はじめのいっぽ(ゆみちゅうの鬱日記)

はじめのいっぽ(ゆみちゅうの鬱日記)

看護学生の頃


不本意ながら精神病院で働きながら、午後から学校へ通う毎日。

看護学校でSと友達になる。
Sとは、いまだに友達である。

しかし、白衣の天使とは名ばかりの現実を前にボウ然。
「これが私のなりたいもの?」
そこには、患者の人権などありはしない暴力と権力争いの毎日があった。
嫌だった。何もかもが、嫌だった。
何も感じなくなるのも…流されて行くのも…無力な自分も嫌だった。
私に出来たのは、患者さんの話を聞く事だけだった。
休み時間に患者さんの所へ行くのだけが、幸せだった。

その後、成績が悪く留年。夜勤が始まる。
この頃かなり不安定で誤薬してしまったりして、この仕事の怖さを知る。
後に最高齢の友達となる患者Iと出会う。
ただ、ひたすら仕事にのめり込む生活で我が道を行く。

そして、1年後2年生になる。
そこには、恐怖の実習とレポートが待っていた。
短期での人間関係不能と文章作成の困難の日々。
「私は、この仕事に向いてない」何となくだった思いが確定的になる。

この役3年間で奇跡とも言える信じられない事を2回体験。

ほぼ強制的に自主退学。病院もクビ。

何もなくなった。深い絶望と後味の悪さだけが残った。
人生もう終わりだと思った。


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