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2012年01月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の反省も踏まえ、最近の仕事での悩みも含めて書こうと思います。

1月4日の仕事始めの日。
私の元にかかってきた一本の電話。
12月に転院した患者さんの、奥さんからでした。

「お久しぶりです」と出ると、
「こんにちは、げんきめいさん。うちのお父さん、転院して1週間で亡くなりましたよ。
あんたたちが、この寒い冬に病院から追い出したから・・他の病院に行きたくないって言ったのに。」との内容でした。

当院では、リハビリを実施している状態だったので、
主治医からは退院と言われていました。

受け入れ先はなかなか見つからず、2箇所の病院へ順番をついていました。
そのうちの1箇所から受け入れの連絡があり、妻に伝えたところ、
「本当はもう1箇所の方に行きたい。それまで置いて欲しい。」といわれましたが、
半年入院しておられ、退院が許可できない状態ではなかったことから、
息子さんたちは了解され、妻は半分程度しか納得できない、という状態での
転院となりました。
どうしてももう1箇所の方へ、という妻に、在宅での待機も促しましたが、
「こんな寒い中放り出すのか」と言われ、
やはり転院の方向が良いだろうという話になりました。

とにかく、気持ちのやりどころがないという妻の話をしばらく聞き、
私のしてきたことが何かと思うと、妻と一緒に泣くしかなく・・

最後は言ってくださいましたが、なんとも言いがたい気持ちになりました。

しかし、退院というイベントの中で、いろいろなドラマがあることは間違いなく、
その中で自分がいかに家族に寄り添えるのか・・・
自分の無力さに嫌になることばかりです。


退院相談には、様々な要因があります。

今はお金があっても、施設には入れない時代だ、と説明しても
「こちらで探してもらえるんですよね?行き先がないのに退院させるんですか?」と病院を訴えると言わんばかりの勢いのご家族も多いです。

一方で、主治医やケアマネジャーが在宅をあきらめてしまうケースもあります。
入院したその日に「今までの情報を送ります。もうこの方は在宅は無理なので、そちらで次の療養先のお話を聞いてあげてください」というケアマネジャーからの電話。病院にマル投げして、ご家族には、「もう難しいですね」と説明するので、ご家族は「皆さん、無理だとおっしゃるので・・」となってしまいます。ケアプランを見直したり、何か打つ手を検討しても良いじゃないか、と思えるケースもしばしばです。

話せばきりがないのですが、
とにかく感じていることは、誰が患者さんのことを考えているのだろう・・ということです。
もちろん、その一人が私でなければならないし、そうしていきたいと思うけれど、日本の将来は大丈夫なのかと思うほどに親子関係が希薄だったり、病棟から「まだ決まらないんですか?退院許可でてるんですけど。」と問い合わせが来ると、患者さんのことをトータルで考えるのが看護師じゃないの?治療が終わったら、支援は終わり?もう少し患者、家族の話を聞いたらいいのに・・と思ったりします。
自分が疲れていると、ちょっと折れそうになります。

もうすぐ診療報酬の改定です。
政策的には、どんどん在宅推進です。
急性期病院的にも治療の質を上げて、退院を促進して、
そして地域と連携をして、地域看護、介護の質も上げて・・ということだと思うのですが、
住民レベルの理解を得るには、本当に地道な努力を重ねるしかないなあと感じています。


もっともこれは、私の住んでいる地域の話かもしれませんが・・





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最終更新日  2012年01月24日 12時22分26秒
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