかったのです。私たちが購入した材料なのだから私たちのもの、それを持ち出すなら、まず持ち主に一言声をかけて確認するのが当たり前だと日本人のつばめは勝手に思い込んでいましたが、ここは中国、そんな常識は通用しないのだったと、事後に初めて気づかされる始末。商品さえ運び出してしまえば、あとは監督の思いのまま。持ち主がどれだけの材料が余ったのか確認をしていないわけだから、監督が「これだけ余っていました」といえば「はぁ、そうですか」としか言いようがない。商品の一部をヤミに流しても、自分のポケットに入れてもつばめたちにはその証拠をつかみようがないのです。監督とも少し仲良くなっていたので、まさかまたやられるとは思いませんでした。監督を無意識に信用していたつばめがバカだった。。。つばめがバカだったとはいえ、なにか監督に裏切られたようで、どこにもぶつけようのないモヤモヤした後味の悪い気分だけが残ったのでした。
2009/12/15
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先日、B&Qで「ハイアール」という中国の電機メーカーの湯沸かし器を購入したのですが、6階のうちのキッチンのタイルを貼り終わったので、湯沸かし器を取り付けに来てもらうことにしました。ハイアールのサービスセンターに電話すると、早速商品の取り付けにうかがうとの返事。「明日の10時はご都合いかがですか」と聞かれたので、それでお願いします、と言って電話を切りました。さて、翌日。ハイアールの職人さんが到着し、6階に上がってまもなく、うちの電話が鳴りました。「うちの者はちゃんと時間通り到着しましたでしょうか」ハイアールのサービスセンターからの電話です。こうやって確認することで、職人を管理しているのです。そして職人さんが取り付けを終了し立ち去った後、再びリーンと電話が。「うちの職人はちゃんと取り付け終了しましたでしょうか。部品代はいくらでしたか?」ハイアールの商品は取り付け費用は無料ですが、部品代を実費で払うことになっています。それで、職人さんが部品代を水増し請求してポケットに入れるなどということがないように、取り付け終了後に再び顧客に電話確認しているのです。ここまでやってくれると安心だな。中国のアフターサービスはまだまだ遅れてるっていうイメージがあったけど、この事前事後の電話確認、日本以上の周到さじゃない?でも逆にいうと、ここまでしないと、職人さんが時間通りに行かなかったり、不正を行ったりすることがままあるということだろうな。中国企業のアフターサービスのやり方の徹底さを見るにつけ、そんなことをしなくても、普通に時間を守り、普通に規定費用を請求して帰るのが当たり前の日本の従業員は素晴らしいと思うつばめなのでした。
2009/12/14
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いろんな人から、「中国式和室の写真をUPして」というリクエストがあったので、とりあえず。こ~んな感じ(ある内装業者のモデルルーム)。よ~く見ると、日本の和室とは違うところがいろいろありますが、パッと見、結構和室の雰囲気出てるでしょう?4畳半の真ん中の半畳の部分は、電動式掘りごたつになっています。ボタンを押すと、畳の中からテーブルが上がってくる仕掛け。おもしろいですね!
2009/12/13
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窓ガラスの取り替えが済んだ頃、セントラルヒーター会社の職人さんが測量にやってきました。つばめは1階でチビちゃんを見ていたので、職人さんと一緒に6階には上がらなかったのですが、しばらくして上がってみると、職人さん、古いセントラルヒーターを取り外した後、色んな部品や管をつないだりして、どうやら設置の下工事をしているよう。つばめは、ん?今日は測量じゃなかったっけ?と思いながらも、何も言わずに1階に戻りました。しばらくして再び6階に上がってみると、職人さんは工事を終えたところで、つばめにこう言いました。「今日の工事で使った部品代760元と 人件費900元を払ってください」つばめは今日は測量だと聞いていたし、セントラルヒーターの代金以外に、下工事の部品代がかかるとは知らなかったので、それを職人さんに言うと、「どこでもみんな部品代を別にもらっています」と言うのです。でも、760元もの部品代、どこに何を使ったのかも分からないし、と思って現場監督に聞いてみると、だいたいそんなものだと言う。工事が全部終わってから支払ってもいいですか、と聞いてみたが、もう部品は使ってしまったので、どうしても払ってもらわないと困るという。まぁ、しょうがないか~、と払う約束をして職人さんと一緒に1階に下り、義父母にその話をすると、義母、「部品代がいるなんて話、聞いていないので払えない」と主張。職人がもう部品を使ったのだと話をすると、「いくらの部品をどれだけの数使ったのか、紙に書いてちょうだい」と義母。職人は部品の値段と数量を書いて、「これでも管のメートルを少なめに計算してあげたのですよ」と必死で主張。それを聞いてつばめは、本当っぽいなあ、払ってあげてもいいんじゃない?と心の中で思ったが、義母、「そんなお金がいるなんて話、聞いてなかったので、 うちに現金を置いてない、今度払うからもう一度出直して」と食い下がる。銀行でお金を下ろしてくるのを待ちます、という職人さんをまぁまぁ、必ず払うことは払うからとにかく出直して、と追い返してしまった。職人さんが帰った後、義母は言った。「部品代がこんなに必要なのかどうか、 会社に確認したほうがいいし、 また部品を大目に請求していないか、 6階に上がって現場をちゃんとチェックしてから 払っても遅くない。 だいたい、ヒーターの設置もまだ終わっていないのに、 部品代ばかりか人件費まで請求するなんて、おかしいよ。 つばめが外国人でお人よしそうに見えるから、 なんでも請求するんだよ。そんなのに素直に応じちゃダメ」そう注意されて、いちいちそうか~、なるほど~、とうなづくつばめ。もし義母がいなかったら、部品代ばかりか、きっと人件費も一緒に払ってしまっていただろう。日本の感覚でついお金を払ってしまいそうになりましたが、中国ではお金を払ったらそれで終わり。その後、会社がドロンしてしまってもどうしようもないし、本当は部品代は必要なく、職人さんがうちから取った部品代をポケットに入れていたと分かってもあとの祭り。だから、支払いはあとに延ばせるだけ延ばすというのが中国では常識だ。日本企業が、中国で代金の回収に四苦八苦しているというような話を聞くが、さもありなん、でも支払いを延ばすほうの気持ちもちょっと分かる気がした今回の一件でした。
2009/12/08
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今日、偶然に同じアパートの隣門3階のおうちを見せてもらう機会があった。アパートは階段を登って左右に2戸ある造りなのだが、ここも例によって3階の左右2戸ともひとつの家族の所有らしい。階段を上って、左側のドアを開けると、まず目に入ったのが、美しい彫刻がなされた様々な木製家具たち。リビングの椅子からテレビ台、そして電灯にいたるまでチャイナ風にまとめられている。このお宅も最近、B&Qで内装をしたばかり。家具はチャイナ調とはいえ、洋風にも合う明るい木目床と統一された白いドアがモダンな雰囲気をかもしだしている。左のうちはリビング以外に3部屋あるのだが、そのうちの1つをダイニングに改造。素敵なチャイナ風テーブルと椅子が6つ。サイドテーブルに置物が飾られ、壁には素敵な絵画がかかっている。奥の食器棚には美しいグラスやカップが並び、もうひとつのガラス棚にはお酒類が飾られている。そしてベランダ。左右のうちのベランダをつないで、廊下のようにしてあり、陽光がさんさんと部屋にふりそそいでいる。例によって、ベランダとリビングの間をつないであるので、解放感がある。きれいに植えられた鉢植えの植物たちも目を楽しませてくれる。そのベランダ廊下を通っていくと、もうひとつのリビングへ。そう、右側のうちのリビングだ。右側はリビング以外に2部屋あるのだが、そのうちのひとつは部屋全体が物置になっていた。なんて贅沢な・・・(笑)!そして、左のうちのキッチンと洗面所はくっつけて一部屋にし、ひろびろとしたキッチンを実現。逆に右のうちのキッチンはつぶして洗面所を広げ、バスタブとガラス張りのシャワー室、そしてひろい洗面台が据え付けられ、花など飾られている。まるで5つ星ホテルの洗面所のよう。これはメインの洗面所で、もうひとつ洗面所があるのだ。見学しているうちに、なんだか迷路に迷い込んだような気分になってきた。広い、広すぎる~。こんなところが、うちのアパート内にあったなんて!もとの内部の間取りはうちと同じはずなのだが、左右の2戸をつないでいるのと、リフォームしているせいで、とても同じ間取りだったとは想像もできない。なにより驚いたのは、この2リビング+5部屋のうちに老夫婦2人で住んでいるということ。義父母の話によると、この老夫婦は香港で長年仕事をしていて、香港にも家があるし、北京にもいくつも家があり、子供たちも外に住んでいるので、会社から安く譲り受けたこのアパートの2つのうちは老夫婦しか住む者がない。なので、左右ふたつのうちをつなげて改装してひろびろと住んでいるのだそう。お金は腐るほどあるんだって~!それを聞いて、なるほど~、それであの内装、あの間取り、そしてあの精緻な彫刻の家具たちにも納得。この老夫婦には、外で時々会って挨拶する程度の交流があったが、まさかこんな優雅な暮らしをしているとは思いませんでした。でもこのレンガ造りの6階建てぼろアパートの外観と、ドアを開けて入った部屋の中の様子と、ギャップがありすぎる。。。日本人にはちょっと信じられない感覚です。あまりにも釣り合いがとれていないのです。今までも、このアパートの前にいろんな高級外車が止まっているのを見て、なんだか不思議な気分がしていましたが。。。皆さん、ぼろアパートに入っていく中国人を見て、「こんなつぶれそうなところに住んで、かわいそうに。。。 やっぱり中国庶民はまだまだ貧しいんだなぁ」などと思うなかれ。そのぼろアパートの玄関を入って部屋のドアを開けた途端、夢のような優雅な世界が広がっているかもしれないのです(笑)
2009/12/05
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先日、窓枠と窓ガラス取替の話を書きましたが、それにまつわる話をひとつ。6階の窓を取り替える時、義父が、「外の車を見張りに行かないと」とそそくさと外に出て行きました。それっきりうちに戻ってきません。後で聞けば、外に立って、「6階のうちの下に車を止めようとする住民がいたら、万一、窓枠やらが落ちて車を傷つけてはいけないから、他のところに止めるように注意を促していた」というのだ。それを聞いてちょっとびっくり。窓が落ちて下の車を傷つけたら責任を取るのは窓の会社じゃないの~?なにもお父さんがわざわざ寒空の中、ずーっと見張ってることはないんじゃない?・・・と思うのは日本人の感覚で、義父がいうには、窓ガラスを替えているのはうちの家なので、責任を逃れられないというのだ。え~っ、そうなの~!?確かに、もし窓が落ちて下に止まっていた車を傷つけたら車の持ち主は、まずうちの家の者に苦情を言いに来るだろう。うちはもちろん、窓枠会社に責任を取るように言うだろうが、窓を落としてしまった職人さんは田舎の農民出のような感じでとても高い車の修理代を賠償できないだろうし、会社もそういう保険に入っている可能性は低いから、もめるのは必須。賠償しようにもできないから、何とか責任を逃れようとするに違いない。そういうのを見越しての義父の行動なのだ。何かあってもめるとややこしいから、事前にそういう可能性があることを排除しておこうという義父のザ・もめごと予防作戦。日本だったら、見張るにしても窓枠会社の人が見張るか、下に縄などを張って車を止められないようにするとかすると思うのだけれど。。。日本は会社が責任を取るので、会社が事故を事前に予防しようと対策を取るのが普通ですよね。そうそう、うちの工事に来ている職人さんがドリルで壁に電線を埋め込む溝を掘る際に誤って隣の壁まで穴を貫通させてしまった時も同じことを感じました。日本だと工事請負会社が隣の家まで出向いて謝罪した上で、修理代+αを賠償するのが普通かと思いますが、こっちでは違いました。会社は出てこないのです。そして、ミスってしまった職人さんも知らんふりで、隣家からうちに苦情を言いに来て初めて事件が明らかになる始末。結局、うちが壁を塗る際に、一緒に隣家の穴も修理するということになりました。え~、そんな程度で済む話なんだ、とあっけに取られるつばめ。隣家もきれいに内装してまだそんなに経っていないのに穴を開けられて、内心穏やかならないものがあると思うのだけれど。。。中国の会社は、一流の大会社を除いて、日本の会社のように万一のミスや事故の時、責任を取ってくれるとは限らない、だから客である依頼主が事前に事故やトラブルの予防に努めなければならないんだなぁ、と気づかされた事件でした。↓お母さん、食べて!
2009/12/04
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うちの古い内装の取り壊しがほぼ終わる頃、窓枠と窓ガラス業者の人がやってきた。古い窓枠・窓ガラスを取り外して新しいのを据え付けてもらうのだが、「取り外した古い窓枠・窓ガラスは置いておいてくださいね」と言うと、古い窓枠・窓ガラスは引き取ることになっているとの一点張り。古い窓ガラスはうちの義母が親戚にあげる約束をしていたので、残しておいてほしかったのだが、業者さんは、古いのを引き取らせてもらえないなら、窓ガラス外し料700元を払えと言う。仕方がないので、古い窓枠・窓ガラスは業者さんに引き渡すことにして、取り外し開始。後から契約書を読んでみると、小さい字で古い窓枠・窓ガラスは業者が引き取る旨が書かれていた。そういう約束だったらしょうがないですね。契約書をよく読んでいなかったこちらが悪いとはいえ、こんなところで少しでも回収しようとする業者も業者だなぁ。。。さて朝7時から始まった窓枠の取り外しも終わり、いざ新しい窓の据え付け時にまたトラブル発生。現場監督が、窓ガラスに換気扇、ガス湯沸かし器などの排気口を開けないといけないという。さんざんもめた後、運び込んでいた新しい窓ガラスをまた工場に持ち帰って穴あけ加工。それが終わって窓の据付けが終わると、また現場監督が言った。「窓枠が以前の位置より内よりになっている。窓枠業者に付け直しさせるべきだ」というのだ。そうしないと、三方の窓枠の内側部分のでっぱりの厚みが変わるので、見栄えがよくない、と現場監督。それを窓枠業者に言うと、「雨が直接当たらないように、わざわざ位置を内側に寄せているのです」と主張。この他にも、窓の開閉位置が、依頼したのと逆になっていたりして、もめにもめ、結局、その日の晩、窓枠会社の女社長がうちまでやってきて、3部屋+ベランダの窓の取替え合計8500元のところ、200元値引きしてくれるということで決着がついた。え?たったの200元だけって?そう、でも社長がじきじきに来て説明してくれ、雨よけのため、位置を内側に寄せたというのはどうやら本当らしく、窓枠会社のミスは事前にその説明をしなかったことと、窓の開閉位置のみ。しかも、依頼したのより、逆に開閉するほうが実は便利だったということが分かったので、あまり強く値引きを主張しませんでした。あとから考えてみるとあの現場監督、自分の紹介した窓枠・窓ガラス業者を使わなかったから、いやがらせでいろいろケチをつけていたのかも!?監督はいつも現場でいろいろな施工を見ているから、雨よけのことなど、きっと知っているはずだと思うのだけれど。。。とにかく、朝から晩までかかって、もめにもめた窓枠・窓ガラスの取替えだったのでした。↓犬のホワンホワンとチビちゃん チビちゃんが生まれてから、 ホワンホワンは家族のスターの座を奪われ、 消沈気味。チビちゃんにも興味があるのですが、 近づくと怒られるので、最近はチビちゃんと 目も合わせません。チビはホワンホワンを 見つけると喜んで突進して行くので、 ホワンホワンはおびえて震えている時も。。。 今まで自由に行き来していたソファーの上や、 窓際の日当たりのよい場所もチビちゃんに占領され、 本当にかわいそうです。
2009/11/28
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現場監督さんにうちの古いセントラルヒーター50片を500元で譲ることになって数日後のこと。B&Qで購入した副材料が届き、現場監督がつばめたちの代わりに数を確認してサインをしてくれたはずなのだが、義父が監督に内緒で数えてみると、コンクリートと砂の袋が足りない。義父が、「他の材料はあまり見てないけど、コンクリートは余ったらうちで使いたいので、しっかり数を確かめてる」というようなことを言うと、気まずくなった現場監督、「コンクリートは買った全部を使うか分からないから、一部はまだ部屋に運びこんでいない」というようなことを白状。でもそれだったら、私たちにそれを言うべきだし、商品受け取りのサインはできないはずだ。商品が不足しているのに、受け取ったことになっているのは明らかにおかしい。計算してみると、どうやらちょうど500元分のコンクリートが届いていないよう。はっきりとは言えないけど、ヒーター片をタダで譲らなかったので、気分を悪くして、届いた副材料から天引き(!?)したのかも・・・。本当は現場監督に任せないで、副材料が届くたびに、うちの者がALLチェックしたらいいのだが、それも大変だし、第一そんなことしても監督が不正をしようとしたら、いくらでもできるし。。。チェック時点で購入レシートどおりの副材料が届いていても、その後、その材料をこっそり持ち帰ってヤミ市場で売りさばくことだってできるのだ。「あの材料はもう使いましたよ」と言われたら、素人の私たちにはどこにどのぐらいの量の材料を使うかなんて、全然分からないし、「はぁ、そうですか」としか言いようがない。それでも、今回のことで、購入資材が届いたときのチェックを監督に任せきりにするのは危ないということで、資材が届いたときには、できるだけ家の者が立ち会って数を数えることにしました。はぁ~、監督を見張るのも気が抜けなくて大変です(笑)。
2009/11/27
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窓ガラス事件から数日後、ちょうど古いセントラルヒーター片を取り外すことになった時、現場監督が義父にこう言ってきた。「ちょうどうちの田舎の親戚が内装するので 古いセントラルヒーター片を譲ってほしいと 言われているのだけど、あなた方のうちの セントラルヒーター片を1片10元で譲ってもらえませんか」という。義父は家族と相談するといっていったん引き上げた後、廃品回収のおじさんに聞いてみると、1片15元以上で引き取るとのこと。それを聞いて、ピンときた義父。現場監督の田舎・江蘇省までこのヒーター片を運んで再利用するなんてことはありえない。きっと廃品業者に売り払って、左から右で間のマージンを稼ぐつもりなのだろう。夫にいうと、現場監督にお世話になるのだから、言い値で譲ってあげたら?とのこと。ヒーター片は50あるので500元で譲ります、と現場監督に告げた。その後も現場監督、古い内装を取り外すごとに「このドア、いらないなら譲ってもらえませんか」「ガスヒーターほしいんですけど」「古いコンロをもらっていいですか」と際限ない。確かに古いものは全部処分するのでいらないといえばいらないのだが、二束三文とはいえ、廃品回収に売り払えば、全部で何百元かにはなるもの。お客の物をあれこれほしがるって、どうも気分が悪い。それでも、やはり現場監督の気分を損ねて、見えないところで手抜き工事をされるほうが大変なので、ほしいと言われたら素直にあげることにした。でもつばめは監督さんに一言言いたい。あなたはうちの内装に来たのですか、それともうちの廃品を物色に来たのですか、と。
2009/11/25
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「今度の現場監督、かなり黒いよ」工事が始まって数日後、夫がつばめに告げた。「『窓枠と窓ガラスの取替え、B&Qで頼んだら、 1平方メートル500元以上かかるよ、 僕が紹介する窓ガラス屋さんなら380元でできるけど、どう?』 って現場監督に言われたんだけど、 近所のうちの人に聞いてみたら、 同じタイプの窓で200元でできたそうだよ。 きっとあの現場監督、間でかなりの仲介料 取るつもりだったんじゃないかな。」それを聞いてつばめもびっくり。B&Qの現場監督だから、と安心していたが、ちょっとでも自分が儲ける隙があったら儲けようというその根性、油断ならない感じ。日本だと、会社の看板背負っているのだから、変なことできないというのがあると思うのだけれど、この現場監督はB&Qの看板よりも自分の利得のほうが大事らしい。監督は現場を見張ってくれるはずだけど、その現場監督を見張っておかないといけないなんて、疲れるなぁ。。。とにかく、出だしからこちらを不安にさせる一件だったのでした。
2009/11/24
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うちの古い内装の取り壊しが終わった頃、「今日の午前、ドアの採寸に行きますので よろしくお願いします」とドア業者から連絡があった。それで、いつ来るかと待ち構えていたのに午前中は来ず。中国では時間通りに来ないことが多いので、きっと遅れて午後に来るのだろうと思って待っていたが、待てど暮らせどドア業者さんは来ない。結局その日、ドア業者さんが来ることはなかった。「ドア業者さん、採寸に来ると言っていたのに 来なかったけど、こっちから連絡しなくていいかな」と義父母に聞いてみると、ドアは一番後に取り付けるのだから急がない、別に連絡しなくてもいいという返事。約束の時間に来なくても、工期に影響しなかったら別に気にすることはないというのが義父母の考え。「そんなことより、今日、購入した副資材が部屋に届いてたみたいだけど、買ったのと同じメーカーか、数は間違いないか、そっちのほうに注意を向けないと。」と言われてしまいました。どうも、中国人の義父母から見ると、つばめはどうでもいいことばかり気にしていて、肝心のところを全然チェックしていない、と映るよう。でも日本人としては、約束の時間に業者が来なかったらやっぱり気になるよねぇ。。。副資材はB&Qの現場監督が数をチェックして受け取りのサインをしてくれるということだったので安心していたのだが、これがやっぱり安心できないということが後々判明しました。というのは・・・、つづく。↓古い内装をはがすと、むき出しになったレンガの 隙間から、外の青空が透けて見えてびっくり! 今までこんなこわ~いところに住んでいたのだと 知ってしまいました。。。
2009/11/23
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設計費500元を払うと、翌日部屋の測量に来てくれたのは日本語が少し話せる男性。聞くと、理系の名門、ハルピン理工大学建築科(だったかな?)を卒業後、日本の大学院に留学し、和室建築を学んだそう。応対も丁寧で、さすが日本に留学していただけあります。この人は店の経営者のひとりだそうです。経営陣の中には日本人も含まれているとのこと、やっぱりここの店に決めてよかったと思いました。数日後、上がってきた図面を見てみると、4畳半ということでびっくり。つばめは、この寝室の広さだと8畳敷けるかな、でも押入れや入り口の面積があるので、6畳ぐらいかな、などと想像していたのですが、まさか4畳半しか敷けないとは思いませんでした。中国の部屋の寸法は、畳を敷くのには帯に短したすきに長し、6畳には部屋のタテ幅が少し足りず、4畳半だとタテ幅、ヨコ幅ともに余ってしまいます。余ったヨコ幅部分は板間にしてテレビなどを並べるようにし、窓際のタテ幅部分には地面から30cmぐらいの低い戸棚を端から端までずらっと4つ並べるというデザイン提案。日本ではそんな戸棚の作り方はまずしませんが、中国の窓は日本の窓より高い位置にあるので、戸棚がないと変な感じになるというのです。「でもそんな戸棚を作っちゃうと、 部屋がますます狭くなるし、いらない」と言ったのですが、夫が、「戸棚を作ったら畳の敷けない部分をカバーできるし、 戸棚の上に電話やパソコンを置けるということだったら、 便利だからつくろうよ」と言うので、妥協して作ることにしました。その後は、畳の種類や畳の縁の色を選んだり、壁紙やふすま紙、そして電灯を選んだりして、契約書作成。約28,000元の総費用の半分ちょっと、15,000元を支払って、測量した部屋のサイズに合わせて内装材料を加工してもらうことになりました。京都和室は繁盛しているようで、加工の順番待ちで1ヶ月半かかるとのこと。でも、現場では加工された材料を組み立てたり、壁紙を張ったりという簡単な作業だけなので、オーダー加工された内装材料を部屋に持ち込んでから2日で和室が仕上がるそうです。1ヶ月半というと、うちの他の部分の内装が終わる頃なので、ちょうどいいかな。それにしても、組立式和室なんて中国らしい。オーダーメイドといっても、ほとんどの材料は規格化されているそうです。なんだかプラモデルみたいだけど、ちゃんとできるのかなぁ。。。とにかく、和室の仕上がりが待ち遠しいです。「京都和室」住所:北京市長陽区十里河家美C座一層電話:010-8736-3525、5847-8150HP:www.ktws.com.cn
2009/11/17
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部屋のひとつを和室にすることに決めたつばめ夫婦、B&Qの建築デザイナーの紹介で「京都和室」という和室内装専門店に出向きました。日本で暮らしている時は和室は電灯は暗いし、壁はボロボロ落ちるし、自分の部屋は洋室が使いやすくていいと思っていたつばめですが、京都和室に出向いてみて、「ほー、これはいい!」とうれしくなりました。つばめが思っていた和室の不便さや欠点が見事改良されているのです。店に入ってみると、掘りごたつの和室が作られていたのですが、壁の色が明るい。洋室でもいけそうなイメージだけど、和室にも合うという色。しかも塗り壁ではなく、和風壁紙なので壁土がボロボロと落ちてくる心配もありません。そして電灯は暗いイメージの吊り電灯ではなく、天井に直接つけるフラットタイプの明るい電灯。でもデザインは花柄の和紙や格子などを使い、和室に合うように作られています。そして押入れ。布団を入れるだけではなく、クローゼットのようにコートや上着をかけられたらいいのになぁ・・・と思って聞いてみたところ、「そうなっていますよ」とのこと。中国の押入れは布団が収納できると同時に服もかけられるように改良されているのです。床は、他の部屋より30cmほど高くなり、畳を上げると、その下は物置になっているとのこと。収納が少ない中国の家で、物を入れる場所は多ければ多いほどいい。思わず、中国式和室バンザイ!と心の中で叫んでしまいました。「北京は他にも和室内装の店がありますか」と聞いてみると、近くにもう一軒、そして北京の北のほうにも一軒あるとのこと。つばめたちは教えてもらった近くの和室内装屋さんにも行ってみましたが、実物サンプルがたくさんある「京都和室」がやっぱりいいかな、ということでこの店で内装をしてもらうことに決めました。つづく。
2009/11/13
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中国の内装は日本と違って面倒で、全ての建築資材からドア、窓、トイレに至るまで自分で購入して部屋に届けてもらい、施工業者に工事をしてもらうというスタイル。そして、施工の間中、自分の思ったとおりになっているか、また手抜き工事をしないか、材料のごまかしはないか、見張っていなければなりません。夫も仕事があるし、そんな大変なことできないということで、「百安居(B&Q)」というホームセンターのような店で内装に必要ないっさいがっさいを購入し、そこの店のデザインセンターで、設計から内装まで全部請け負ってもらうことにしました。手順は次のとおりです。1.B&Qの建築デザイナーに内装するうちまで来てもらい、 部屋の測量・基本設計図面を引いてもらう。 (測量費100元、設計代1000元)2.デザイナーさん同行のもと、 トイレやバスタブ、ドア、タイル、床材、 セントラルヒーター、システムキッチン一式など 主要材料を選定、購入予定品目のめどを立て、 それをもとに主要材料費、副材料費、人件費などを 計算し、契約書作成。 (内装資材は全てB&Qで購入するという契約)3.予定人件費の55%と管理費を支払い、施工開始。 現場監督の同行のもと、まずは当面の施工に必要な コンクリートや砂利、接着剤や電線、配管など 約70品目にわたる副材料を購入、現場に届けてもらいます。 その後は進捗状況に合わせて、タイルや天井材、 床材、ドア、キッチン一式など主要材料を 順次購入していきます。4.最初の3日間は壁や古い内装の取り壊し。 その後窓枠の取替え、電線・水道管・ガス管の配置等。 同時に、購入したドアやセントラルヒーター、 システムキッチンなどの会社の人が順次やって来て、 設置部分の測量を行います。5.工事の半ば、基本部分(表からは見えなくなる部分) が完成すると、B&Qから派遣された人と現場監督、 そして依頼主の三者立会いのもと、 現場確認を行います。6.確認後検査合格したら、人件費の40%を支払い、 工事の後半、仕上げに入っていきます。 きっとトイレやキッチン、ベランダ部分の タイルを貼ったり、天井や床を張ったり、 壁を塗ったり、測量した部屋のサイズに合わせて 加工されたドアやセントラルヒーター、システムキッチン、 それにトイレ、バスタブ、洗面台などを 設置していくのかな。7.施工終了後、人件費の残り5%を支払い、 購入した材料の余りは返品できます。今はまだ電線の配置を行っているところなので、今後本当に上の通りに進んでいくのかどうかはまだ分かりません。ちなみに予定費用はというと、材料費 約56,000元人件費 約16,000元管理費 約 2,700元合計 約74,700元(約100万円)となっています。B&Q、マニュアル化された手順と明瞭会計がいいですね。材料費や人件費は、項目ごとに細かく書かれた明細を書面で渡してくれます。きっと細々とした追加費用がかかって、結局この予算を超えていくとは思うけど、リビングと2ベッドルーム、そしてキッチンとお風呂場、ベランダまで一から全面内装してこの費用は安いと思います。B&Qに一括依頼せず、一般の建築資材卸売市場などで材料を購入し、自分でデザイン会社や施工会社を探してそれぞれ依頼すると、もっと安く上がるかもしれませんが、あちこち走り回って管理が大変ですね。うちはチビもまだ小さいし、あちこちの卸売市場を回っている暇もないし、やっぱり管理費を払っても、B&Qでやってもらうのがいいという結論に達しました。ちなみにつばめ達は寝室を和室にする予定で、これはB&Qではできないので和室専門の内装業者に依頼しており、上記とは別に約3万元ほどかかる予定。窓枠と窓ガラスの取替えも別業者に依頼し、8500元かかりました。全部合わせて内装費用は12,3万元(150万円)ぐらいかなぁ。今のつばめは、和室で畳のにおいをかぎながら眠るのと、新しいバスタブにお湯を張ってゆっくりつかるのが楽しみです。さて、果たして無事にそんな日を迎えられるのか、内装の進み具合をまた随時報告していきますね!↓B&Q(百安居)
2009/11/11
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