隣のビルの基礎が越境している



境界ぎりぎりに建っている隣のビルの基礎が
うちの敷地に越境していたのです。

解体


素人目の私が見て
この大きな基礎はカットしてもらえればいい!と
簡単にそう思っていました。

でも、Hさんも見に来られて、
「これは無理でしょう、設計をずらして
 家を建てるしかないですね...」と簡単に言われました。

家を「ずらして建てる!」
ということは
家が「狭くなる!」
ということです。

これはただ事ではありません。
すぐにパパに電話したのですが、
家に帰ってから聞く...という返事でした。

とりあえず、じっとしていられないので
市の相談窓口に電話してみました。
が、どうも司法の話しのようで、
市の無料相談窓口へ電話してみました。

3月5日(土)
朝から三井H設計担当のYさんと工事担当のKさん、
解体業者の方々も来られて
現状をみました。
ちょうど、パパもお休みでよかったです。

出てきている基礎を少しでもかっとできないのか
大きなドリルで試されたのですが、
「えん」は切れていないようで、
やはり、これ以上もし触って
何かが起こっても困るので中止となりました。

やはり、みんな触って本体になにかがおこれば
こちらの責任になるので
みんなで、口をそろえて
「設計をずらすしかない」と言われました。

とにかく現状を見てもらわないといけないので
ビルの管理会社へ電話をしたのですが、
土曜日で、警備の方しかでられませんでした。

本当に困ったことです。

私の風邪が一気に悪化したようです。



    3月6日(日) デザインルームにて  Hさん

最終見積もりが出てきました。
減っている予定の項目が減っていなかったりで
再度、見積もりを出してもらう事になりました。

エアコンも○イキンでお願いしていたのですが、
取り付け費が5台取り付けの時の見積もりより
4台取り付けの時の見積もりの方が高かったりと
???だったので、
再度問い合わせてもらう事にしました。

いちよう三井のマークの入った見積書なんだから
確認して渡してくださいよ。
私がチェック入れなければそのままだったのですか?

もうひとつ気になっていたことで
地盤調査の結果です。
やはり、あまりよくないということで
基礎が20万円ほどアップする事になりました。
これもまた、ショックな出来事です。


2月23日付けの新聞に
ツーバイフォー住宅の壁材などに使われる住宅部材メーカー
「兼松日産農林」製のビスについて、
実際の強度より最大で1.5倍上回っているように見せかけた為の
国土交通大臣認定書11種類を
社員が偽造していた事が分かった…。

とありました。

その件も気になっていたのですが、
今日、Hさんのほうから
会社のだされた言い訳のコピーをもらいました。
よく分からないです。
私たちは信用するしかないのでしょうか?

この日はパパとランチをして帰りました。


3月7日(月)の15時にビル会社のKさんに来てもらう様に
お願いしていました。
営業のHさんも来てくださるのですが、
今回の件は当事者ではないので
強くいえないと言われていました。

あいにく土地の所有者の父が入院中なので
長女の姉に来てもらいました。

パパからも朝一番に現状を電話で話してくれていたのですが、
とにかく、こちらは困っている...ということを
訴えました。

話し合い


このビルのオーナーは何代か代わっているそうです。
このビルを建てた設計図も残っていないし、
このような違法な建て方をどこがしたのかも
分からないそうです。

Kさんもこのひどい建築をみて
驚かれていました。

でも、正直どうしようもない...というのが
現状のようです。
ひとまず、この現状を会社へ持って帰ってもらって
答えを待つ事になりました。


2日後の3月9日に
Kさんから電話がありました。

やはり、どうしようもないという事でした。
ちょうど、外泊していた父がいたので
代わったのですが、
父は越境している事をきちんと認識してもらっているのを
確認できれば、
後は、家の事は私たちに任せる...という話しでした。

残された敷地で図面を起こせば家は建つのですが、
それでは納得がいきません。
今日までせっかく決めた家が変わってしまうのです。
本来なら足場を組んで建てる予定が
立て起こしになります。
また、その金額も発生します。

本当に困った話しです。





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