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歴史小説が好きな爺のHP,
信長の政策や家臣
商工業者に楽市・楽座の朱印状をあたえ、不必要な関所を撤廃して
経済と流通を活性化させるとともに、検地を徹底して領国支配を確立し、
家臣を城下に居住させて常備軍を編成した。
能力主義を重視して足軽出身の豊臣秀吉や浪人出身の明智光秀を
登用するなど人材活用に優れていたが、勘気が強く譜代の
重臣佐久間信盛や林通勝らを些細な理由で追放するなどして、
信長の死後、織田家が急速に衰退する一因を作った。
(もっとも、佐久間や林は特に有能な武将というわけでもなく、
能力主義の信長からすれば彼等が重臣として居座っているのが
我慢できなかったのだろう。)
当時流行した茶の湯を家臣団掌握の手段など、政治的に活用し、
一国に値する程の価値があった『名器と称される茶道具』を領地、
金銭に変わる恩賞として与えたりもした。
朝廷政策
信長は天正6年(1578年)4月、右大臣を辞した後、
朝廷の官職に就こうとはしなかった。
この前月には信長を恐れさせた最後の強敵・上杉謙信が
49歳で死去している。
謙信が死去した後、もはや日本に信長と互角に戦える人物はいなくなった。
石山本願寺もすでに戦力を失いかけていたし、武田氏や毛利氏にも
往年のような力はない。これは信長が、すでに朝廷の力を借りることが
必要なくなったと考えたためと思われる。
信長は天正元年から、正親町天皇に対して譲位を要求していた。
正親町天皇は老練な天皇であり、決して信長の言いなりとなるような
人物ではなかったからである。
当時は信長も各地に強敵がいたため、天皇が拒否するとあっさりと
引き下がった。
しかし信長はどうも自分の言いなり、つまりは傀儡になるような
天皇の擁立を望んでいたらしい。言わば朝廷に対しては金を出すが、
口も出すという施策を採ったのである。
天正9年の京都御馬揃えは、織田軍の力を見せ付ける軍事パレードで
あったと同時に、正親町天皇に対する威圧でもあった。
信長はあくまで正親町天皇を退位させ、新たな天皇の擁立を望んでいたらしい。
これに対して天皇は、信長に対して征夷大将軍・太政大臣・
関白のいずれかを与えるという条件を出すことで妥協しようとした。
しかし信長は朝廷から官位を受けなかった
(もっとも、この条件提示は本能寺の変直前であったため、
返答できなかったという考えもある)。
朝廷から官位を受ければ、信長はあくまで朝臣という立場になる。
つまりその場合、信長は天皇の家臣であり、
政治を天皇から委任されたことになり、日本の元首はあくまで
天皇ということになる。信長は西欧世界の絶対君主制を
望んでいたから、これを受け入れるはずがない。
謙信が死去したことですでに恐れるべき敵もいない信長は、
朝廷の力を借りずとも天下布武を達成し、
朝廷から独立した新たな日本の絶対君主となろうと
していたのではないかと思われる。
この経緯から、本能寺の変に朝廷関与説が囁かれているのである。
評価
信長は古い体制を打破して新しいことに着目する天才であった。
中国で言えば始皇帝や曹操あたりに匹敵する人物と評されている。
政策においても武田信玄は中世を超えられなかった天才に対して、
信長は中世を超えた天才であった。鉄砲戦術や人材登用、
楽市楽座令などの様々な施策がそれを如実に示している。
しかし信長はあまりにスケールが大きすぎた。
後年、光秀と荒木村重が謀反を起こしたのも、
信長のスケールに両者がついていけなかったためかもしれない。
しかし山岡荘八氏などは、「信長の火の玉のような生き方がなければ、
戦国の世はまだまだ続いた」と評しているように、信長の登場で
戦国時代に終わりを告げることとなったことは確かである。
人物的には苛烈な英雄というイメージが強いが、政治家としても優秀で、
信長が支配下に置いた尾張・美濃などの多くは信長によって終生、
善政が敷かれていたと言われている。
桶狭間の戦いにおいても信長が勝利することができたのは、
領民の支持があったからだとも言われている。
また、延暦寺焼き討ちについては信長存命中は非難が高く、
そのために「魔王」と称されて恐れられたが、江戸時代の有名な
学者である新井白石などは史書の中で、
「延暦寺の荒法師は権威を盾に真の仏法を忘れ、
民に対して横暴を極めていたのだから、
信長公の行為は間違っていない」と、むしろ賞賛する行為であると
評価している。
現在において、信長は有名な人物を挙げるとすれば誰かと言われれば、
真っ先にその名が挙げられるほど超有名人物となっている。
またゲームをはじめ、多くの商品で信長を主人公とした作品も多く、
特に本能寺の変で信長が死ななかったらどうなっていたかという
シミュレーション作品も近年では多く作成されている。
家臣
四天王 - 柴田勝家、滝川一益、丹羽長秀、明智光秀
七副将 - 織田信忠、織田信雄、徳川家康、
八角将 - 羽柴秀吉、柴田勝家、佐々成政、丹羽長秀、佐久間信盛、
九爪将 - 前田利家、
京都所司代 - 村井貞勝
女婿 - 蒲生氏郷、筒井定次、丹羽長重、前田利長、松平信康
側近衆 - 堀秀政、長谷川秀一
小姓衆 - 森蘭丸、森力丸、森坊丸、高橋虎松、伊藤蘭丸祐道
黒母衣衆 - 佐々成政、毛利良勝、河尻秀隆、生駒勝助、水野帯刀左衛門尉、
津田盛月、蜂屋頼隆、中川重政、中島主水、松岡九郎二郎
赤母衣衆 - 前田利家、飯尾尚清、福原秀勝、原田直政、黒田次右衛門尉、
毛利秀頼、野々村正成、猪子一時
他に有力重臣として金森長近、九鬼嘉隆などもいる。
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