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94年5月23日から始まった94年夏曲。 94年の夏曲はミリオン曲連発。この年の年間1位はMr.Children「innocent world」94年5月23日のチャートから8月29日までのチャートの中で初登場となった曲でのミリオンは、他にも篠原涼子with t.komuro「恋しさとせつなさと心強さと」(年間3位)中島みゆき「空と君のあいだに/ファイト!」(年間5位)松任谷由実「Hello,my friend」(年間6位)trf「survival dAnce ~no no cry more~」(年間7位)trf「BOY MEETS GIRL」(年間9位)WANDS「世界が終るまでは…」(年間10位)CHAGE&ASKA「HEART/NATURAL/On Your Mark」(年間14位)DEEN「瞳そらさないで」(年間18位)この年のミリオン18曲中9曲も占めている。1つのCDやカセットにまとめるとするなら・「夏を抱きしめて」TUBE・「空と君のあいだに」中島みゆき・「survival dAnce ~no no cry more~」trf・「innocent world」Mr.Children・「世界が終るまでは…」WANDS・「瞳そらさないで」DEEN・「BOY MEETS GIRL」trf・「Rusty Nail」X JAPAN・「Miss You」今井美樹・「Hello,my friend」松任谷由実・「HEART」CHAGE&ASKA・「こんなにそばに居るのに」ZARD・「恋しさとせつなさと心強さと」篠原涼子with t.komuroこの辺りではなかろうか?(他に「夏の日」森高千里「夏が来る」大黒摩季「冷たいキス」ICE BOX「きっと愛がある」西田ひかる「ORIGINAL SMILE」SMAP「太陽がまた輝くとき」高橋ひろ「恋してムーチョ」TUBE「ライブがはねたら」NOKKO「早くしてよ」久宝留理子 この辺りではなかろうか?)夏リリース作品のロングヒットで、秋リリース作品のヒットが短くなる傾向があるのかもしれない。(冬リリースもヒットするので…)
September 19, 2024
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Beingブーム(毎週何等かのBeing関連作品がTOP10圏内にランクイン)は92年4月20日~93年・10月11日まで約1年半続いたと思われる。 93年10月18日付では、TOP10にBeing作品が1曲も入らず、11位「DEEN」12位「ZARD」13位「Wink」であった。(ちなみに「DEEN」は5万以上売り上げていたので、通常週であればTOP10以内である)そしてその翌週10月25日付では「DEEN」が9位になり、再びTOP10入り。そして94年3月28日付まで何から士らの作品がTOP10圏内に入り続けていた。 それにしても、当時のBeingは相当すごい。最大で1位∼6位までを独占している。 92年4月から93年10月という約1年半しか経過していないのに、TOP10アーティストはガラリと変わっている。 それだけ90年代は目まぐるしく変わって行った。
September 2, 2024
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小室さんのプロデュースを離れた後、休養。 その間にガス中毒で緊急入院というショッキングなこともあった。 6月に復帰会見を行った。7月に復帰シングル「as A person」をリリース。リリース決定の後、当時音楽雑誌で歌詞だけ先行で載ったのがあったが、歌詞だけだと、ものすごくショッキングでもあった。 99年11月にオリジナルアルバム「One Fine Day」をリリース。これは松浦勝人氏のプロデュース 00年に無期限休養でカナダ留学。その後「進ぬ!電波少年」の企画でアメリカデビュー企画がスタート。 01年に「Never Say Never」をリリース。02年には紅白歌合戦に出場している。03年には「華原朋美withコロッケ」として紅白歌合戦に出場。(紅白には合わせて5回出場している)ドラマやCMに出演したりなどしている。03年にリリースされた「PLEASURE」は本来は02年秋にリリース予定が4カ月程延期、更にプロモーション活動は発売から2~3か月後ということもあったため、最高位55位であった。(いったい何があったのか?)
May 30, 2024
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TKプロデュース時代の「華原朋美」はまさに「シンデレラストーリー」のような物語性がすごかった。 デビューシングル「keep yourself alive」でいきなりTOP10入りのヒットとなり、2nd「I BELIEVE」はロングヒットで早くもミリオンを記録。 3rd「I'm Proud」で最高位2位でミリオン、年間8位というところまで行く。 そして1stアルバム「LOVE BRACE」は最高位1位は勿論、200万を超える大ヒット。 このアルバムの大ヒットを記念して記念パーティが開催されるほど。 オーケストラなども使った贅沢なつくりであり、最高峰といっても過言ではない。【中古】LOVE BRACE [CD] 華原朋美「1000円ポッキリ」「送料無料」「買い回り」そして、シングルカットされたのが「LOVE BRACE」当時1コイン(500円)として発売されたが、カップリングには「MOONLIGHT」や「LOVE BRACE(original karaoke)」も入っており、「LOVE BRACE」がオーケストラを贅沢に使用している曲でもあり、500円CDとしては物凄い豪華な内容。 その後、「save your dream」がリリース。ついにシングルで1位を獲得するが、今度はギリギリミリオンに届いていない。高温部分が特徴的(「keep yourself alive」「I'm Proud」と「save your dream」はVIDEOシングルがリリースされるほどの力の入れようだった。) 「Hate tell a lie」で1位とミリオンを記録。この曲からハーモニカを用いるようになっている。しかし、これ以降売り上げが低下傾向にもある。アルバム「storytelling」はミリオンは超えたものの、やはり「LOVE BRACE」が凄すぎた印象が強い。シングルカットされた「I WANNA GO」がまさかの最高位20位。今までシングルカット含めてもTOP10には入っていた。 リリース当時殆ど本人出演のプロモーションが無かったと思う。(「YOU DON'T GIVE UP」の時にMステで歌われている) 次のシングルカット「YOU DON'T GIVE UP」は本人もプロモーション活動を行っており最高位7位である。(TKプロデュース時代に小室さんと一緒にプロモーション活動は恐らくラストだったと思う) ワーナー移籍後の「tumblin'dice」は一体どうしたのか?と思うほどになった。「here we are」もヴォーカルが不安定すぎる。(とてもではないが「I BELIEVE」や「I'm Proud」の頃ならこのテイクは恐らく使わなかったと思う) 「daily news」に至ってはついに最高位13位(シングルカット以外では初のTOP10落ち)PVもフルコーラス制作されていない。 「nine cubes」はミリオンを大きく下回っている。(約26万)約1年弱の間に何があったのか?と思うほど TK時代最後の「KAHALA COMPILATION」は1位はとったものの約69万とミリオンには届かず… いったい途中からどうなってしまったのか?と思わずにはいられなかった…
May 19, 2024
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・93年のデビューからものすごい勢いで日本の音楽シーンを買えたといっても過言ではない存在。 93年の「EZ DO DANCE」のヒットから少しずつ変わった感じはする。 93年∼94年の年末年始にかけて再びヒットしている。 93年の「寒い夜だから…」のヒットからの「WORLD GROOVE」そして「HYPER MIXⅢ」と立て続けにヒット。 特に「HYPER MIXⅢ」はRemixアルバムでありながら1位を獲得94年年間25位を記録している。94年の夏は「survival dAnce~no no cry more~」「BOY MEETS GIRL」がずっとヒットしている。(意外なことに「BOY MEETS GIRL」は最高位3位である)アルバム「BILLIONAIRE~BOY MEETS GIRL~」が発売されてもシングルも引き続きヒットしていて、全てミリオンを達成している。95年は1月から3カ月連続リリース「CRAZY GONNA CRAZY」「masquerade」「Overnight Sensation~時代はあなたに委ねてる~」全て初登場1位、ミリオンヒットという記録。 更にアルバム「dAnce to pisitive」は200万以上という売り上げとなった。 更にRemixアルバム「hyper mix4」は最高位2位だったものの、90万以上という日本のRemixアルバムとしての記録でもある。 「小室哲哉プロデュース」から離れたのは非常に勿体なかったと思う。
May 6, 2024
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00年代後半以降は次々とレコード会社の枠を超えたオムニバスアルバムがリリースされた。 07年ワーナーから発売された「R-35 Sweet J-Ballads」がミリオンを記録した。 レコード会社の枠を超えたヒット曲が集まるというのはまさに夢のようなアルバム。 クライマックスシリーズはSonyから発売された。 「青春歌年鑑」シリーズは大ヒット曲を中心と言う感じであるが、「クライマックス」シリーズは痒いところに手が届くような感じでもある。 90年代はミリオンヒットだけでも100曲を超えるほど、ヒット曲が沢山生まれた。 10万前後のヒット曲に至ってはもはや数え切れない。 90年年代の年間TOP100も凄い時には100位でも30万以上という年もあったほど。 10万以上となれば10年間で1000曲は軽く超えてしまうほど、名曲が生まれた。 その中から1枚のアルバムを作るとなると、大変な事だと想う。 そして、レコード会社やアーティストによっても方針は異なるだろう・・・ しかし、00年代・10年代に沢山のオムニバスがリリースされたことにより、提供に積極的でないアーティストの場合、埋もれてしまう危険性すら生んでしまっている。 これだけ沢山のヒット曲があるのだから、提供しないとなれば、とばされる。そしてアルバムが完成となる。 1曲、2曲のためだけにわざわざアルバムを買うだろうか?と思う。 むしろ、このようなオムニバスをキッカケに気になって購入するパターンの方が多いと想う。 00年代後半からCDは下がったと思う。 大体の2枚組のシリーズは2枚組で大体3300円と1枚当たり2000円もしない。(オールタイムベストは5枚組で11000円だが・・・) お馴染みの大ヒットから、耳に残っている名曲まで幅広い。 21年にリリースされた「ザ・ベスト・オブ・クライマックス」に至っては3枚組で3300円という、1枚が1100円である。90-94と95-99の2作購入しても6600円。
August 9, 2023
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「at the BEING studio」シリーズが02年~03年「BEST OF BEST1000」シリーズは07年12月12日と約4~5年後という少し期間が短い。 各1000円というお手頃価格で10曲くらい聴けるという点はあるけれど、個人的には物足りない。 10曲で抑えられないアーティストは多い。 そして「at the BEING studio」とほぼ同じというパターンも多い。 「ZYYG」は初のBEST盤となった。 当時は公式HPにてライナーノーツが掲載されていた(現在は終了)が、内容が微妙であった・・・ 「大黒摩季」の12曲目「CRUSIN'」(後に「BEST HITS」でも収録される)はオムニバスアルバム「Royal Straight Soul」に収録されたカヴァー曲なので貴重と言えば貴重・・・ このシリーズは今では新品で扱われているところは殆ど無いと思われる。
May 18, 2023
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「at the BEING studio」シリーズは02年7月25日~03年10月25日毎月25日に1作リリースされたシリーズ。(後に廉価盤9作が12年9月26日にリリースされた) 元は18作リリース予定だったのが16作となった。(さすがに「DEEN」は無理だっただろうし、「vocal compilation90's hits vol.2~female~」では「中谷美紀」の名前も当初はあったが、最終的には収録されなかった。(「桜っ子クラブさくら組」や「KEY WEST CLUB」の楽曲は最初からリストにも上がっていなかったように想う)) 基本的には02年辺りにBeing(現在はB Zoneに変わった)に所属していないアーティストが多い。(しかし「川島だりあ」「DIMENSION」「近藤房之助」は当時も活動している)「T-BOLAN」「WANDS」「大黒摩季」といったBEST系を出しているアーティストには、このようなBEST系は珍しく無いのかもしれない。 しかし、全体的に見ると、2000円くらいでしっかりと曲が入っているのはお買い得かもしれない。(「BEST OF BEST1000」だと安いが、BESTして弱い部分もある) Premium Tracksはこの段階で未発表音源か、レア音源が非常に多い。 洋楽のカヴァーと言ったモノは廃盤になって居ることが多い。 「MANISH」や「PAMELAH」辺りはシングルBESTとしても良いかもしれない。 「Mi-Ke」はこの当時としては初のBEST。両A面の「スワンの涙」が収録されていない。「クリスマス・イブ」は未発表音源なので貴重。 「織田哲郎」や「栗林誠一郎」はセルフカヴァーな一面もあったと思う。(「織田哲郎」の場合は自身のヒットシングルも聴く事ができる・「栗林誠一郎」はソロと「Barbier」名義のものがある。Birbier名義の作品にはコーラスに「坂井泉水」の声が入っているのもある) 「vocal compilation90's hits 」シリーズは男性の方は収録曲はあるが、女性の方は少々少ない。「J-BLUES compilation」はマニアックであるが、貴重音源満載。「稲葉浩志」「坂井泉水」のカヴァーも入っている。(「坂井泉水」のはヴォーカルを録り直して居る為、このヴォーカルテイクは今の所このアルバムのみだと思う) 「川島だりあ&FEEL SO BAD」は今までBEST系のイメージが少ない。「悲しき自由の果てに」のようなスマッシュヒットも聴ける。更にPremium Trackでは「愛内里菜」に提供した「NAVY BLUE」のデモが収録されているのも面白い。 「大黒摩季」の場合は、マニアックに「愛と疑惑のサスペンスエンディングテーマ曲集」に収録されていた「Twisty Love」が収録(他のシングル・オリジナルアルバムには収録されていなかった) 「憂鬱は眠らない」(織田哲郎&大黒摩季)も中々BEST系には収録されなかった楽曲。 デビュー曲の「STOP MOTION」も「album ver.」と工夫がされている。そして未発表音源の「夏が来る(spanish ver.)」という組み合わせも面白い。 「FIELD OF VIEW」も未発表作品の収録は大きい。 「近藤房之助」は「Good-by morning~Slow Version~」はシングルのカップリングなので中々収録されていなかった。「白いブランコでおやすみ」は「高田純次」とのデュエット。シングルとしてリリースされた。「BOMBER GIRL」は織田哲郎とのデュエット。CMソングとして92年年間88位にランクインしたヒットシングルである。
May 7, 2023
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アーティストとレコード会社というのは時として難しいのだろうな・・・と思う。 レコード会社としては当然「売りたい」というのはあるだろうし、アーティスト側は「作品を大切にしたい」という想いがあるのだろう・・・ アーティストによってはBESTアルバムを嫌うアーティストも居る。 しかし、アーティストには旬があるのも事実であり、その時期に狙って売れば、普段売るよりも物凄い売上になる場合もある。 そんな中で「中山美穂」のアルバムの売り方は上手であると改めて想う。 彼女の場合、85年~99年までの間にBEST系は9作もある。93年に至っては2枚もBEST系をリリースしている。 ヒット曲が出たらBEST系をリリースすれば、普段のアルバムよりは売れる可能性が高い。(ヒット曲は大体ドラマ主題歌であることが多く、彼女のドラマ主題歌と言うことは、当然ながら彼女が出演しているわけで、アルバムを作っている時間が無いというのもあるのかもしれないが・・・) 90年10月22日にドラマ主題歌20th「愛してるっていわない!」が発売された。その約1ヶ月後11月21日に「COLLECTIONⅡ」がリリースされ、12th~20thのシングルにボーナストラックを加えた作品となった。【中古】 MIHO NAKAYMA COLLECTION II/中山美穂 【中古】afb 91年11月1日にドラマ主題歌23rd「遠い街のどこかで・・・」が発売。約1ヶ月半後の12月24日「Miho's Select」をリリースしている。Miho's Select [ 中山美穂 ] 92年10月28日にドラマ主題歌25th「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)が発売。その約3ヶ月後「Dramatic Songs」が発売された。【中古】Dramatic Songs [Audio CD] 中山美穂 and WANDS 94年12月14日にドラマ主題歌30th「HERO」が発売。その約2ヶ月半後に「COLLECTIONⅢ」が発売となり、アルバムとしては最大の売上となった。【中古】CollectionIII [Audio CD] 中山美穂 and WALTER N AFANASIEFF その後は、96年11月1日にドラマ主題歌35th「未来へのプレゼント」(中山美穂withMayo)の約5ヶ月後97年4月7日BESTアルバム「TREASURY」が発売されている。【中古】 TREASURY/中山美穂 【中古】afb(93年11月26日の「Blanket Praivacy」はどういう位置づけだろうか?) 何気に94年2月9日の「ただ泣きたくなるの」の後にBESTが無い。 93年11月に「Blanket Praivacy」をリリースしたばかりでもあるだろうし、6月にはオリジナルアルバム「Pure White」が発売される。(3月は大ヒット真っ只中。4月や5月となれば、6月のオリジナルアルバムも近い) 「COLLECTIONⅡ」や「COLLECTIONⅢ」は丁度20枚目・30枚目の節目というのもあったと思うので、必ずしも、狙ったのかどうかは解らないが、タイミングとしては物凄い良い時期という感じがした。 しかし、その代わりというか「オリジナルアルバム」に関しては、シングル曲が0枚の時もある。 そして「ただ泣きたくなるの」のようなミリオンヒットが出ても、オリジナルに入らないという点が凄い。 レコード会社の意向と本人の意向がしっかりしているように思える。 そしてどちらも柔軟に対応してきたという感じがする。 これだけたくさんのBEST系を出したら、普通は売れなくなる危険性が高いが、タイミングが抜群という感じがする。大体のアルバムは売れている。そしてアレンジやヴォーカルを録り直すなどの工夫もあり、純粋な(?)BESTは97年「TRASURY」までない。
March 21, 2023
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「世界中の誰よりきっと」が大ヒットしたが、「ただ泣きたくなるの」もミリオンとなった。 「世界中の誰よりきっと」は「中山美穂&WANDS」であるが、「ただ泣きたくなるの」は「中山美穂」名義である。 作詞は共作であるが、どちらも彼女自身も担当している。 そして、意外にもこの曲は初登場3位なのである。1位B'z「Don't Leave Me」 2位ZARD「この愛に泳ぎ疲れても/Boy」と強豪に阻まれて3位となった。 その後、2位・3位・1位・2位・2位・3位・5位・4位・6位・・・というTOP10圏内に10週(TOP3圏内7週)のロングヒットとなった。1位を獲った週では約43万・TOP3圏内など約75万・TOP10圏内だと約92万とミリオンに届いていない。TOP10圏外でも売上を伸ばしてミリオンとなって居る。 入れ代わりの激しい90年代において、ロングヒットというのも珍しい・・・ 意外にも、TOP3に入っていた時期や、TOP10に入っていた時期だけではミリオンには届かないケースも多い。 ミリオンヒット作は何気に、TOP10圏外になってもどれだけロングヒットするのか?という所も大きい。【中古】 【8cm】ただ泣きたくなるの/中山美穂 【中古】afb
March 17, 2023
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「中山美穂」の代表曲の1つと言えば「世界中の誰よりきっと」が挙げられる。 この作品の凄さと言えば、92年年間37位・93年年間10位と2年に渡る大ヒットである。 92年は集計週がたった4週である。(当時オリコンでは前年の12月~その年の11月最終週までが1年と集計していた)たった4週で年間37位(約50万)という驚異的な数字を叩き出した。 当時人気だったビーイングが手掛けている。 「中山美穂」と言えば、80年代からトップアイドルであり、ベストテンやトップテンの常連と言った感じである。 しかし、80年代後半はレコード(カセット・CD)自体があまり売れなかった時代でもあった。 アイドル時代では「人魚姫mermaid」や「Witches」が流行ったが、それでも30万台であり、ミリオンという感じではなかった。(当時はミリオンは相当難しい。「光GENJI」でもミリオンにはなっていない) リリースすれば大体TOP3には入る程の存在ではあるものの、中々ズバ抜けた大ヒットが少ない。 90年10月22日に「愛してるって言わない!」がドラマの主題歌として約36万を超えるヒットとなった。 次が91年7月16日の「Rosa」も約36万を記録。初週が4.6万で3位。次が8位・10位と3週であったが、その後が11位・11位・13位・14位・14位・12位・14位・14位・13位・11位・14位と10月まで20位圏内に入り続けるロングヒットを記録。 91年11月11日「遠い街のどこかで・・・」がドラマ主題歌となり、初週が13.5万で3位となった(1位B'z「ALONE」2位長渕剛「しゃぼん玉」という強豪の週だった)次の週も3位。91年集計週が3週しかなかったものの、年間42位を記録。(41はロングヒットした「Rosa」)たった3週で「Rosa」に迫る売上となった。その後も売れ続け、92年年間49位・67万を超える大ヒットとなった。 しかし「世界中の誰よりきっと」はそれを遥かに上回る結果となった。 意外なことに(?)92年集計では1位を獲っていない。 92年は2位・2位・3位・3位である。そして93年度集計で3位・3位・3位・1位と12月最終週に1位を獲得。(この時期は稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」T-BOLAN「Bye For Now」などがあった) 93年に1位(2週集計)・1位・3位・3位・7位・10位 13週TOP3入り(年末年始は2週分集計)・15週TOP10入りという驚異的なロングヒットとなった。(この時期にはWANDS「もっと強く抱きしめたなら」氷室京介「KISS ME」などがあった) ドラマが終わっても人気は衰えることなく、ロングヒットを続けた。 183万を超える大ヒットとなる。 この曲の紅白歌合戦では「WANDS」も参加している。(出場歌手は「中山美穂」だった) 原盤権はキングレコードにあるため、WANDSの方はバージョン違いしか収録されていない。【中古】 【8cm】世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS 【中古】afb
March 13, 2023
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98年9月1日に設立。 当時はGarage Indies Zapping Associationというインディーズレーベルの頭文字をとったもののよう。 99年2月にメジャーレーベルであるGIZA studio設立。 99年12月新たなインディーズレーベル「TENT HOUSE」を設立。 00年7月「Garage Indies Zapping Association」の運営終了。 当初はB-Gram RECORDSの派生レーベルとして設立され、販売もB-Gram RECORDSが居たくしていたが、02年5月15日の「愛内里菜」のアルバム「POWER OF WORDS」より販売元としても自社で請け負う。 98年10月20日インディーズレーベル第1号アーティストとして「New Cinema蜥蜴」がインディーズデビュー 99年1月30日「rumania montevideo」がインディーズデビュー そして99年2月20日「New Cinema蜥蜴」「GRASS ARCADE」「sweet velvet」の3組が同時メジャーデビュー 99年4月14日「rumania montevideo」のデビューシングル「Still for your love」をリリース。GIZA studioとして初のシングルTOP10入り! 99年5月8日「小松未歩」が「Amemura O-town Record」から「GIZA studio」へ移籍第1弾シングル「最短距離で」をリリース。 10月16日「倉木麻衣」が「Mai-k」名義として全米デビュー 12月4日インディーズレーベル「TENT HOUSE」第1号アーティストとして「GARNET CROW」がデビュー 12月8日「倉木麻衣」デビューシングル「Love,Day After Tomorrow」リリース。GIZA studioとして初のミリオン!00年 2月16日「小松未歩」GIZA移籍初のアルバム「小松未歩3rd~everywhere~」が最高位5位を記録。 3月29日「GARNETA CROW」がメジャーデビュー 3月23日「愛内里菜」がデビュー 6月28日「倉木麻衣」の1stアルバム「delicious way」がリリース。週間では221万の記録。353万以上の大ヒットとなる。 ・・・ 90年代の終わりから「GIZA」が出てきて、本格的には00年代前半という印象が強い。 初期は比較的バンドと言う感じだが、段々とアイドルっぽい感じとなっていった・・・ 初期は新人のバンドでもオリコン100位圏内・50位圏内が多かったものの、次第に一部を除いて順位は厳しいものという感じとなった。 やはり00年代初頭と言えば「倉木麻衣」だろう。デビューシングルから大ヒットを記録。2nd・3rdも大ヒット!そして先行シングルの4thまでもがヒットを記録。そして1stアルバムはリリース前から話題騒然という、社会現象までになる。 そして「GARNET CROW」や「愛内里菜」など、次々とアーティストを輩出する。 その中で「小松未歩」が次第にタイアップが悪くなり、タイアップなしの事もあった。もう少し「小松未歩」を大事にしていたら違っていただろうな・・・と思うと相当勿体ない。そのような状態でも、固定ファンがしっかりいた点は大きかったと言える。 00年代後半からは「活動停止」「解散」アーティストが続出。 メディア露出が著しく少ないというのもあった。 ビーイングでも、大事な時期はメディア露出をさせた。しかし、GIZAは殆ど無かった(一部の売れっ子はしていた)これでは売れるわけもない。
February 17, 2023
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