osamu's weblog

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ピロ~エ

ピロ~エ

Favorite Blog

Mother Earth/Father… あずあずオレゴンさん
LIFE OF DEN ニィさまさん

Comments

ゆぅちん@ ウコンパワーのお陰で・・・ 私はかなりの酒豪でしたのにウコンパワー…
ニィさま @ おやおや、 横浜で、べり~イームズな店発見。 こ…
ピロ~エ @ そうなのか? 落ち込む事はない! ハゲる事もない! …
ニィさま @ は~い 僕も風邪だ。 新作のPVがどうも思った…
あずあずオレゴン @ Re:なぬ?(10/24) ピロ~エさん ----- あずあずさんはやっ…
2004/09/10
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日もお仕事について書きます。
しかし、昨日の日記とは違いツライ内容である。長い文章だし、書く
か書かまいか非常に迷った内容であるが、悩んだ挙句、この日を忘れ
てはならないと思い、日記に残す事にした。

本日、とあるこども専門病院へ新機種の医療機器の紹介に出向いた。

個人的に小児科の病棟への訪問は、いつも気が進まない。
なぜなら、いたいけなこども達が世間とは隔離された世界で、ある
こどもはあちこちにチュ-ブが挿入さられていたり、苦痛を訴え泣
き叫んでいたり、母親がなかなか来なくてダダをこねていたり、と


今回の訪問先は更に重症の子供達が集められた専門病院で、病棟も
救急体制が整えられた場所であった。電車で会社から2時間ほどか
かり、アポイントの時間ちょうどに病棟にたどり着いた。

程なく約束していたドクタ-が現れ、患者さんの病室まで通された。
患者は、4歳の女の子である。先天性気道狭搾症という神経性の病
で、気管は切開されており、食事が口から摂取できない為、胃に直
接穴を開け、そこから栄養剤を注入しなければ生きて行けない。

その子の母親と主治医と私とで、そのいたいけな女の子(というか
見た目は2歳ほど)を囲み、私が持参した栄養剤を送り込む為の機
械の説明を開始した。

実はこの子は半年ほど前に、うちの会社のシステムを使いすでに1

の訪問目的は、機種が変わったという事と、病状が安定している為
に近々に退院決まったという理由での事であった。

総じて、小児科のドクタ-は優しく丁寧である。特に今日のドクタ-
は、イケメンだったし真面目さと情熱を強く感じた。母親も理解力が
あり、非常にスム-ズに調整を進める事ができた。


その後2~3日はひきずってしまう程のツライ光景であった。

それは調整も終わりに近付いた頃、背後で呼吸困難を知らせるアラ-
ムがなり始めたと同時に、ダ-スベイダ-の2倍程の音量で、「ゴ-
ホ-、ゴ-ホ-」とすぐ後ろにいた保育器に入った赤ちゃんが苦しみ
出したのである。

私が病室入った時には、保育器の中までは目に入らず気にも留めなか
ったのであるが、その事態でさすがにびっくりして保育器の中の様子
に目を奪われた。

その瞬間、その赤ん坊と目が合ったのである。腕・鼻・口いたる所に
痛々しくチュ-ブが入っている。しかも奇形未熟児なのであろう、頭
部は半分陥没し、おおよそ人間の顔とは言えない程変形している。。。

もちろんさっきまで話してたドクタ-は即座にナ-スを呼び、処置に
入っている。目の前の母親は自分の子供の耳をふさぎ抱きしめている。

現場の空気は、まさにTVドラマやドキュメンタリ-の様相を呈して
いる。私はその赤ん坊としばらく目が合ったまま凍りついてしまって
いたが、自分が居場所を失っている事に気付き、すぐさま病室を他の
親子達と一緒に退出し、少し離れた場所から呆然とその赤ん坊の様子
見守った。

「すぐ家族の方呼んで!」とドクタ-はナ-スに告げ、他のスタッフ
と共に、救急処置室へと赤ん坊を運ぶよう指示した。

病室に戻り、重い沈黙の中、残りの確認を済ます為に、ドクタ-が戻
るのを親子と待っていた。こんな時の母親の心境はどんなであろう。
しきりに我が子の頭をなでている。こんな時、気の効いた言葉を掛け
てあげられれば、どれ程楽かと自分の未熟さを憎んでいた。しかも、
さっきの赤ん坊のつぶらな瞳が目から焼き付いて離れない。。。

5分ほどして、さっきのドクタ-が「すみませんねぇ」と申し訳なさ
そうに戻ってこられ、「他の担当医にお願いしましたから」と付け加
えた。主治医の真摯な態度もあって、残りの調整を終わらせる事がで
きた。最後には主治医からも母親からも、深々とお礼をされたものの、
私は足取りも重く病院を後にした。

それからしばらくは、あの赤ん坊の事が脳裏からから離れなかった。
あの赤ん坊の瞳は何を訴えていたのだろう?あの後どうなったのだろ
う?と思うと、ツラくて仕方なかった。



この様に、この仕事をしている以上、ツライとしか言えない現場を見
る事は避けられない。ふと日常生活に戻った時、幸せそうな人々を見
て、普段見えない所で、厳しい境遇と戦っている人々がいる事を忘れ
ちゃ行けないと強く思うのと同時に、自分が今健康に恵まれ、五体満
足に生きている事に、大きな感謝の念を感じすにはいられない。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/09/12 11:32:03 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: