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結婚式の招待状の返事。これには句読点を付けない。それがマナー。こう書いてあるマナー本が結構ありますし、ネットで検索してもたくさん出てきます。これは「区切りを付ける」という意味合いから句読点を使わないようになっているのですが、しかし私はそこまで枝葉末節にこだわるのはどうかな、と思います。こういう枝葉末節にこだわっている本に限って、「御出席、御欠席」の「御」を消す際は「寿」の字を使うと良い、などと書いてあったりするのですが、文字を消すのに全部「寿」を使った返信ハガキというのはお世辞にも見た目が美しいとは言えません。「寿」の字を使って消すのは「二重線」で消すより気持ちが伝わるから、と「寿」推奨派のマナー本やマナーサイトには書いてありますが、そもそも二重線で消すのではなく、実は一本線で消すのが好ましい、ということにほとんどの著者もサイトの制作者も気付いていません。つまり、ほとんどのマナー本、マナーのサイトに書かれていることの根拠は実は薄弱で、作者の好みだけで判断されて書かれているのが実態のようです。ですからマナー本やマナーのサイトに「こうするのが正しい」と書いてあったとしても、その根拠が書いてないものは、まず眉唾物、正式なものでは決してない、と思って間違いないと思います。重箱の隅をつつくようにこまかい部分にこだわって「それが正式なマナー」と決めつける姿勢こそ、マナーを形だけの心がこもらない、面倒くさいものにしてしまっている最大の要因で、この結婚式の招待状などはその典型的な例ではないでしょうか。
2009年01月19日
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「松の葉」という表書きがあります。松の葉に隠れてしまうほどのわずかなものですが、という意味で使いますが、あまり見かけることはありません。同じような意味合いで「寸志」というのがありますが、寸志は通常目上の人から目下の人に贈るときに使う言葉なので、逆のケースでは適当な表書きが思い浮かばず苦労することがあるのですが、この「松の葉」はそういったケースでも使えますから、憶えておくと非常に便利だと思います。また、相手に対する謙遜の心もこもっていて美しい日本語だと思います。「松の葉」という表書きがもっと一般的になればいいのに、と思うのですが。
2009年01月15日
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もう4年ほど前になってしまいますが、福岡市内で第1号、第2号のメイド喫茶ができたとき、警察から風俗営業の許可を取った方がよい、と言われ風俗営業の許可を取ることになったのですが、この手続きは私が手がけさせていただきました。余談ですが、この2店舗の経営者はIT企業の社長で、日経第1面の特集記事にも載ったことがある方です。この社長とは、その後も親しくしていただき、別会社を立ちあげるときに依頼をいただいたりしております。許可申請について打ち合わせをするとき、事務所がメイド喫茶の店舗の奥にあるので、一旦お店の入り口からどうしても入らざるを得ないのですが、このとき必ず「お帰りなさいませ、ご主人様」とメイドさん達に言われてしまいます。これはハッキリ言ってオヤジには照れる。しかしいつも感心するのは、制服に着替える前の店員さんは、本当にそこらを普通に歩いているような、今風なパッと見シャキシャキしてないような女の子に見えるのですが、制服(つまりメイド服)に着替えた途端、パリッとプロの顔に変わることです。店内での仕事ぶりも見たことがあるのですが、コンビニによくいるやる気が無さそうな態度プラス心がまるっきりこもってないことが見え見えのおかしな敬語を使うバイト店員より、よほど笑顔満載、お客をもてなそうという態度に溢れた接客ぶりは感心するばかりです。社員教育がしっかりしているのでしょうね。ところでそのメイド喫茶ですが、結局今では風俗営業の許可を取らなくても問題が無いという扱いになったようです。しかし福岡市内では、私が手がけさせていただいた2店の他に3、4店あるくらいで、撤退した業者もあるようですから、傍から見るより経営者の実力がモノを言う世界のようです。やはりこういったビジネスであっても、物珍しさだけでは限界があって、お客第一プラス営業努力をしてないところは勝てないということでしょうね。そんな中にあって、未だに私が手がけさせていただいた第1号店、第2号店がしっかり繁盛しているのは嬉しい限りです。
2009年01月13日
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お客さんとの打合せが終わり事務所に戻ろうとしたら、事務所から転送されてきた電話が携帯に。「○○だけど。覚えてる?」オ~ッ、中学の時の同級生。34年ぶり。ずいぶん久しぶり。「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」聞きたいこととは、建設業の許可申請書の書き方でした。自営で建設業をやっていて、今までは必要なかったけど、取引先との関係で許可を取らなければいけなくなったから、ということでした。それにしても34年ぶりの電話が、私の仕事に関することとは驚きました。同級生から音丸は今は行政書士やってると聞いたので、ということでしたが、それがきっかけで久しぶりに電話をかけてくれるとは嬉しい限りです。電話で一つ一つ説明していたら2時間近くかかってしまいました。これでなんとかスンナリ通ればこちらも嬉しいのですが。
2009年01月11日
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実は昨年の10月半ばから、思うところあって禁酒してます。特にコレと言った理由はないのですが、酒を飲むのはいいのですが、飲んだ後は車を運転できないし、4、5時間寝てもやっぱり運転できないし、かといって飲んだ後スグ仕事にかかることもできないし、下手すりゃ二日酔いで次の日無駄になるし、でそれなら飲まないからといって特に困ることもないので、飲むのをやめようと思った次第です。禁酒してから分かったのですが、ウーロン茶って意外と美味い、酒の肴にも合う。これはいい。それでも宴会には出ますから、始まりの乾杯もウーロン茶でというのは、付き合いが悪いとか言われそう、と最初は心配だったのですが「車で来てるので」と断ると、時節柄それなら仕方ないね、で済むので案外楽です。唯一困るのは、お歳暮とかでアルコール類をいただいたとき。断るわけにもいかないので、ありがたくいただいて知人や親類縁者に分けています。ところで、アルコール依存症から立ち直ったことで有名な講談師の神田愛山さんの話しをポッドキャストで聞いたのですが、厳密に言うと、ご飯の時に晩酌を一杯、ああ美味しいというのもアルコール依存症なのだそうです。つまりアルコールがあるとより一層モノが美味しく食べられる→アルコールがないとそんなに美味しくはない、ということだからだそう。それはともかく、以前は私も酒を飲まない人は人生の楽しみを一つ損してると思っていたのですが、今はその楽しみより別のことを楽しむ方がいい、と考えが変わりました。実際、酒飲まなくて困ることは思っていたほど無いですし、不謹慎かもしれませんが、禁酒するには非常に今はいい時期なので助かります。
2009年01月10日
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「LLP(有限責任事業組合)設立のことについて聞きたい人がいるから」と、お客様から連絡が来ましたので、その会社の事務所に。着いてその方と名刺交換してると「以前にお会いしませんでしたっけ?」と尋ねられました。う~ん、記憶がない。元々私は人の名前を顔を覚えるのが苦手な方なので、こういう風に言われてしまうことがよくあります。申し訳ありません、どこでお会いしましたっけ?まったく記憶にないのですが。「○○でしったけ?○○には行かれたことはあります?」と尋ねられるのですが、どれも心当たりがないところばかり。そのうちに「以前『博多独楽』という雑誌にいたことが・・・」とおっしゃったので、ああ!それで分かりました!私が開業したばかりの頃『博多独楽』」というミニコミ誌、今でいうフリーペーパーのようなところから取材を受けたことがあったのです。この方は、そのときの記者さんでした。そう言えば、顔も声も思い出してきました。いやあ懐かしい。10年ぶりです。そのころは、フリーダイヤルの行政書士が珍しかったのか『福岡経済』とか別の地元経済誌からも取材を受けて記事にしていただいたことがあったのですが(その代わりに年間購読契約させられましたが(^^;))、この『博多独楽』のことは今の今まですっかり忘れていました。しかも、ほかの雑誌は取材を受けたときのことや記事になった内容もよく憶えているのですが、『博多独楽』だけは、一番最初に取材していただいたはずなのにもかかわらず、取材の時の様子も書かれた記事の内容も、まったく憶えていないので不思議です、っていうかとても失礼なんですけどね(^^;)それにしても、こういう形でまたお会いするとは、まさに「縁は異なもの、味なもの」です(少し違うけど)。『博多独楽』自体はその後廃刊になり、この方も転職なさって紆余曲折の末、今回LLP立ちあげに至ったようですが、お互いに事業継続中ますますご発展ということで、とりあえず新年早々おめでたい出来事でした。
2009年01月09日
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昨日3日は、今年最初、通算37回目の献血に行ってきました。今回はハッピークロスイムズへ。ここは初めて来ました。奥の窓際のスペースが献血後の休憩室になっていて、8階だけあってさすがに見晴らしはいいのですが、窓際なので多少寒い。肝心の献血の方は、自転車で走ってきたせいか、体が冷えてて血の出が悪いらしく、針を刺している方の腕に温パックをいくつも重ね、さらに毛布をかけるという状態で終了。でも血の出が悪かったのは、見ていたDVDの映画が「八甲田山」だったせいもあるかもしれません。今日4日は、近くの住吉神社に初詣。昨年初詣に来たときは6日だったので、そんなに混んでなかったのですが、今日は写真の通り参拝客が行列をなしていました。参拝客の行列というのは、初めて見ました。それにしても住吉神社は、都会の中の神社らしくアッサリしてます。お守りの札を売っているところは1カ所だけ。ご祈願の初穂料も1万円からお気持ちで、ということで、お願いする内容がいくつあっても、あくまでお気持ちで、ということらしいです。
2009年01月04日
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(9)シミュレーションを何回も秘書検定1級面接試験合格への最後の決め手はシミュレーション、つまりイメージトレーニングだと思います。要は、面接試験を自宅で再現してみるということです。以前から書いていますDVDでは、当日の試験の流れを忠実に再現していますから、これを参考にして、まず課題を5分間で憶える、それから部屋に入る、受験番号と名前を述べる、イスに座る、イスから立つ、報告を行う、応対を行う、部屋から退出する、という試験とまったく流れを自宅でやってみます。当然、試験の緊張感もそのままに、服も当日着ていく服を着用して。報告の途中で間違ったりつかえたりしたら「失礼しました」とやり直しを行います。間違っても「失敗した!」などと独り言を言ってそこで終わったりしないように。すでにご存じとは思いますが、面接試験は、ドアの開け閉めを含めて部屋へ入るところから退出するまで、すべてが採点の対象となります。ですので、試験と同じような緊張感を持って行うのが肝心です。ただ、応対は相手がいないので多少やりにくいと思いますが、それでも相手がどう言うかを想像しながら、なるべく本番に近い形で行ってみます。このシミュレーションのいいところは、自分の弱点が分かるところです。歩き方やドアの開け閉めなど、思いもかけないところができていなかったりします。さらに、このシミュレーションを行うと、本番ではあまり緊張しなくて済みます。私が12月に受けたときは、20回くらいこの練習をしました。それでも、いざ課題を憶える5分間が始まるとカーッと頭に血が上って緊張して慌ててしまったのですが、それでもなんとか合格できたのは、シミュレーションを重ねていたことで体が覚えていたからだと思います。また、秘書検定を受けて分かったことですが、実務の場と違う部分がどうしてもあるということです。しかしそれは、検定試験という性格上、合否を判定する一定の基準を設けないといけないわけですから、仕方がないことです。むしろ、秘書検定1級は「普通以上の接遇、マナー」と謳っていても、ビジネスの場では逆に最低限これだけは必要、というレベルのものだと思いますので、後は自分なりに接遇、マナーを研究し、ブラッシュアップしていくのが、自分の付加価値を高める一番の方法なのでしょうね。
2009年01月03日
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(7)男性の座り方、立ち方私が2次試験・面接を受験した際、一番困ったのがイスへの座り方と立ち方でした。テキストやDVDには、女性の座り方、立ち方は出てきても、男性についてはまったく出てこないからです。そこで一人で鏡を見ながらいろいろやってみたのですが、結果として女性の場合とほぼ同じでいいのでは?という結論になりました。すなわち、イスに座っているときは、膝をそろえ手は軽く握るか、指を揃えて軽く伸ばした状態できちんと腿の上に置く、立つときは片方の足を少し引いてから立ち上がる、という動作です。マナー本の中には、男性はイスに座ったときは足を少し開いて座る、と書いてあるものもありますが、実際にやってみると、足を開いて座る姿勢は、よほど自分が美しく見える姿勢を知っておかないと、横柄な態度に見えてしまう可能性が高いように思います。逆に、足を揃えて座った姿勢は、鏡で見てみるとそんなにおかしな姿勢ではなく、背筋さえピンと伸ばしておけば、男性であってもかえってキチンとした印象に見えるのです。また、立ち上がるときも、女性の場合と同様に、片方の足を軽く引いて立ち上がると、上体の姿勢があまり崩れずにスッと美しく立てます。このときも、座っているときに足を揃えていた方が、片方の足を引いて立ち上がるという動作がスムーズにできるのです。そうではなく足を開いて座っていると、立ち上がるとき多少「よっこいしょ」と見えてしまうのです、私が年なのかも知れませんが(^^;)。ですので、座っている姿勢、立ち上がるときの動作は、男性であっても女性とほぼ同じでいいと思います。あとは鏡を見ながら、自分がよりスムーズに美しく見える姿勢、動作というのを見つけるように研究するといいでしょうね。(8)独学者はDVDをぜひ!受験者の方には、専門校に行ったりセミナーを受けたりして専門家の指導を受けるのではなく、まったく独学の方も多いはずです。私もそうでした。そういった方の場合、2次試験に関してはDVDは必見の教材です。DVDの内容を忠実に面接試験の場で行うことができれば、よほどのことがない限り合格できるはずです。逆に、独学でしかもDVDを見ることもなく合格されるような方がいらっしゃるとしたら、そうとう実務の場で経験を積まれているような方しか考えられません。そのようなかたは、そもそも秘書検定を受ける必要性すらない方でしょう。それほど、DVDには合格のエッセンスが詰まっています。採点の基準である「態度」「振る舞い」「言葉遣い」「話し方の調子」「物腰」「しぐさ」について、一つ一つ詳細な説明や解説は出てきませんが、DVDの中の模範例モデルを何回も見ていると、自然と合否の分かれ目、ポイントが分かってきます。特に、良くない例が出てくる場面では、どこが良くないのかを必ず研究することです。模範例のモデルは二人出てきて、それぞれ微妙に違いますから、自分がどちらのタイプか、それとも両方を合わせたタイプなのかを決めて、それから、それぞれどのように「報告」と「応対」を行えばいいのかを研究するといいと思います。これが1万円もするような価格であったらやはり抵抗があるでしょうけど、2500円以下というのは、かなりお買い得な値段と内容であることは間違いありません。独学の方はぜひご覧になってから受験するようにした方がいいと思います。
2009年01月02日
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(6)服装はどんなのがベスト?秘書検定に関する掲示板を見ていると、けっこう多い質問が「服装はどういったのがいいのか?」というものです。私としては服装は基本的にどんなものでもいいと考えています。第85回(昨年夏、私が不合格だった回)の秘書検定1級で、宗像の高校生が合格したと新聞記事に出ていました。このとき私が控え室で順番待ちをしているときに、高校の制服を着ている女性がいましたので、たぶんこの合格した高校生であったのだろうと思います。ですから学生であれば、制服でも全然問題なかったわけですし、当然大学生であればリクルートスーツで全然問題ないわけです。そしてビジネスマンであれば会社の制服でも、要はビジネスに相応しい服装でありさえすれば、そのこと自体は採点になんの影響もないと思います。ただ、採点の基準として「態度、物腰、しぐさ」といった雰囲気的なものがありますので、ビジネスマンとしてのマナー・接遇に「普通以上」のものを求められる秘書検定1級においては、いかにもそういったことができる人という「雰囲気」を醸し出す服装であった方が有利、ということは言えるのではないかと思います。ですので、例えば男性のビジネスマンであれば、ビジネスの場でスーツを着るのは当たり前ですが、通常のビジネスの場であれば、ジャケットのボタンをとめないことも多いでしょうし、スーツが多少くたびれていても問題ないでしょうし、ネクタイがゆがんでいてもそのこと自体はビジネスに支障を生じるものではないので許されることであるでしょうけど、1級検定の場では、ジャケットのボタンはキチッとしめるのが「当たり前」ですし、スーツもビシッと体にフィットしスタイルをできる限り良く見せるものの方がいいですし、ネクタイが曲がっているのは言語道断、ワイシャツの第一ボタンはしっかり隠れているか、結び目は美しく見えるか、といったことだけでなく、靴はちゃんと磨かれているか、髭は?髪のセットは?といった点にも注意を払って、いかにも自分は普通以上のビジネスマンであるように見せる必要は絶対あると思います。それが「態度、物腰、しぐさ」といった採点のもとになる「印象」をアップさせることにつながると思います。女性の服装に関しては、私はよく分からないので言及することは避けますが、やはり男性と同様、ビジネスの場に相応しい服装であること、自分の見た目の印象をアップさせることにつながる服装を心がけること、という点は、押さえておくべきポイントであることに変わりはないと思います。また、もう一つアドバイスとして徽章、つまりバッジ、社章をスーツに着けることをお勧めします。男性のサラリーマンでしたら、社章を着けることは日常行っていると思いますが、スーツに徽章を付けると、不思議とビジネスの場にいるという雰囲気が自然と出てきますし、たぶん女性がスーツを着用した場合も同じではないかと思います。私もスーツを着てイメージトレーニングをしているときに、今イチ印象の面で物足りないな~と感じたので、試しに徽章(私は行政書士ですので行政書士のバッジ)を着けてみたところ、急に(自分で言うのもなんですが(^_^;))できるビジネスマン的に雰囲気がガラッと変わったのに驚いたほどです。
2009年01月01日
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