「外郎」と書いて「ういろう」。各地の名物で知られるういろうの起源は室町時代。中国「元」の役人であった医薬師・陳延祐(ちんえんゆう)が元の滅亡時に日本に帰化し、中国での官職名に因んで「外郎」を名乗ったのが外郎家の始まり。1368 年に博多に渡来した陳延祐を初祖とし、京都を経て 1504 年に現在の小田原に来住した当該地域最古の老舗です。
全国的に有名な「お菓子のういろう」は、室町時代に国賓のもてなしの菓子として創作したものが評判となり、家名から名が付きました。砂糖の精製技術がまだ無かった時代に薬の品揃えの一つとして南方から仕入れた高価なサトウキビ(黒砂糖)と米粉を蒸した棹菓子が始まり。もっちりした食感とほのかな甘さが特徴で、その製法は 600 年以上に亘って受け継がれています。現在は「かながわの名産 100 選」に選ばれるなど幅広い世代に親しまれる小田原の銘菓です。
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