風光る 脳腫瘍闘病記

これってアリなの?



みんなでプールのある庭に出てみるとプールの柵にミッシェル家の駄犬・・(おっと、失礼・・)愛犬のトレビが頭を突っ込んでその挙句、抜けなくなったらしい。

ミッシェルは、あきれ顔で「ストゥーピットドッグ」と言い、チェルシーは
「トレビが死んじゃう!」と泣いていた。←こうゆう所は子供らしい。

ミッシェル家にはもう一匹、猫のベガスがいる。ベガスはトレビには無関心なようだ。床の上でゴロニャンとしている。

トレビが柵に挟まって、10分。無事に救出された。

午後にみんなで買い物に出かけた。近くにあるスーパーだ。二人の子供をカートに乗せ野菜売り場から回った。次の瞬間、「!?」って思う様な事が起きた。

ミッシェルがにんじんを手に取ると、いきなり二つにバキッと折って二人の子供に与えたのだ。しかも、二人は当たり前の様に生のにんじんをボリボリ食べ始めた。

「ってゆうか、お会計済んでなくない?」「コレってありなの?」

「アリらしい」

店の中をウロウロしてる店員も何も言わないし、レジの人も何も言わない。

お会計を済ませる前に袋あけたり食べたりするのは少なくともミッシェルの中では当たり前らしい。





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