高校2年生


ここの寮は自称「進学寮」と呼ばれていていた

この寮を建てる時に土木工事をしているんだけど
その場所は元々無縁仏の墓地跡で
その墓地跡を掘り返すものだから無縁仏の墓石がボロボロ出て来る
その出て来る数も数00個を越え

何が出来るか知らなかった私は
絶対に住みたくはない場所と思っていましたが
ここに2年間住むことになるとは。。。
(T▽T)アハハ!

今まで住んでいた寮は8畳に6人が住んでいた
ほんの小さな机に敷き布団
男臭くてたまらない部屋だったが

進学寮は2年生と3年生の成績上位だけが住むことが許される
学期末のテストの結果により部屋の入れ替えがあるが
6畳に2人が住み、暖房も完備
消灯後も電気が点いていて
(コンセントの電源のみ)
学習部屋があり
消灯時間も1時間延びた
学習部屋は各教科の先生が7時~9時まで寮で授業をする
授業といっても数学と英語が主だったが
学校の意識改革と言ったら良いのだろうか?
まさに画期的な進化だった

こんな生活をする中
私は中学生の頃には全く考えていなかった
大学へ進学することを考えだした
その頃の私は歴史が好きだったので
本格的に歴史を学べる大学を目指していたが・・・・・・。

部活動の方も体育の授業で柔道をする私を見た
柔道の顧問の先生が保証人へ掛け合って
寮に入った頃から柔道部へ移っていた


まぁ~2年生と言うことで
多くの同級生は学校を去っていったが
楽しく充実した学園生活を送っていた

そんな学園生活を送る私に3男義兄があることを持ちかけてきた
その体験が私の人生に多大な影響を与えることになる


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