“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2024.07.26

鮨らぁー麺釣りきん本店　＠　～横浜名物寿司とらーめんの業態

カテゴリ：業態研究

鮨らぁー麺釣りきん本店　＠　～横浜名物寿司とらーめんの業態
　こちらの店を実査してみたかったんですが、基本、市場関係者、仕入人向けの飲食店なもので、市場関係者である多田さんの都合次第でした。
ちょうど休市日で市場内の業務作業車がない日に都合がつきましたので、調査してみたいと思います。

　『鮨らぁー麺釣りきん本店』はわかりにくい場所のようで、車でアクセスしたわれわれは一方通行地獄にはまり、なかなか店舗にたどり着けません。
二階経由でようやく到着できました。

　13時前店に到着しましたが、休市日にも関わらず3人ほど並んでいます。
まず、食券を買ってそこにならび、順番を待ちます。

今日は貝だしらーめんと寿司8カンのセット税込2,000円にします。

20分ほどしてから店内に案内されました。

　こちらを運営している「株式会社 First Drop 」社はこの業態に力を入れているようでこちらの物件を入手したときに数千万円かけて改装したようで、かなりきれいな店舗です。

店内では、ワンオペで握って、ラーメンをつくってスタッフが黙々とやっています。
3名分席があき、私たちとうしろのお客様が案内されました。

　まずはカウンター席回りをチェックしましょう。

おお。シャリはミシュランを意識してか“赤シャリ”ですか。
少し前に紹介しました『湘南バルはなたれ The Fish and Oysters 』でふれたと思いますが、店舗数がある「株式会社 First Drop 」社は市場の買参権を取得していて、魚の仕入のアドバンテージがありますね。
寿司楽しみですね。
ガリは名物の昆布ガリです。

多田さん曰わく最初スープは今ひとつだっとかですが、良くなっているとのこと。

かいわれはオーケーストアにダッシュして買いに行っているとのこと。
さすが！

握りの内容ですね。

右はあご酢です。

握り8貫が来ました！！

本まぐろ中トロ、ばちまぐろ赤身、千葉天津のめだい、ねぎとろ手巻き、
気仙沼の鰹といなだ、地元子安の鱸、真鰺丼、

名物の昆布ガリ。
寿司うまいです。

ほどなく、貝だしらーめんが到着。

かつおぶしの香りのラードがたぷり入っていてスープが冷めなくて良いですね。
眞鍋さんからスープはいかがですか、と。ほうほう。
そう言えばどこかで食べたことのある雰囲気のスープですね。

追い鰹します。
本当はしゃばしゃばするようですが・・・

せっかくなので、追い鰹はどかーんと入れましょう！
『いしぐふー』風に。
麺は平打ち麺でやあもちもち。

回転寿司ではふつうになりましたが、寿司とラーメンってなかなかなくて、でも組み合わせ的よくて。
市場の買参権を活かして、とても良い水準の寿司が食べられて良いですね。
なんかとてもコスパよく感じます。
でもラーメン屋としては2,000円近くまでPアップしていて。わお。
これはいいですね。

鮨らぁー麺釣りきん本店
〒221-0054 神奈川県横浜市神奈川区山内町１−１横浜中央卸売市場青果部内
電話　045-534-3558

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