暦の調整
時間の表現には「秒」や「分」、「日」などがありますが、1時間は60分、1日は24時間、といったように決まった数字です。
ただ、1年は365日または366日と、うるう年になると1日多くなります。4年に1回、うるう年があるのは地球が太陽のまわりを一周する時間がぴったり365日ではないからです。地球が太陽の周りを一周する公転周期は365.2422日なので、365日に約4分の1日追加することで暦のずれを調整しているのです。
ちなみに、うるう年は4年に1回という法則はよく知られていますが、さらに条件があることをご存知ですか。原則として4で割り切れる年がうるう年になりますが、それには例外があります。100で割り切れる年のうち、400でも割り切れる年はうるう年になりますが、それ以外はうるう年になりません。例えば2000年はうるう年ですが、2100年はうるう年にはならないのです。
普段の生活において、私たちは漠然と時の流れを感じていますが、年に1回の「時の記念日」に時間の大切さを改めて感じてみるのもいいですね。