その眼には、
何が映っていたのか。
少しずつ嘘をつき
誰かを
陥れようとしている。
ダイイング・アイ ¥1,680- 著者 東野圭吾
許さない、恨み抜いてやる、
たとえ肉体が滅びても―。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要な事を忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める・・・。
俺をみつめるマネキンの眼。
そいつは、確かに生きていた。
―帯より―
頭を鈍器で殴られ、病院で目覚めた慎介は ”死亡事故を起こした”
という事だけの記憶を喪失していた。
そんな不安を抱え調べ始めるが、周囲の人は ”調べない方が良い”
という。
何故??
被害者
:夫と二人、子供はいなくても幸せに暮らしていた。
この幸せがずーっと続くと思っていた。。。
それなのに・・・思わぬ事故にあい、命の灯が消えようとしている最後まで、目の前の命を奪った相手の顔を睨みつけ、死にたくないと。。。恨みながら・・・命を落とす・・・。
そして愛した人を失った夫の恨み。。。
今度の東野圭吾は、悪いぞ。
と、帯に書いてありました。
今までと雰囲気が違うのかな?と思いながら読みました。
発端は交通事故。
ホラー?と思わせるようなマネキン登場!!
マネキンってショーウィンドウに綺麗に飾ってあると怖くないですが、何体も家にあると怖いでしょうね。
事故の真相(関わった人達)、謎の女性(事故との関係は?)、怨念(マネキンに込めた愛)、と繋がっていく過程は面白く興味深く読み進みました。
が、、、謎が解けてしまうと、新鮮さや驚きはなかったように感じました。
だからと言ってつまらない訳ではなく、最後まで面白く読む事ができました。
安全運転!!交通事故には気をつけましょう。。。
簡単すぎる…紹介でした。。。
■3月に読んだ本■『読書メーター』 2010.04.05 コメント(2)
■モダンタイムス■伊坂幸太郎 2010.03.07 コメント(4)
■2月に読んだ本■『読書メーター』 2010.03.01 コメント(6)
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