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今日テレビで放映されていた話。
ある演歌歌手が、今までなった事もなかった病気になり、人生で最も辛い時を過ごしていた。
その病気は「パニック障害」と言って、前触れもなく急に心拍数が増え動悸がしたり
不安感がおそったりと日常生活が営めない状態になる病気だった。
楽しくテレビに出演していたはずが、一日床にふせってしまうという状態が続き
部屋にこもっていた時の事だった。
その日は少し気分が良く、テレビを見ていた。
その日はあの東日本大震災から約1か月ほど経った頃だった。
なんと被災地で何もかも失ったある男性が自分の歌で励まされてなんとか頑張っているという映像だった。
彼はこのテレビを見て、今の自分がすぐそこへ行けない、励ましてもあげられないもどかしさを感じたのだった。
そして、少しずつこの日から彼のリハビリが始まった。
外へ出られなかったが毎日少しずつ出られる様になった。
人と会うことさえできなかったが、人と少しずつ向き合えるようになった。
動悸がして苦しくなる事もあったが、あの映像に今度は自分が励まされ
なんとか実際に行ってお礼とお詫びを言いたいと思ったのだった。
そして、番組で彼は本当にあの被災地へ行き、自分の歌を大好きだと言ってくれる男性の元へ行く事ができた。
男性はこの演歌歌手の歌で自分を毎日励まし、仮設住宅でも元気に暮らしていた。
彼の病気の事ももちろん知っていて、反対に心配していた。
「僕は誤りたいとずっと思ってきました。あの震災の時に、すぐにこれなかった事・・・本当にすみませんでした。」
そう言うと、涙声でつまっていたが
男性がやさしく声をかけたのだった。
「そんな誤る事ないよ。何も悪くないよ。もうこんなに外へ出てだいじょうぶなの?」
反対に労ってもらった彼はまだ人前で歌えない状態だったが
この男性夫婦の二人の為に思いを込めて歌う事ができたのだった。
男性は涙を何度もぬぐって、「ありがとう」と言っていた。
今まで1年ちょっと何もかも失くして辛い日々だったに違いない。
でも、この演歌歌手の彼が来てくれて生の歌声を聴き、感動と胸いっぱいの思いがあふれたのだ。
そして演歌歌手の彼も同じだった。
自分よりもっと辛い思いをしている人の思いが、自分を勇気づけてくれた事。
「生きる事」の思いが二人を繋いでくれたのだろう。。。
これは「さんまのからくり」であったのだった。。。
まだ療養中のこの男性は「大江君」と言う若い演歌歌手。
そしてまだ少しずつ踏み出している所だが
さんまさんが最後に言った言葉が印象的だった。
「前にふみだせんでもいいんや。そんな時は止まったらええんや。後ろ向いて止まってさがってみい・・・前に進んでいくやろう。」
なるほど・・・・
自分は一人ではない。
誰も知っているけれど、なかなか前に進めない時があるものだ。
そんな時後ろを振り向いて、後ろ向きのまま遠ざかったら、知らない間に前へと進んでいるのだ。
なんか辛い時、無理をしないで頑張れそうな気がするな。。。
昨日に続き、今日の我が家のつつじ。。
もっこうバラも咲きました。
実は今「下書き」をしていた途中で「公開」お押してしまい、写真をアップする前に失敗してしまいました。。。
久しぶりに連日に更新したので・・やっちまった。。。
アップ画像を入れる前に見ていただいた方、すみません<(_ _)>
今度は畑のもアップしますよ。
ではまた。。。