(旧ブログ)過去記事保管

2011.04.09
XML
ちまちまと読み進めていた『株式投資の未来』ジェレミー・シーゲル著という本を読了しました。
 非常に影響力のある本であり、著者の教えに従っている投資家の方も多数おられるようで、時に面白く、時に考えながら1章1章読んでいました。

 本の内容を簡潔に紹介すると以下のようになります。

・過去数十年間の株式市場の歴史を振り返り、高いリターンを達成した銘柄の特徴を探る。

・今後の世界経済の見通しを「先進国の高齢化」と「新興国の成長」という視点で分析する。

・上記をを踏まえつつ、インデックスファンドの買い持ち以上に高いリターンを得られる可能性がある投資戦略を紹介する。

 僕が特に興味深いなあと思ったのが3番目の内容についてです。

 著者はもともと「市場平均に連動するインデックスファンドを買い持ちすることがベスト」という主張をなされていた人だったそうです。
 しかし、過去の株式市場を調査するにつれ、過去に高いリターンを成し遂げた一定の基準に基づき銘柄を選定する投資方針、名づけて「D・I・V戦略」というを提唱するようになられました。



 日本の株式市場には「生活必需品」だとか「ヘルスケア」とかいう業種は無いのでちょっと戸惑ったのですが、この分類はS&Pとモルガンスタンレーが共同で開発した「 世界産業分類基準 」によるに基づくものだそうで、この基準に目を通してみました。

 これによると、「生活必需品セクター」には、「食品の小売業」、「食品・飲料・タバコ製造業」、「石鹸・家庭用紙製品・化粧品などの製造業」が、「ヘルスケアセクター」は、医薬品製造、医療機器製造、医療サービスなどを提供する企業が含まれているみたいです。

■ ■

 シーゲル博士は特定のセクターに限定したETFなどを購入することを勧めているのですが、彼の考え方を個別銘柄の選択に応用するとすれば、「配当利回りが高く」、「世界的に事業を展開している」「PERが低めの生活必需品企業等」に投資をすることが良いとなりそうです。

 次回以降、この3つの条件を満たす企業を自分なりに探してみたいと思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.12.16 13:13:27
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

siozatou

siozatou

バックナンバー

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

サイド自由欄

お気に入りブログ

2024~25主力株概況3… New! みきまるファンドさん

三洋貿易(3176)---25… New! 征野三朗さん

【10月運用成績】… かぶ1000さん

3322アルファグルー… Night0878さん

運用成績・ポートフ… lodestar2006さん

2024年10月の運用結果 snoozer8888さん


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: