Takara's Wisecrack

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>「人生の出来事型ストレス問診」

ストレスとは……

人は生活する上で、様々なストレスを抱えており、時には「楽しいこと」ですらストレスになってしまうこともあります。
つまり、ストレスとは「人生における変化」としてとらえる事もできるのです。


「人生の出来事型ストレス問診」とは……

「人生の出来事型ストレス」とは、「結婚」や「引越し」など、生活環境の変化によって生じるストレスのこと。
この指標は全部で43項目あり、 過去1年間 に該当する項目があったかどうかを答えるというものです。


43項目に答えることにより、日常生活を送っている過程で(知らず知らずのうちに)抱えていたストレスをチェックすることが出来ます。

慢性疲労症候群の発症にはこの「人生の出来事型ストレス」が影響している場合が多く、該当項目数によって、この病のなりやすさを把握することも出来ます。問診には「はい」、「いいえ」でお答えください。
「はい」の数を数えておいてください。


番号

設 問  

1

結婚をした

2

上司とのトラブルがあった

3

刑務所などに拘留された

4

夫や妻が亡くなった

5

睡眠時間などが変化した

6

親族が亡くなった

7

食習慣が変化した

8

担保や貸した金の損失

9

服装や交友関係などに変化があった

10

親友が亡くなった

11

軽い違反行為をした

12

目立った個人的成功があった

13

妊娠をした

14

家族の健康や行動に変化があった

15

性に関する悩みがあった

16

親戚とのトラブルがあった

17

家族の集まり方に変化があった

18

経済状態が変化した

19

家族の数が増えた

20

引越しをした

21

子供と別居した

22

妻や夫と別居した

23

宗教活動が変化した

24

妻や夫と仲直りをした

25

解雇されたり失業したりした

26

離婚をした

27

転職をした

28

夫婦喧嘩が増えた もしくは減った

29

職場での立場が変わった

30

妻や夫が就職や退職をした

31

勤務時間や勤務条件が変化した

32

休みの取り方や回数が変わった

33

多額の出費をした

34

車・テレビ・冷蔵庫などを買った

35

怪我や病気をした

36

会社の合併・倒産などがあった

37

仕事以外での活動が増えた

38

生活状況が変化した

39

退職をした

40

長期休暇をとった

41

クリスマスなど特別なお祝いがあった

42

転校した

43

入学・卒業・退学をした






「人生の出来事型ストレス問診」の結果について……

過去1年間に7個以上経験している方は注意が必要であるといえます。
実際に大阪大学医学部附属病院でこの問診を行ったところ、
健常者の該当項目数の平均値は4.4個。
慢性疲労症候群の発病時期で平均8.3個と2倍近く「人生の出来事型ストレス」を多く抱えていました。
また、慢性疲労症候群の治療を受けている人で平均6.0個でした。

ただし、この「人生の出来事型ストレス」は一つ一つの出来事によって重みが違いますし、また人それぞれ受け取り方が違い、ちょっと落ち込む程度のものからその後の人生に大きく影を落とすものまで多種多様。「人生の出来事型ストレス」の数だけで、全てを判断する事はできません。



該当項目が7個以上の人は……

自分が抱えているストレスを分析し、そのストレスの原因に対して適切な対応をしたり、可能であるなら、ストレスに近づかない(生活環境を変化させない)様にすることです。
しかし、それには限度がありますし、ストレスをまったく感じずに生きていく事は難しいことです。

もし、ストレスを感じるようであれば
●泣く、怒る、愚痴るなど情緒に訴える方法で対応する
●ポジティブシンキングをし、明るく受け流す
などの方法でストレスに対応することも重要です。




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