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9月2日は赤谷の日。2~3日前の天気予報では雨だったのに、前日に晴れの予報と変わり初秋を思わせる爽やかな一日となりました。途中寄った梅花藻池では大きなオオルリボシヤンマがホバリングしながら空中を飛ぶ虫を次から次に捉える様子が観察できてとても楽しかったです。いつもの南ヶ谷湿地の沼でもタカネトンボが目の前を何回も行き来して「おいで」と試しに言ったら、レンズの真ん前に来てくれたり…偶然でしょうけど、「すご~い!」と盛り上がりました!(^^)!少し前からサポーターとして参加されているMさん夫妻はトンボと蝶の専門家。一眼レフ4Kで連写していましたが飛翔スピードの速いトンボの撮影は難しい…と言っていました(^-^;飛んでるトンボをちょっと見ただけで名前がわかるのは流石!トンボや蝶を追って全国に行かれているとか。沼には以前卵を観察したモリアオガエルのオタマジャクシやクロサンショウウオの幼生が沢山泳いでいましたがクロサンショウウオの幼生がちょうど近くに来てくれました(*^^)vカエンタケカエンタケは最強の猛毒キノコとも言われている非常に毒性の強いキノコ。口に入れる事はもちろん、素手でさわる事も避けた方がよいみたい。ハナホウキタケ(毒きのこ)かな?上のものは色が褪せていますが新しいものはこんなに鮮やか!!花はアケボノソウ、サワギキョウ、ハンゴウソウ、オトコエシなど蝶はをミヤマシシウドで蜜を吸うミドリヒョウモンなど車に乗る前にアサギマダラにも会えてラッキーでした!今回はいつもより少人数の参加でしたが帰りのミーティングのあと、全員で部屋の掃除をしました。ちょっとの時間でも随分さっぱりして気分までサッパリしたようでした(^_-)-☆* * *「赤谷の森だより」が上毛高原駅、図書館、など幾つかの公共施設に置いてあります。竹村サポ-ターの随筆など興味深い内容ですので、是非読んで頂きたいと思います
2017/09/02
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6月赤谷の日二日目は南ケ谷湿地保全活動に参加しました。ここは低層湿原で泥炭層が5m位あるそうですがヨシが生い茂ってきて湿地特有の花や生物の存続が危ぶまれる為年に一度だけ湿地に入ってヨシ刈りをしています。沼の泥をすくう浚渫作業も行ないましたが腰まである長靴胴長を着用して水中の泥などを手ですくい陸に放り投げるという腰に負担がかかる大変な作業。今年も自然保護協会でアルバイトをしている学生さん達がボランティアで6人位来てくれました。若い力は頼もしく、どんどん水面が広がっていきます。クロサンショウウオの比較的新しい卵嚢生みたての卵嚢は小指位の大きさでピンクがかっているようそうです。一ヶ月前に見た卵は、孵化して幼生になり水面近くで泳ぐ姿が沢山見えましたが網ですくって観察をしました。眼下部にバランサーと呼ばれる器官がありウーパールーパーみたいですが前肢が生えると消失します。一人が「モリアオガエルがいた!」捕まえたばかりの時は黒っぽくてモリアオガエルらしくありませんでしたが少し経ったらこんなに綺麗な緑色に!!沼に帰すと足をスッと伸ばす見事なカエル泳ぎを披露してくれました(^_-)vギンランチゴユリ湿地ではまだのようでしたが林道添いの小さな沼ではモリアオガエルが産卵してました。タニウツギウマノアシガタ(キンポウゲ)前日も赤谷は随分冷えたようで学生さんが「真冬より寒く感じた」と言っていましたがこの日もじっとしていると芯から冷えて来るようでした。
2017/06/04
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6月の赤谷の日一日目はサポーター歴10年のWさんに同行してみなかみ町入須川にある小池沼を歩いて来ました。Wさんからは「南ケ谷と同じような地質条件でできた沼で、湿地の植物が生えている。以前は隣接して田んぼがあり、それなり道もついていたけど10年位行っていないので軽自動車だと道が不安・・」というメールを貰いましたが沼の手前の牧草地までは車が入っているようで心配するほどの悪路ではなく無事たどり着けました。「少しは歩こうか」と路肩が広くなった所に車を止めて歩き出すと道路が浸水した箇所が!雪解け水で増水したのでしょうか。普段は道路の下を流れる水が溢れ出したようです。二人とも長靴なので「楽しいね♪」と渡りました。更に歩いて行くと道の上に蛇が横たわっていて思わず「キャッ!」全く動かないので死んでる?模様を見るとマムシです。少し離れて見ていると動き出して草むらに入っていきました。死んだふりをしていたのかな?生物多様性に富む小池沼モリアオガエルの卵発見。沼の中にはクロサンショウウオの卵塊白と紫のカキツバタやレンゲツツジ珍しい花も色々咲いていました。ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)フタバアオイ(双葉葵/二葉葵)ラショウモンカズラ(羅生門葛)ササバギンラン(笹葉銀蘭)フタリシズカ(二人静)他にブルーが綺麗なエゾイトトンボかオゼイトトンボ美しいミヤマカラスアゲハにも会えました(^_-)v
2017/06/03
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「赤谷の日」二日目は初参加の方も含め、4人で旧三国街道を三国トンネルの新潟県側から群馬県側まで歩いて来ました。8:10 車2台でいきもの村を出発し、近くのコンビニに寄ると赤谷湖に沢山の鯉のぼりが泳いでいました。三国トンネルの群馬県側の駐車場に私の車を置きもう一台で新潟県側の登山口に着くと青空も見え「お天気が回復するかな♪」と、喜んだのもつかの間、昼頃まで霧雨のような雨が続きました。お花が多く気持ち良いルートですが、沢には雪が残っていました。例年より花の開花が遅れているみたいでしたがショウジョウバカマ、オオタチツボスミレ、ヒナスミレ、イブキスミレ、ヒゲネワチガイソウニリンソウ、キスミレ、ヒメイチゲ、オオカメノキ、ニオイコブシ、ヤマエンゴサク、エンレイソウ、ウスバサイシンなどに出会えました(^O^)メンバーに花や樹木、野鳥など何でも詳しく知っている人がいて花の咲く場所まで頭に入っているのでうっかり通り過ぎそうな小さな花まで教えて貰いました(*^^)vニリンソウの大群落ナエバキスミレオオカメノキ三国権現前の峠は大量の雪に覆われていて、残雪の上を歩きました。街道を横切る沢の水は雪解け水で増え転ぶと大変な事になるので慎重に渡りましたが長靴で来て正解でした(*^^)v坂を上り切ったところで林野庁OBの方とばったり!!週末にある「赤谷の森自然散策」のガイドをされる為、全コースを往復してチェックしているとの事でした。東屋で昼食休憩し下に着く頃には雨は止み、国道に出る手前でムラサキヤシオが咲いていました。12:00 三国トンネルの群馬県側、三坂線駐車場に到着。三国トンネルは60年も前のものなので、新しいトンネルの建設が進められ、橋梁の下部が出来上がっていました。東京からいらした二人を上毛高原駅にお送りし5月中、駅構内のみなかみ町ブースに展示されている赤谷プロジェクトの活動の紹介パネルなどを一緒に見てきました(^_-)v
2017/05/14
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5月赤谷の日はあいにくの本格的な雨。活動予定だった歩道整備、里山整備は中止となり14名の参加者全員で南ケ谷湿地の調査に行く事に。いきもの村で早めの昼食を済ませたあと車4台に分乗して出発。途中2ヶ所の水たまりでクロサンショウウオの卵塊を50以上数え、成体も発見!雨脚が強かったので水が揺れて卵塊が見えにくく、カウンターを使っても数えるのは大変でしたがクロサンショウウオの卵塊はかなり確認でき何か所かでの合計は1141個となり昨年を上回りました!(^^)!南ケ谷湿原傘をさしながら卵塊この後、湿原の周囲を歩き専門家の中井先生から湿原の堰の維持管理の方法などのアドバイスも頂き雨の中、活動した甲斐がありました。去年はシロバナエンレイソウ、カタクリなど綺麗に咲く姿が見れましたが今年はどの花も雨で花を閉じていたのが残念です。
2017/05/13
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林野庁、日本自然保護協会、一般のサポーターが月に一度集まり調査や環境整備等の活動をする『赤谷の日』に参加して来ました。東京等遠方からの参加者が多いので集合は10時半。私の住む沼田から車で40分走る間、全く雪はなかったのですが県道を右折して『いきもの村』に近づくと雪がありました。今回は10数名の参加者がありミーティングの後、私は『南ヶ谷湿地』チームへ。大峰山の林道入口までは車で行きましたが標高が1000mあるので前日の冷え込みで50cm以上の新雪が積もり木々の枝に雪が乗った景色は美しく雪道の上にカモシカやウサギ、キツネ、ネズミの足跡や雪虫と呼ばれるセッケイカワゲラを見つける度に立ち止まって観察したり楽しく歩けました。2017.4.1(土)群馬県みなかみ町昼食の時スノーシューを脱いで足を着いたら途端にズボッと膝まで潜りました(@_@)スノーシューなしでは来れませんでしたね。湿地の上は保全のために歩かないようにしていますが今回は雪の上を横断してきました(^O^)次回は4月下旬にクロサンショウウオの卵塊調査で集まる予定です。産卵場所が年々減少して以前は3000~4000個確認できたようですが昨年は800個位の卵塊しか確認できませんでした。今年はさらに減少している可能性もあります。
2017/04/01
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寒さも厳しくなり、早朝は氷点下にもなる時もありますが好天だった12月3日(土)、『赤谷の日』に参加してきました。『赤谷の日』では毎月第一土日にみなかみ町相俣の「いきもの村」に集り、エリア内の観察や整備、調査などをしていますが今回は冬に備えてストーブ用の薪を割ったり『赤谷の森学校』で子供達が遊ぶ広場の落ち葉掃きをしてきました。ミーティングの後、Tさんが見つけたハチの巣を見に行く事に。途中にあったツクバネの実ビャクダン科の半寄生落葉低木。落下する時は実が下になって、竹とんぼの様にくるくると回りながら落ちます♪高い枝にクマ棚も発見!木の下にはクマが折った枝が何本も落ちていて幹にはするどい爪あとも確認できました。 コガタスズメバチの巣2月の『冬の自然観察会』で歩くコースにあるので参加者の方達に見て貰えます。戻って薪割りです。林野庁のHさんがチェーンソーでカット自然保護協会のMさん。一番上手なサポーターのTさん私も薪割りに挑戦しましたが、鉈を振り下ろした時に中央にストンと落とすのも難しくもっぱら応援?をしてました(^^;)汗ばむような陽気の中、短時間でこんなに薪が(*^^)vお昼を食べた後は『赤谷森の学校』で子供達が遊ぶ広場の落ち葉掃き。この辺りはヒルが多いのですが、落ち葉を掃き地面を出すことでヒルが繁殖するのが防げるようです。去年の『赤谷の森学校』では落ち葉の山の中にカブトムシの幼虫が幾つもいて子供達が大喜びしたそうです\(^o^)/雪をかぶった山は平標山、千ノ倉山など作業をしている間、Mさんがお汁粉を作ってくれました♪持ちよりのミカンやリンゴも食べながら話しも盛り上がり楽しい一日を過ごせました(^_-)-☆* * * * * *季刊で発行されている『赤谷の森だより』11月にNHKの『ダーウィンが来た』で紹介されたイヌワシについても書かれています。赤谷の森だよりvol.33(PDF:5,833KB)
2016/12/09
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11/6 NHK『ダーウィンが来た!』でサポーターとして参加している赤谷プロジェクトの事が放送されました。NHK『ダーウィンが来た』HPより文章をお借りして番組を振り返ってみたいと思います。翼を広げると2mにもなる日本の空の王者、イヌワシ。ノウサギやヘビなどを獲物にして暮らす肉食の鳥です。空高くから獲物を探し、鋭い視力で獲物を発見すると急降下、夫婦が協力して獲物を捕らえます。ウサギを捕らえたお父さん現在、イヌワシの生息数は全国にわずか500羽。絶滅の危機にひんしています。数が減っている一番の原因は、子育ての失敗。森の環境変化で十分な獲物が捕れず、ヒナを育てることができないのです。そこで、前代未聞の子育て支援作戦が始まりました。場所は、群馬県の北部に広がる「赤谷の森」ここに暮らすイヌワシ夫婦は、2010年以来6年間、一度もヒナを巣立たせていません。そこで、このイヌワシ夫婦の子育てを手助けしようとある作戦が始まりました。昨年9月に始まったその作戦とは、なんと「森の木を切り払うこと」でした。イヌワシが狩りをするためには開けた場所が欠かせません。赤谷の森の夫婦は、夏は山の上のササ原、そして冬、山に雪が積もって獲物が減ると、麓の森に下りてきて子育てをします。落葉した森は見通しが良く、狩りに最適です。ところが、ここ赤谷の森を始め、日本の多くの森では植林されたスギやヒノキなど、冬に葉が落ちない森が増え、イヌワシが狩りできる場所が減っているのです。そこで今回、スギの人工林を切ってイヌワシの冬の狩り場を増やそうという計画です。伐採地域人工林を伐採1月、赤谷の森のイヌワシ夫婦に恋の季節が到来、やがて2羽でせっせと巣作りに励む仲むつまじい姿も見られ始めました。ところが2月、作りかけの巣から、夫婦の姿が消えてしまったのです。切り立った崖の窪みにある巣今年もまた子育ては失敗してしまうのでしょうか?赤谷の森で7年ぶりに子供が育ちました。だいぶ離れた場所で子育ては成功したようです\(^o^)/若いイヌワシは翼に白い部分があります。今年はサポーターの活動日でもある「赤谷の日」などにあまり参加できなかったのですが微力ながら協力できる事があれば嬉しいなと思っています。取材裏話
2016/11/14
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9/3(土)「赤谷の日」に3ヶ月ぶりに参加。林野庁、日本自然保護協会、サポーター合わせて24名の参加があり10時半~のミーティングの後、それぞれ希望のグループに別れて出発。 1.いきもの村周辺の里山環境整備 2.南ヶ谷湿地でのモニタリング3.ホンドテンモニタリング調査 私は一番参加させて頂いている南ヶ谷湿地へ。林道は台風の大雨で鉄砲水が流れたのか深く削られた場所も多くオフロード系でないと走行不可のようになっていました。車を下りた所に咲いていたアケボノソウ。ハギ<6月に泥をすくう浚渫作業をして広がった水面にサワギキョウが写ってとても綺麗でした♪アメンボがいたので水面にレンズを向けてを写したら反射した空が写りました(^-^;角度を変えたら堆積した落ち葉にスポットライトが当たったように。湿原の周りを一周して観察を始めた10年前からの経緯など説明して頂きました。「いきもの村」(群馬県みなかみ町相俣)に戻り「南ヶ谷湿地」に今後どう係わっていくかの話し合いが開かれました。ヨシを切った所はモウセンゴケ、アカバナなどが格段に増えていたのでヨシ刈りの範囲を広げた方が良いのでは…湿地の脇を流れる川の水が湿地に流れる工夫をした方が良い人為的な行為が庭園化に繋がるのではもっと詳しいデータを取ってから手を加えるべきなど、様々な意見が交わされました。✳ ✳ ✳(林野庁赤谷センターHPより抜粋)赤谷プロジェクトでは、毎月第1週目の週末を「赤谷の日」と名づけ、サポーターとプロジェクト関係者による協働作業日にしています。赤谷の日は、プロジェクトの拠点であるいきもの村の環境整備や、森のこと、生き物のこと、赤谷の土地に育まれた伝統技術をみんなで学ぶ場でもあります。今後も、継続的に南ヶ谷湿原の植生や生息している動物や昆虫類を調査し、学術的な価値や環境教育の場としての可能性を探っていきたいと考えています。
2016/09/07
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毎月第1土日はサポーターをしている赤谷プロジェクトの『赤谷の日』に出かけますが今月は大学生6名と若い方達の参加も多く、総勢25名が群馬県みなかみ町相俣にある『いきもの村』に集まりました。一日目は4グループに分かれ、私は南ヶ谷湿地保全に参加したのですが湿地手前の林道を彩っていた花や草の一部を紹介します。アヤメタニウツギマルバフユイチゴギンラン日本の野生蘭のひとつマムシグサ南ヶ谷湿地は何十年も前には遠くからも広い水面が見えたようですが年々水面が少なくなり、クロサンショウウオやモリアオガエルの環境保全の為に泥をすくう浚渫作業を行ないました。浚渫作業は若い人が4人も立候補!!腰までの長靴胴長を着用して水中の泥、葉、枝などを手ですくい陸に放り投げるという腰に負担がかかる力仕事を学生さん達が頑張ってくれて水面が沢山出てきました。作業中、ヤゴやカエルを観察したり、楽しんでくれながらの作業だったのは良かったです。モリアオガエルの産卵木の下の泥も取って水面を出しました。私は大カマを使ってのヨシ狩りをしましたがヨシ刈りをする事によって湿原に日が射すようにになりモウセンゴケ、ミズチドリなどが増えてきたようです。ヨシ刈りや浚渫作業を行うにあたっては人間の手を加える事の是非の議論を長年重ねようやく昨年から着手したようです。いきもの村にはヒメシジミが沢山いて束の間の蝶観察もできました(^_-)v二日目はサルメンエビネの調査、小出俣渓畔の巨樹観察等ありましたが私は花の名山・平標山に行ってきました。その様子は次回に(^-^)/
2016/06/05
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5月21日(土) 赤谷森林ふれあい推進センター・みなかみ町観光商工課の共催で『赤谷の森自然散策~旧三国街道をゆく』が開催されました。『春の自然散策』は旧三国街道を新潟側三国トンネルから出発し三国峠を越えて群馬県側の三坂線入り口へ降りるルートです。みなかみ町や沼田市等から23名も参加がありました♪下見の時は曇り空で肌寒かった位でしたが、当日は良いお天気になり参加された方達も花や新緑を眺めながら気持ち良く歩かれていました。最初に所長の挨拶、ストレッチ体操等 2016.5.21 三国トンネル新潟側 標高1048m自然観察会なので説明を受けながらゆっくり歩きます。ニリンソウ去年はニリンソウロードと言える位沢山咲いていましたが今年は天候の影響か早く咲いたようで終盤でした。その代わりナエバキスミレの群生が見られ良かったです(^_-)vカエデの花ミツバツツジ、他にシラネアオイなど平らな山頂を持つ苗場山が遠くに三国権現の向こうには三国山良くみると登山道もわかりました。例年は3m以上の積雪があり鳥居の上に座れるそうですが今年は1m位しか積もらなかったようです。罪人を護送中に雪崩にあって遭難した長岡藩士の墓もあって旧三国街道の往時が偲ばれます。 雪の重みで傾いた案内板↑お昼休憩のあと紙芝居と語り皆で記念撮影帰路は三国トンネルの群馬県側に下ります。新緑が清々しく下からはアカモリガエル、上からはハルゼミの大合唱!!時折、鶯や野鳥のさえずりも♪急な坂を皆さん元気に下りてきました。紅葉の素晴らしい秋にも、この自然散策があります。大勢の方に参加して戴きたいものです。詳しくは→ 関東森林管理局『赤い谷のブログ』✳ ✳ ✳下書き保存になったまま更新するのを忘れていて3週間も過ぎてしまいましたが、更新しましたm(__)m
2016/05/22
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今日は午前中雨でしたが、昨日は曇っていて肌寒い中『赤谷道自然散策』の下見で、旧三国街道を歩いてきました。群馬と新潟の県境にある三国トンネル新潟側に10半集合。家(沼田市)からは約40キロ。道は上がり勾配が続き、歩き始めで標高1000m。去年の自然散策の時は満開のニリンソウが道一杯に広がっていましたが今年はどの花も開花が早いようにここのニリンソウも半分位の花が咲き終わっていました。奥から涌き水が出ている三国権現御神水朽ちた木が危険なため林野庁の方々が切って処置しています。三国峠にある三国権現ムラサキヤシオは満開のものが多くトウゴクミツバツツジはまだ咲きはじめ。屋根のある休憩所でお昼にしましたが昔、近くには大きな茶屋があったそうです。「三国街道の或る一日」には『文久3年3月15日 長岡藩主奥方一行 御上4人 次女中4人(中略)馬子89人 総計579人このように一つの行列にして数多くの人が行き来して当時の交通の盛大さを偲ぶ事ができる』とあります。旧三国街道は千年以上の歴史を持ち、戦国時代に上杉謙信が整備を進め江戸時代には参勤交代にも使われたそうですが罪人を護送中の『長岡藩士なだれ遭難の墓』もあり自然観察だけでなく、歴史にも触れる事ができました。三国トンネル新潟県側から旧三国街道を歩き、トンネルの群馬県側に下りてきました新緑が美しくオオカメノキ、ツクバネソウ、ナエバキスミレも多く咲いていましたが5/21(土)の本番でも沢山の花が見られると思います。お天気も良く、皆さんが楽しまれますように!
2016/05/17
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5/7は娘と孫も一緒に「赤谷の日」に参加してきました。2016.5.7 いきもの村環境整備に向かう途中咲いていたシロバナタンポポオランウータンに似ている○○と教えて貰ったのに…なんていう名前だったかな(^-^;※5/12追記:ムラサキゴケ(紫鷺苔)でした!!花ブログを書かれているだいちゃんが教えてくれました♪孫は湿地などにはまだ行けないのでススキの根起こし作業に参加。モグラの穴やウサギの糞、クマの爪痕を観察したりはんの木で一番下の枝に登ったり皆でお弁当を食べた時は楽しそうでしたが大人が作業を始めると退屈らしく「おうちへかえろう!」 を連発。。先に失礼して赤谷湖などに寄って帰りました。✳ ✳ ✳上越新幹線・上毛高原駅構内に5/1~31まで赤谷プロジェクトのブースが設営されています。5/14.15開催『赤谷の森学校』の募集は終了しましたが5/21(土)開催『三国街道自然散策』の申し込みは5/18(金)までです。詳しくは→
2016/05/07
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赤谷プロジェクトサポーターTさんからこんなお誘いのメールを戴きました。『東村山市のTです。南ケ谷湿地モニタリングチームでは、4月27日(水)に南ケ谷湿地でクロサンショウウオの卵塊調査を、28(木)に赤谷林道でトウホクサンショウウオの卵塊調査を行います。南ケ谷湿地ではクロサンショウウオの卵塊は多いときは3000個近く、少ないときでも1000個以上ありました。5月赤谷の日でも卵塊調査を行いますが、このときには例年卵塊がふやけて溶けだしたり、ばらけたりして計測困難となっています。このため、卵塊がまだしっかりしているこの時期に毎年計測しています。計測は正確を期すためカウンターを使って何人かで数えてその平均をだす方法をとっていますが手間と時間がかかります。多くの人が参加されると大変助かります。この時期はサンショウウオの卵塊だけでなくスミレ、カタクリ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ等の花やいろいろなチョウも楽しめます。』サポーターは東京、神奈川、埼玉など県外の人が殆どで地元に住む私としては、機会があればお手伝いしたいと思っていますが28日は仕事の為、27日のみ参加してきました。 2016.24.27 クロサンショウウオの卵塊上のくらい少ないと簡単に数えられますがこれだけ多くなると目で追っていくのが大変です(^-^;自分なりにグループ分けをして数え落としがないように、重複しないようにカウンターを片手に数えていきます。林野庁赤谷センターから2名、サポーター4名が参加。カチャカチャカチャとカウンターの音が響き、みんな真剣です。数え終わると○○と数値を言い合いますが、誰かと一緒だと「同じですね♪」と嬉しくなり、自分だけ少ないともう一度数え直したり…Tさんが記録係数には開きがありますが慣れないと下にあるものなど見逃すのでしょう。10年近く調査に参加しているMさんの数値が正しいかと思いますが、アベレージを記録に残すそうです。合計800個カウントされましたが沼が年々縮小されているので卵塊も随分減っているようです。8月にはサワギキョウが満開になる所でお昼に。ここのオオカメノキは鹿に花芽をすべて食べられていました。積雪時には届くので、高い所の芽まで食べられていました。食痕は他にも多数発見。。来る途中で撮影したオオカメノキ(大亀の木)の花近くにはカタクリの群生地が至る所にありました。↑ 黒い爪楊枝みたいのが生えていますが、それが今年育ったばかりの一年生。先端に種を付けたものもありました。カタクリは花が咲くのに7~8年かかります。アブラチャン(油瀝青)クスノキ科ラショウモンカズラ(羅生門葛)シソ科ショウジョウバカマ(猩々袴)ユリ科フデリンドウ(筆竜胆)リンドウ科ヒトリシズカ(一人静)センリョウ科 ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草) ナデシコ科スミレは何種類もあり、それぞれ名前を教えて貰いましたがこれはイブキスミレだったかな?林道を1時間位歩いて湿地に向かいましたがTさんは道端の小さな花を見つけるのも上手で名前、特徴など詳しく教えて貰いました。キクザキイチゲもありましたが遠くて撮れず他にも沢山ありましたが上手に撮れたのだけ載せました。オオルリが杉のてっぺんでさえずっていたり鶯も声を響かせ、蝶にも多数会いました。何年か前、夏の夜に湿地調査に来た時、帰ろうと明かりを消して振り向くと一面ホタルの灯りで埋まり、鳥肌が立つほど感動した事もあったようです。山菜採りで入る人もいるようですが、皆で大事に守っていきたい場所です。✳ 赤谷プロジェクトは、群馬県みなかみ町北部、新潟県との県境に広がる約1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」を地域住民で組織する「赤谷プロジェクト地域協議会」(財)日本自然保護協会、林野庁関東森林管理局の3つのセクターが中核団体となって協働して生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組みです。
2016/04/28
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赤谷の日二日目(4/3)2016.4.3 8:50林道を歩き始めてすぐにあったキクザキイチゲはまだ閉じていて一輪だけ開いていました。(菊咲一華)キンポウゲ科(猩々袴)ユリ科ショウジョウバカマは一株だけありましたがこれからの山歩き、花探しも楽しみですね。若い人達は歩きが早く姿が見えなくなったね~と歩いていると道端で何かを観察していて間に合いました。トウホクサンショウウオの卵のうです。トウホクサンショウウオは日本の固有種であり、東北地方のほか新潟県、群馬県、栃木県の北部でもみられます。長さを計ると17cm位ありました。クロサンショウウオの卵のうアケビの果実のような形で20-80個の卵を収めた卵のうを1対産む。卵のうは白色不透明であり、全体が透明な多くのサンショウウオのものと外見が異なる。卵のうの先端は柄のようになりこの部分を水草や枝等に付着させる。卵は4-5週間で孵化し幼生になる。幼生は貪欲で小型の水生昆虫や甲殻類、ミミズ等を食べるが、しばしば共食いをする。通常年内に変態し幼体になり陸上生活を送るようになるが、幼生のまま越冬する個体もいる。これは一年過ぎた幼生手に乗せてると体温で弱ってしまうのですぐに水に返しました。道に雪はありませんでしたが至るところに落石の後がありました(^-^;美しいミソサザイの声が響き、ダダダダダッ!!とゲラのドラミングも響きわたりコガラ、シジュウカラ、ヤマガラのガラの混群や蝶にも会いました。やはり赤谷の森は自然豊かな所ですね。✳ ✳ ✳猿ケ京温泉、いきもの村周辺で一泊二日の『赤谷の森学校』が5月に開催されます。✳ ✳ ✳今回NHK『ダーウィンが来た!』の取材を受けましたが7月末頃まで取材されるようなので番組として放送されるのは秋頃になりそうです。去年の8月に初めて『赤谷の日』に参加した時はNikonの撮影クルーが入っていました。Nikon のHPからご覧になれますが右側の『環境分野の社会貢献活動』のクリックで赤谷の森の活動がご覧になれます。
2016/04/07
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赤谷の森を飛ぶイヌワシです。翼を広げれば2mにも!!2015年12月26日 赤谷の森に創出した狩場の上空で獲物を探すイヌワシ♂日本自然保護協会HPより写真をお借りしました。※日本におけるイヌワシのつがい数は221つがい前後、個体数は500羽程度で、1981年から2010 年までに83ヶ所の生息地が消滅し、絶滅の危機に瀕しています。赤谷の森では人工林の一部を伐採し、地域本来の自然の森に復元する取り組みが行われていますが、ノウサギの糞を見つける調査に参加してきました。赤谷の日一日目とは違うメンバーも加わり総勢13名。試験地まで林道を4キロ位歩きました。2016.4.3山の方を見ていたメンバーがイヌワシを発見!!営巣をしているカラスに追われている場面も見れたようですが私は双眼鏡で捉える事ができませんでした(^-^;週のうち三日もイヌワシの観察を続けているUさんのいる小屋?に寄りました。一日中、ずっと空を見続けているのは大変だと思いますがイヌワシは昨年より多く確認できているとの事で途中、何度もUさんから「今、○○を東に…」など無線機に入りました。更に歩いていくとイヌワシの長期取材を続けているNHK『ダーウィンが来た!』の撮影クルーが待っていて説明する様子、皆で歩いている様子など撮影されましたがもっと固まって歩いてくださいと、歩き直したり…(^O^)試験地に着いて早速ノウサギの糞の調査です。3m×3mの範囲を4人一組で丁寧に探していきます。これだけ見通しが良いとウサギも来ませんね。午前中16ヵ所、午後は散らばって探しましたがだいぶ乾いて潰れていたノウサギの糞が一つだけ見つかりました。センサーカメラではノウサギが確認されているので今後下草が生えたり木が育てばもっと増えると思います。最後に初参加の人、感想を一言…とDさんが呼びかけると取材したいとそれぞれがインタビューされました。長いスパンの取り組みに次世代を担う若い人の参加は心強いですね。3時過ぎに解散。林道では越冬したテングチョウなどが飛んでいてクロサンショウウオの卵塊も観察できましたがまだ雪が沢山残っている時期なのに日陰にも雪はなく夏の水不足が心配になりました。
2016/04/04
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4月「赤谷の日」一日目は初参加の大学生3名を含む20人位の参加者がありミーティングで自己紹介などの後、希望のグループに分かれてそれぞれの場所に。私は里山整備に参加してススキの根起こしをしました。こんもり盛り上がっているのがススキです。ここを整備して子供達がのびのびと遊べたり、コンサートも開けたら良いなとの事でした。シャベルなどで根を掘り返すのですが、固くでシャベルがなかなか入りません。結構な重労働で肩や腕が痛くなるので休み休みしましたが休んでいる間にフキノトウ採りもしました♪家に帰ってフキ味噌にしましたがフキノトウたっぷりの美味しいフキ味噌ができました(^_-)v「村の家」裏のフサザクラが満開に!!名前に「サクラ」とあるけどバラ科ではなくカツラに近い木だそうです。花や木に詳しい人が多いので色々教えて貰えるのもここに来る楽しみのひとつです(^O^)
2016/04/03
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「いきもの村」近くから撮影した三国山系です。2016.3.6 8:15二日目は3グループにわかれ私は猿ケ京にある藤棚剪定のお手伝いをしてきました。横浜から参加のKサポーターに先導してもらい日帰り温泉「まんてん星の湯」近くの藤棚に到着。既に地域協議会のNさんが先に着いていてアカゲラがすぐ近くの木でドラミングしてたよと写した写真を見せて貰いました。長さが30mもある藤棚ですが去年は剪定が足らず、花が余り咲かなかったそうです。花は短枝に咲くので長枝をどんどん切っていくそうで「十日会」の方達も脚立や藤棚の上に乗って剪定作業。私は切った枝を集め、軽トラックに積む手伝いを。全部で軽トラ10台分位あったかも…藤棚の隣にある『やすらぎの家』で10時休憩『やすらぎの家』は「十日会」のメンバーが自分達で切った木を使った手作りの家で冷蔵庫や流し等も整っています。中央にある長~い囲炉裏、良いですね!!屋根には煙り出しも動けば汗ばむ程の陽気でしたが、炭火は心地良いです♪炭窯も持っていて、この炭は楢(ナラ)12時過ぎには剪定も終わり藤棚もスッキリ!!今年は沢山花が咲いてくれそうです♪「十日会」で用意してくださったけんちん汁など戴きました。とても美味しかったです。ご馳走さま!!「十日会」の方々は旅館やお店の経営を次の世代に任せまさに『悠々自適』の暮らしをエンジョイされているようで藤の花が咲けば藤棚の下で盛大な花見会が開かれるようです。良いですね(^O^)白加賀梅は剪定が終わっていて水に挿しておけば咲くよと1枝貰ってきました。
2016/03/07
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1、2月とお休みだったので久しぶりの「赤谷の日」に参加してきました。みなかみ町相俣の「いきもの村」入口にある案内板ミーティングのあとキツネの巣穴前にセンサーカメラを取り付けに行きました。私も含めて花粉症の人もいますが、周りには杉が沢山(^-^;2/11の「赤谷の森自然散策」の時はスノーシューで歩いた場所です。ネズミの巣穴発見! 周囲に幾つもありました。残った雪の上にはキツネ、タヌキ、シカなどの足跡が沢山残っていました。キツネの巣穴はありましたが、使っている形跡がありません。周囲は歩いているようなので取り付ける木を打ち付けて設置完了!!何かが動くと自動的にシャッターが落ちるセンサーカメラ色々な動物が写りますように!!ミズキに大きな熊だながありました。枝を追って実を食べてはお尻の下に敷いて行くので枝が積み重なって棚のようになります。ずっと上までクマの爪痕が続いていました。お昼は上の広場で景色を眺めながら戴きました。午後はニセアカシアのカット。去年切った株から こんなに萌芽が育っています。細い木は楽に切れますが太い所は固くて時間がかかります。この地域にニセアカシアはなかったのですが、いつの間にか増えてしまい植生に悪影響もあるので、切ることにしたようです。するどいトゲに要注意!!3時~4時林野庁赤谷森林ふれあい推進センター藤澤センター長より2015年度「赤谷プロジェクト」の活動報告がありました。地域づくりとして「赤谷の森まつり」「赤谷の森自然散策」「森のようちえん」など。他に植生管理 猛禽類モニタリング ニホンジカの誘因試験 渓流環境復元環境教育 出前講演会、広報など多岐にわたった活動の報告がありました。地元小学生達との「イヌワシ観察会」では、奇跡のように長い時間観察する事ができた…などどれも具体的な内容を交えての楽しい報告会でした。 絶滅危惧種イヌワシの保護のための寄附赤谷プロジェクトの活動は奥が深く、専門的な事も多いのですが間口も広いので私のように専門的知識がなくても一緒に活動できるのが嬉しいです。来年度はもっと係わって行きたいとの思いを強くしました(^_-)v
2016/03/06
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群馬県と新潟県との県境に広がる約1万ヘクタールの国有林である「赤谷の森」は森の入口から主稜線までの標高差はおよそ1400mあり、奥山に広がるブナ等の自然林、標高の低い地域には人工林や、かつて薪炭林だったコナラ林が広がり生物多様性の指標となり希少種でもあるイヌワシなどの生息地にもなっています。赤谷森林ふれあい推進センターでは、「赤谷の森」の自然や環境の事、森と人との繋がりを学べる機会として、一般の方々を対象に赤谷の森自然散策を年に数回実施しています。2月11日(木:祝) 赤谷の森・いきもの村周辺で「赤谷の森冬の自然散策と紙芝居」があり私はサポーターとして参加し受付やお昼の用意のお手伝いをしてきました。 暖冬で雪が少なかったのですが幸い前日に雪が降り、青空の下でふわふわの新雪を歩くことができました(^_-)v《内容》 スノーシューを履いて、雪上でのアニマルトラッキングや冬の樹木の観察、大人も子供も入り交じっての雪上ゲームなど。 廃校をリニューアルして人気の 泊まれる学校さる小が集合場所。受付をして、参加費などを戴き、名札、資料をお渡ししました。参加者 40名(大人 19、子供 21 ) 参加費500円(豚汁・おやつ・スノーシューレンタル付き)※ お弁当が必要な方は、別途500円で。そして開会式藤澤所長から「森とわたしたちのお話」藤木さんから「安全のお話」 など開会式の後いきもの村へ車で移動。子供達は早速除雪した雪の山で遊び始めました!草原コース(大人)と森林コース(子供中心)に分かれ、私は草原コース。 スノーシューを履いて大人班出発!!例年は自由に歩けるようですが、今年は積雪量が少なくて踏み抜きが心配なのでガイドさんの後を一列になって歩きました。大人班は冬の落葉樹と常緑樹、里山の生態などを観察したり、いきもの村で暮らす動物達について学べるプログラム。いきもの村の「たくみの家」が見えます。たくみの家の天井裏にはムササビが住みつき屋根の下から出入りしていたようですが屋根を修理しなければならなくなりムササビの仮住まいを家の前の木に作ってあげたそうです。するとちゃんと仮住まいを利用してくれてそこを拠点に近くの木を飛び回っていたそうですが最近は木が大きくなりすぎて飛びづらくなり、他に行ってしまったそうです。観察にピッタリの場所だったのに、残念!!子供班と一緒に青空と三国山系をバックに記念撮影!みんな、良い笑顔(^O^)この後 "とちの実リレー゙でグループ対抗!昼食用意組はひと足早くさる小に戻り、お昼の準備(作る訳ではありません)「ぴっころ」さんのパン/あったかい「とん汁」/たくみの里ヨーグルト 食後の後はゲームの表彰式、 ロケットリーフ作りなど。楽しい時間はどんどん過ぎて午後の部へ。参加された皆さんも、スタッフも目一杯楽しめた一日となりました。親子と子供の班の様子、午後の部『民話と紙芝居』など詳細は↓関東森林管理局のブログの2/11をお読みください。今回、スタッフも入れて初めて50名を超えたそうですがとっても楽しい会なので、もっともっと参加者が増えると良いと思います。
2016/02/26
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12月5日の赤谷の日 午前中は薪ストーブ用の薪割りのお手伝いをして午後からは相俣の『いきもの村』から2台の車で小出又に向かいました。しばらく走るとの市民ロッジや青少年センターなど色々な施設がありました。第二の故郷として訪れる千葉市民の方も多く、林間学校でも使われているそうです。更に進んで川古温泉の駐車場辺りから林道に入って行きました。鹿の誘引場所に行く手前に大きな大きな木!!カツラの木です。身長170センチのAさんも小さく見えます!!早春の山で黄色い花が目立つアブラチャンの実アブラチャン(油瀝青)はクスノキ科の落葉低木。油分が多く生木でもよく燃え、果実から油をしぼり、灯用にした。ツチアケビ森林内に生育するラン科植物。大きな真っ赤な果実がつき、目立つ。日本固有種。別名ヤマシャクジョウ道路から滝が見えました。と、メンバーが道なき斜面を下りはじめます。「下に何があるのですか?」「滝を見に行くんだよ」滑らないように慎重に下りました(^-^;落差20m位? 名前のない滝です。滝を見た辺りにあったツルアリドウシ(蔓蟻通し)アカネ科。山の林内に生える常緑の多年草。花期は6月~7月 一対のラッパ状の白い花が2つ咲き、実を1つ付ける。去年の12月赤谷の日は、20センチ位の積雪があったようですがこの日は12月と思えない暖さで防寒着なしで歩いてきました。今日は、車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換して貰いましたが雨が降ったり、青空が見えたり、変な天気でした。
2015/12/11
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雪をかぶった谷川連峰・小出俣(おいずまた)山2015.12.5(土)午後は車で小出俣林道の奥まで行き、シカの誘引場所など見てきました。朝のミーティングで戴いた資料より鉱塩をなめるシカパイプに近づくシカ(センサーカメラにはクマ、テン、イノシシ、ニホンカモシカなども写っていました)シカといえば可愛いイメージですが、実は全国各地で大きな被害をもたらしています。* * * * *より抜粋してみました。草食動物であるシカは、非常に多くの種類の植物を食べあさり、穀物でも野菜でも果物でも、あらゆる農作物を食害します。また、樹木の樹皮を剥ぎ取って食べたり、雄ジカが角をこすりつけるために、樹木にまで被害が及びます。樹木が枯れて、表土が無くなった山は保水力が低下し、森林の持つ機能が失われてしまいます。餌が少なくなった地域のシカは新天地を求めて移動し高山帯にまで進出。日本中のあちこちで、貴重な自然を有する所までシカに食い荒らされてしまっているのが現状です。* * * * *そんな事情があり、赤谷プロジェクトでは鹿を餌付けして捕獲できないかという取り組みが進められています。センサーカメラは上が写真用 下が動画 何かが遮ると自動で撮れます。 鉱塩はかじられた跡は確認できなかったので舐めているようす。干し草のキューブを入れてあるパイプ突っついた形跡があり、干し草が下に散乱していました。餌付けが成功すれば、廻りにシカだけを捕獲できる罠を仕掛けるようです。餌付けには成功しているように見えなかったので時間はかかりそうですが。。(カツラの大木、実や滝は次回に)
2015/12/08
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毎月第一土曜日は『赤谷の日』で、サポーターとして参加。日本自然保護協会、関東森林管理局、赤谷プロジェクト地域協議会、サポーター より13名が参加。10:30~行われたミーティングでグループ分けをして・いきもの村整備・薪割り、モニタリング体験・里山整備、雑木林落ち葉かき・ホンドテンモニタリング私は薪割りとニホンジカ誘引のモニタリング体験に (^O^)/途中の国道では10時で気温が4度だったけど日差しが強く、動くと汗ばむ程の陽気に。2015.12.5午前中はストーブ用の薪作り。切り出していた丸太をチェーンソ-で切ってストーブに入る位の大きさに割っていく。エイ!!杉はひと振りでパカッと割れる事もあり、そんな時は「ヤッター!!」と、気分壮快\(^▽^)/固い木は斧が食い込むだけで、何回も振り下ろして(^-^;コナラの黄葉が輝いていたお昼はモラタメで貰ったカップラーメンTさんが挽きたての豆で珈琲を入れてくれた食後に広場の方に行ってみた。Kさんが「子供の時は木登りができなくていつも下から見てるだけだったんだ。よし、登ってみよう!!」と登りはじめた。結構上まで登って、皆のカメラ攻撃にあってたけど「眺めが良いよ~!! 人生初の木登りだ~!!」私も木登りしたことない、と言うと、この際だから登った方が良いよと。Kさんに「最初はこの枝、次はこっちに足をかけて」と、教えて貰いながら登ってみたら凄く楽しかった♪また、挑戦してみよう年に数回開かれる『赤谷の森学校』でもこのハンの木は大人気だったようです(*^-^*)『雪の赤谷の森に集まろう!』2016年2月20日~21日 参加者募集中!!今までの活動、詳細はこちら→ 赤谷森の学校(午後の様子は次回に)
2015/12/07
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泊まれる学校『さる小』として活用されている旧猿ケ京小学校で開催された『赤谷の森まつり』に行ってきました。特別講演『ウッドスタートで地域を変える~東京おもちゃ美術館の木育事業』馬場清さん(日本グッド・トイ委員会事務局長/東京おもちゃ美術館副館長)赤ちゃんの時から木製品に触れる事の大切さ、全国に広がる木を使ったキッズコーナー、木の美術館の紹介などをされました。次に『赤谷プロジェクト活動報告』藤澤将志さん(関東森林管理局/赤谷森林ふれあい推進センター長)国有林「赤谷の森」10,000haを舞台に赤谷プロジェクト地域協議会、日本自然保護協会、林野庁関東森林管理局が協働で進めている『生物多様性の復元』と『持続的な地域づくり』の実現を目指した取り組みをわかりやすく説明されていました。最後に新治小学校6年生による『イヌワシの住む「赤谷の森」を学校に再現してみる』~生き物と触れ合える「豊かな生物多様性」をめざして翼を広げると2mもある空の王者イヌワシ表を指しながらの発表も良くまとめられていましたが、更にわかりやすくするために、イヌワシの模型を使って、実際の飛び方を紹介したり、とても良く工夫された発表で感心しました。他でも発表されたようですが100年後を目指す目標に子供達が興味を示し自分達で考え、熱心に取り組んでいる姿に胸が熱くなりました。赤谷プロジェクトを紹介するパネルも沢山貼ってありましたがサポーターについても紹介されていました。次回の「赤谷の日」は12月5日(土)もう雪景色かもしれませんね。サポーターは県外からいらっしゃる方が殆どで随時、募集中です!問い合わせは 赤谷森林ふれあい推進センター 0278-60-1272日本自然保護協会 03-3553-4107
2015/11/08
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毎月定例の『赤谷の日』にサポーターとして参加。集合場所の『いきもの村』は赤谷湖にも近く、我が家からは30キロ。9時半に出て5時には帰宅できる(^O^)県境稜線部の紅葉は終わってしまったが、いきもの村周辺は丁度見頃に2015.11.7 10:15薪ストーブを囲んでミーティング早朝着いたTさんが完熟した山ぶどうを採取。甘かったY(^ ^)!最寄の林道入口まで車で行き、奥にある湿地まで数キロ歩く。ムラサキシキブツルリンドウの真っ赤な実道にまだ柔らかい糞が。木の実やドングリが沢山入っていて、テンのものらしい。先月は白い花が残っていた梅花藻(バイカモ)の池でイワナを多数確認出来た。熊や鹿から保護する為のテープを巻かれた木がずっと続いていた。実際はもう少しピンクがかったメグスリノキの紅葉自然観察しながら1時間半歩いて目的の湿地に到着遅い昼食となった。13:00ミル持参のTさん。森で、煎れたてコーヒーを飲む。何とも贅沢な時間周辺を観察したり定点カメラの電池などを交換し戻ることに。4箇所も熊だなのある木があった。近くには熊が折った枝が散乱していたが、結構太い。片手でバキッと折るのだから、やはり凄い力。幹を見れば爪痕も確認できる。定点カメラにもツキノワグマが写っていた。他にニホンカモシカ、立派な角を持つニホンジカ、タヌキも写っていた。4時からのミーティングではそれぞれの拠点の報告をし、共有する。来月は薪割りをするみたい。それも楽しみ♪赤谷プロジェクトでは、随時、サポーターを募集しています。
2015/11/07
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5月の「赤谷の森自然散策-旧三国街道」に参加したのをきっかけに赤谷プロジェクトのサポーターに登録して毎月開催される「赤谷の日」に参加させて戴いていますが10月の赤谷の日の一日目は南ヶ谷の湿地調査と下草刈りに参加。二日目は赤谷川の上流を歩きイワナやヤマメが産卵するために縄張りを確保する様子などを観察してきました。 最初、川に下りるポイントで岩から足が滑り、手を付いてしまいましたが歩き方のコツを教えて貰いながらゴロゴロした大きな石や川岸の危なっかしい斜面もなんとかクリアー(*^-°)vイワナやヤマメの生態川から見上げる岸壁などの解説もして戴きとても楽しい一日を過ごしてきました(^◇^)(写真は全てYさんが撮影されたものです)2015.10.4 10時頃もっと大きな段差もイワナやヤマメは登れるそうで、産卵に適した場所を探して上流を目指します。手を入れると冷たくて、長くは入れておけません。5度位と水温が低く、他の魚は住めないようです。いつもは、もっと水が少なくて浅い川の中をジャブジャブと歩いて行けるようですが二日前の大雨の影響で水かさが増し石の上を左に右に移動しながら川べりを歩いて行きました。透明な水はホントに綺麗。2キロ位?歩いたあたりで2頭のイワナが!!目が慣れなくて、「あそこにいますよ」と、指差されてもなかなか探せず、慣れると自分でも見つける事ができました(^O^)まだ15センチ位のイワナも何頭もいましたが産卵は来年になるようです。この写真はヤマメです。イワナは撮影できなかったそうです。水は空や樹を写し込んで上から水中の写真を撮るのは至難の技!!こんなに鮮明に撮れるのは流石だと思いました。大きなイワナのいる淵にヤマメの子供が3頭いてイワナがヤマメを追い払おうと追いかけ廻す様子も観察できました。縄張りを確保して後から来るオスを待っているそうです。落ちてきた虫を食べる時も、あっという間!!泳ぎの早い事にはビックリです。釣人は入っていない渓流なので、人間が見ていても平気で泳いでいました。渓流歩きは大きな危険が伴うのでベテランの方が一緒だからこそ歩けたのだと思います。滅多に出来ない経験をすることが出来て感謝の気持ちで一杯です。有難うございました(^O^)
2015/10/08
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8/1 赤谷の森プロジェクト 赤谷の日 に続きます。小出俣(おいすまた)エリアから戻りいきもの村 の中を案内して貰いました。いきもの村は、かつては スギやヒノキの苗を育てる場所でした。約30年前に廃止されてから放置されていましたが2004年に赤谷プロジェクトが発足してからは赤谷の森の活動拠点として整備されてきました。環境整備をしていたグループに「そっちに行くとタマゴタケがいっぱいあるよ」と教えて貰い 行ってみたら仲良く並んだタマゴタケ!!可愛い~ゆで卵から ちょこっと黄身が覗いていますよほんとはタマゴタケの傘の色真っ白なツボからぴょこんと顔を出しました。おとぎの国のきのこみたい!!つるつるして思わず撫でてみたくなりますね♪これ位が 食べごろかな?成長しても足元にタマゴの殻みたいなツボはそのまま。もっと大きくなると茶色になって印象が違いますね。綺麗な色なので毒キノコみたいですがタマゴタケは食用きのこです。バターで焼くのが一番美味しいみたい他に 汁物、煮物、焼き、炒め物など。毒キノコのベニテングタケに似ているので、食べる時には要注意他の場所でもタマゴタケは見かけましたがこんな風に 幼菌から老菌まで様々な成長過程が一度に見る事が出来たのは初めてです\(^o^)/一箇所だけでなく、あちこちに生えていました。大きく枝を広げた木がタマゴタケを守っているようでした。この後、たくみ小屋でまとめのミーティング。殆ど県外からの参加者なので半数位の方が いきもの村に泊まり、二日目の自由行動に備えます。私は近いので自宅に戻り、平標山にご一緒させて戴く事にしました(^^♪(次回に続きます)
2015/08/07
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5月に参加した旧三国街道の自然観察会 をきっかけに 赤谷の森プロジェクトのサポーターに登録(*^^)v8/1 赤谷の日 に初めて参加してきました。赤谷の森の拠点となっている「いきもの村」に10:30集合。初めての所なのでナビを設定していきましたが、赤谷湖にも近く迷わず到着できました(*^^)v上の案内板を拡大 入口から入るとすぐに「村の家」と書かれた建物。その奥に「たくみ小屋」どちらも昭和30年代に建てられた小屋で、苗畑の管理小屋だったようです。更に奥、駐車場になっているスペースから見える風景。「たくみの家」で18名(うちサポーター12名)が集い ミーティングが開かれました。 この日は「赤谷プロジェクト」を支援しているNIKON の撮影クルーも メンバーは・生き物村環境整備・ホンドテンモニタリング調査・南ヶ谷湿地調査(チョウ・トンボ調査)に分かれましたが、私は他の初参加2名の方と一緒に 初回案内をして戴きました。向った先は 赤谷の森の6つのエリアの中の小出俣(おいすまた)エリア。車を降りて歩いた道は、湧き水もあったりカエルが何回も横切る自然豊かな所。猛禽類の撮影の為に大きな望遠鏡を設置して何時間も待っているご夫婦にも会いました。12時頃 小出俣エリアに到着 ここはスギやカラマツの人工林を20m~40mにわたって伐採し、人工林が自然の力で森林に回復するように、長年にわたって調査、技術開発をしている場所です。最初に 杉の試験地へ切り株には番号札が付けてあり色々な木が芽生えています♪カラマツの試験地にも寄って戻ることに。暑い日でしたが、森の中の道は涼しい風が吹きぬけました。車に戻ってからすぐ傍を流れる 湯川に下りてみました。透き通った水を触ったら、冷た~い!!川遊びをしている親子連れもいました。良い所ですね!!いきもの村に戻ってから 赤谷の森学校 で子供達が遊ぶ広場を案内して貰いましたが、そこで「タマゴタケ」の群生に出会えました\(^o^)/(次回に続きます)
2015/08/06
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