両親とも未成年の頃からずっと吸っている。

現在は家を新築した関係で２年ほど両親は外でタバコを吸うようになった。
父は仕事があるため一日一箱～二箱吸う、母は一日5～10本程度だ。

しかし、外出先では別で、この記事を書いた日はカラオケに来ていた。

両親ともと切らせることなくタバコに火をつけ続けた。

私は呼吸が出来なかった。

嫌煙家はタバコがくさいだとかヤニがべたつくだとか体に悪いだとか言うが、そんな話ではない。

タバコが苦手な体質の人間は鼻を煙たい空気が通るとむせかえる状態になる。
鼻を通った瞬間喉がきゅっとなり、空気が肺まで届かなく、結果呼吸が辛くなるのだ。

私は9歳頃、小児喘息になった。
軽度なもので数ヶ月病院にかよい、薬を飲んだ程度で改善したが、その時も両親はタバコ吸うことをやめなかった。

親がなんで子供に気ぃつかわなきゃなんないの？
お前今までずっとこの煙のなかで育ったなよなぁ？

私が親の前で咳き込むと決まってこの言葉が飛んできたのを覚えている。

私は十年以上ぶりにこの台詞を浴びせられることになった。

体が大人になり煙を吸っても臭いなぁ程度になっていたが、２年も、タバコの煙と無縁の生活をしてきた私にとって、タバコの煙が充満するカラオケの個室はとても耐えられるものではなく、歌を歌おうと息を吸い込めば咳き込んでしまった。

臭いとか体に悪い以前の問題で、息が吸えない

タバコを吸う人に、それがわかってもらいたくてこの記事を書いています。

苦手とか好き嫌いじゃない人もいることをわかってください。

体が受け付けず、呼吸もままならない人がいることをわかってください。

トイレのために部屋の外に出ると嘘のように呼吸がスムーズにできましたが、部屋に戻ると、余計に辛くなりました。
入ったとたん咳き込むと

わざとらしい、むかつく、嫌みか？

そんな言葉が「親」から飛んできた

小児喘息のときですらタバコを止めなかった「親」なので、どうしようもないのだ。

お前が選んでタバコ吸うとこに産まれたんだろ？
しょうがねぇな

はたしてしょうがないのだろうか。

現代社会において喫煙者は形見が狭いなどと口々にいう人々はいるが、私の周りは別です。

非喫煙者は目障りで偉そうで不愉快

それが私の周りの意見です。

私はもう両親とカラオケに行くことはないでしょう。
今日は結局シャツの袖を二重にしてフィルターにし、ソファーの角に小さな空間を作りその小さな空間でなんとか細々と呼吸できる場所を作り、寝たふりをして過ごしました。

シャツでフィルターにしているところをもしみられていたら、それもまた彼らにとってはわざとらしく、目障りで、不愉快でしかないのだから

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