
春が、二階から落ちて来た。
重力ピエロ HP
重力ピエロ シネマトゥデイ
スタッフ
監督: 森淳一
原作: 伊坂幸太郎
企画・脚本: 相沢友子
キャスト
加瀬亮 : 奥野泉水(兄)
岡田将生 : 奥野春(弟)
鈴木京香 : 奥野梨江子(母)
小日向文世 : 奥野正志(父)
吉高由里子 : 夏子
岡田義徳 : 山内
渡部篤郎 : 葛城由紀夫
チェック
作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説である、
傑作ミステリーの映画化作品。
数々の伏線を基に、一つに絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から今へとつながる家族の真実が明らかにされる。
物語の核となる兄弟役に挑むのは、『それでもボクはやってない』の加瀬亮と『天然コケッコー』の岡田将生。
主人公の両親にふんするのは、小日向文世と鈴木京香。
監督デビュー作『Laundry ランドリー』で高い評価を得た、森淳一の演出手腕にも注目したい。
ストーリー
遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。
そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。
泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが……。
若い頃のお父さんを演じる小日向さんはちょっと無理が・・・![]()
子供の頃の泉水と春、雰囲気が似てます。春君を演じた子可愛いかった。
ネタバレ・・・あるかも・・・
昨年の夏ごろ原作を読みました。
なので、忘れてる部分も多かったのですが、思い出しながら観ました。
忘れててかえって良かったかも・・・
原作を先に読み、映画を観ると物足りなさを感じるんですが、今回はそのように感じませんでしたから・・・
春役の岡田君は、私はあまり知らなかったのですが、
春として違和感なく観る事ができました。(容姿端麗だが謎めいてる)
泉水役の加瀬さんはイメージ通り(父親似で弟思いの優しい兄)で、
お父さん役の小日向さんや(大きな愛で家族を守る優しい父親)、
お母さん役の鈴木京香さん(元モデルで美しい母親)もあってたと思います。
夏子さん(春を追いかけるから夏子さん)も、不気味で中々良かったですね~(笑)
≪追記≫
渡部篤郎さんが演じた葛城の事を書き忘れたので、一言
あの春の父親なので、やはり美形の父親像を想像してました。
もうちょっと、冷たい感じの人でも良かったかなぁと思いましたが、渡部さんの飄々とした演技がそれなりにあってたかも・・・。
最後は、もっと醜くジタバタしてほしかったぁ~。(爆) ≪追記≫
ただ残念なのは、 探偵の黒澤
が出てこなかった事です。![]()
6/13から 「ラッシュライフ」
が公開されますが、
黒澤
は堺雅人さんが演じるんですね~。
堺さんはどのような 黒澤
を演じてくれるでしょうか?
好きな俳優さんなので、こちらも楽しみです。
両親の決断は凄いですね。
生きて行く上で、心ない言葉を投げかける人達もいるだろうし、
(春が絵で金賞をとった時の母子のような、原作では審査員でした。)
それに負けずに子供を守り、生きて行くのは並大抵の事ではないはず。。。
この両親は負けてませんでしたが。。。
産もうと決めた時から、周囲の目から春を守り続けようと心に決めたんですよね。。。
サーカスでピエロが空中ブランコに挑戦するのを見て
落ちるのではないかと心配する春に、
母「大丈夫!!あんなに楽しそうなんだから落ちるはずがない!!}
父「楽しそうに生きてると重力なんてなくなるんだよ!」
母「そのうち、私たち宙に浮くかもね」
このシーンは、心に残りました。
でも、私にはこの両親が決断したことが、良かったのか分かりません?
この両親のもとで育った春が、 葛城の事
を知った時の事を考えると・・・。
とても難しい題材ですが、そんなに暗くはなく、
春のとった行動にも頷ける部分があるし、
かといって良い事ではありませんが。。。
パンフレットに伊坂さんのコメントがありました。一部抜粋させていただきました。
「重力ピエロ」は、僕にとって一番思い入れのある作品だ。
==中略==
このお話を書いていた時の僕は「楽観的でもなければ悲観的でもない」
==後略==
泉水=Spring=春
俺たちは最強の家族だ
これがまた面白いんですよね~![]()
伊坂さんのファンサイト 無重力ピエロ
さんで、
作品間の登場人物のリンクがありました。
【SP 野望篇】★岡田准一★堤真一 2010.10.24 コメント(2)
【おまえうまそうだな】 2010.10.18 コメント(5)
【インシテミル 7日間のデス・ゲーム】★… 2010.10.16 コメント(2)
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