変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2005/04/12
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カテゴリ: キネマ

わてには、どうも雷様には無感と思とりますがな~あ
暗く陰湿な龍之介になりそうな感じでな~あ・・・
ところが、これを見てなーあ、すごいなーあ、お浜のすごさに圧倒されましたがなーあ。
怖い女でっせぇ・・・ 玉緒ちゃんですがな~あ、凄かったーあ。

タイトルバックが瀑布ですがな~あ、滝の幽玄げ世界へ誘うようでんがなーあ
東映のもなーあ、ストーリーはなーあ、そう変わりがないですがな~あ
タテのシーンの迫力は違いますわ・・内田吐夢の殺陣はすごかったですなあー
こっちは、まあ言えば美学ですなーあ。

この小説なーあ、中里介山の大長編小説でしたな~あ、「徳川家康」が出るまでは、一番長かったでしょうなーあ。わてですかーあ、読もうと挑戦したんですがなーあ、挫折しましたな~あ

監督が三隅研次で大映の時代劇のエース、脚本は何と衣笠貞之助ですがなーあ

セットなんかも、東映の方は華麗ですがなーあ、こっちはシックでっせぇ

冒頭のシーンですがなーあ、大菩薩峠で巡礼の爺を斬り殺すシーンですがなーあ。
その前に、美しい大菩薩の展望ですがな~あ。お堂があるんですがな~あ
この作品ではなーあ、野猿が印象に残るように使われてましたな~あ

御嶽山奉納試合の勝ちを譲れとなーあ、相手のかあちゃんがなーあ、虫のいい頼みに来ますんや。
それなら、山吹色持ってくるところろをなーあ、負けたらうちの家が困るから、勝ちを譲ってとなーあ
これは、小説の通りでんがなーあ、まあ時代の違いですかな~あ
そして、帰り道を襲って、水車小屋に連れ込んで、レイプするんですがなーあ
「女の操と男の武道」この謎を。。。なんてなーあ・・・
これを笑っちゃ、この小説が成り立たないなーあ。

そして、女はお浜というんですがな~あ、三行半もらってなーあ、龍之介を慕って後を追っていくんですがな~あ
この執念のすごさなーあ、玉緒ちゃんの迫力には負けましたな~あ

殺された、巡礼の孫娘のお松が波瀾万丈の人生をたどるんですがな~あ、これが山本富士子ですねん
ちょっと、お高くとまりすぎてる感じですなーあ、そら東映の丘さとみのほうがぴったりしてましたな~あ

神屋主膳の屋敷に奉公するんですがなーあ、こゝでの名物はなーあ、かるたですねん、自分の札を取られとなーあ、1枚脱がされますねん・・ 主人がそれを見て、楽しむんですがな~あ。
これは、東映では腰元だけで、♂は主人だけですがな~あ、大映版は男も加わってましたがな~あ、ちょい不自然ですなーあ、カルタといっても、百人一首ですけどな~あ。
お松が脱がされ時に、盗賊が入って、騒ぎが起こり、その隙に、逃げ出すんですがなーあ

殺陣の見せ場は、島田虎之助が襲われてなーあ、相手を切り倒すシーンですがなーあ、これは東映版の凄い迫力にはかないませんでしたな~あ

そして、京に上った、龍之介が か宇津木兵馬と対決シーンで、第1巻の終わりですなーあ。
わてには、片岡千恵蔵のイメージが強く残ってますがな~あ





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最終更新日  2005/07/05 12:37:32 PM
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