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@きゃさ @ Re[1]:その時は突然に(06/15) のの77さん 元気だったら。。。それでいい…
のの77 @ Re:その時は突然に(06/15) きっと巣立ったんだね!!(^^) 寂しいけど…
@きゃさ @ Re[1]:ぴーちゃん 生後12日(06/06) のの77さん 無事に飛び立ってくれるよう…

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@きゃさ

@きゃさ

2002.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子どもを育てるようになってからかしら・・?

動物や子どもをテーマとした悲惨な話や
感動話に非常に弱くなっている。


9歳の学校の宿題で教科書の読書があった、
声を出して読んでその評価を親にチェックしてもらい、
(音読カード)を提出する。

9歳
『今日は1章だけね、聞いててヨ。』


今回の国語は(第二次世界大戦の東京大空襲)の場面の
お話のようである。
穏やかな家庭に召集令状が届き、
家族で”かげおくり”をする。
父が白いたすきをかけて出陣して行った。
早朝の空襲警報、
怪我をした兄をおぶった母とはぐれてしまう。


第1章はこんな様子。
これって、あれに似てる?。
私が世界最大に苦手とする
《ほたるの墓》


台ふきで涙をぬぐっていた。

9歳は気が付いたらしく、
『お母さんサイン書けんだろ?
僕が書くから返事して。
声の大きさはどうだった?

感情はこもってた?』

私はすべてにウン、ウン、と頷いた。

鼻をすすりながら、ハァ~。
『お母さんはこういう話は涙が出てしまう、
どうしてこんなお話を勉強すると思う?
罪の無い人が悲しい思いをしたんよ、
戦争はしてはいけないって教えてくれよるんやなぁ。』

9歳
『ほたるの墓って知ってる??』

『?!?!?!そ、それは・・・』
9歳
『どんな話?』

今回の授業の内容から話題になったのであろう、
興味があるときが いいチャンス、
教えてあげなくては、
今 語ってあげなくっちゃ、
世界最大級に弱いあの話。


母は語ったよ、
台ふきで涙をおさえながら、
正面を向いて語りにくかったから
野菜を切りながら。

も~、何を切ってるか
どういう風に切ってたか
覚えてないわ。

でも子ども達は乱れ切りをしながら語る母の
《ほたるの墓》を静かに聞いていました。

母をこんなに泣かせる戦争はいけません。


夕食のすき焼きは白菜がやけに多かったです。





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Last updated  2002.01.21 20:04:19
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