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2005年05月19日
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少し前のことになりますが、フージャースに続き、保有銘柄のアーバンコーポレーション(8868)も好決算を発表しました。↓
http://www.urban.co.jp/tousika/pdf_tansin/tansin_1703ren.pdf

東証一部企業のアーバン(1990年設立・1996年上場)は、新興市場のアセットM、ダヴィンチほど注目されていませんが、順調に成長、前期・今期とも四季報予想を上回っています(笑)。
                                 自己資本
(連結)   売上高     経常利益    純利益   比率     ROE
                               (()時価ベース*)
00年3月 17,301(+114%)  1,329(+193%)   502(+412%)
01年3月 24,565( +42%)  2,855(+115%)  1,382(+175%)
02年3月 28,102( +14%)  3,074( +8%)   1,870( +35%) 21.2%(40%) 16.5%

04年3月 51,363( +58%)  4,812( +40%)  2,670( +40%) 25.1%(39%) 17.2%
05年3月
 四季報 55,400       8,800      6,000
 実績  57,033( +11%)  9,479( +97%)  6,455(+142%) 29.4%(113%) 24.8%
06年3月
 四季報 70,000      10,500      6,200      
 会社予 69,500( +22%)  13,000( +37%)  8,550 ( +32%)   

* 時価総額÷総資産。

更に新中期計画↓**では、08年3月期に売上高・純利益で05年3月比+71%・+95%を想定しています:
http://www.irstreet.com/j/files/8868/presentation/88682005051708.pdf

07年3月 78,450(+13%)  16,000(+23%)   8,950 (+5%) 


売上総利益に占める各事業収益の割合でも流動化事業が柱に:

          03年3月期  04年3月期  05年3月期
売上総利益額   86億円    106億円    179億円
 流動化        43%      46%       63%
 アセット・マネジメント    0%      0%        9%

 マンション管理     14%      14%        8%

事業の柱である不動産流動化事業でも、物件仕入れ状況は順調:
06年3月期  07年3月期  08年3月期
100%(完了) 約90%     約20%

**2003年8月の「URBBAN Grand Vison 2010」↓に基づき05年5月17日に発表。
(http://www.urban.co.jp/tousika/pdf_press/03_1/pres_030805_2.pdf)。

05年3月期で1st STAGE(04年3月~06年3月までの3 ヵ年)の定性・定量目標の全てを1 年前倒しで達成しています(自己資本比率30%だけ若干未達)。市況が幸いした面もあるでしょうが、上方修正が常のアーバンでは、中期計画も順調に進行しているようです。自ら収益予想など出来ませんが、過去の収益予想の実績などから達成は可能なのではと思ってます。

株価もきれいに右肩上がり...(昨年の年間上昇率4.5倍と東証1部でトップ)
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=8868.t&d=c&k=c3&a=v&p=m65,m130,s&t=2y&l=off&z=m&q=c&h=on

好業績に加え、同じ5月17日には、「株主利益との連動性を保ち、更なる利益向上を図る」ため、役員退職金制度を廃止(こういう経営姿勢は個人的には◎)。↓
http://www.urban.co.jp/tousika/pdf_press/05_1/pres_050517_5.pdf

5月17日にホテルオークラで行われたアナリスト説明会のビデオ(
http://www.irstreet.com/j/streaming/8868/20050517/8868top.htm)を聴いた感じでは、新中期計画の資料と合わせ、アーバンの好業績は今後も続くことが予想されました。

主な発表内容(新中期計画を含む):

<業績>
・資産規模で1500億円を突破。総資産増加は収益源の物件の仕入れのため。
・開発型ファンドのアセット・マネージメントが出来る強み(売上高経常利益率71%で業界で最高水準)。05年3月期では、総資産1550億円中1144億円(約74%)が開発型ファンド。
・経常利益:年率30%以上の成長を継続。
・財務の安定化を目指す(自己資本比率30%以上)。
・配当:分割などを考慮すると実質75%増加。
・ROE重視・上昇:粗利率が高い分野で収益を上げている。リミテッド・パートナーと一緒に参画している事業が多く、資金効率が良い。
・投資有価証券増加:アセット・マネージャーズの株を一部売却して関係会社としたこと、東京美装興行会社の株式取得などが要因。

<経営状況>
・特に開発型流動化事業が好調:粗利率高い。粗利率は04年3月期7.6%、05年3月期10.5%、06年3月期13~16%を予想。
・不動産流動化事業の物件仕入状況:順調(上記表参照)。
・手法:開発型・資産そのものに付加価値をつける難しい手法。1998年から流動化事業に参入しているが、単純な取得→転売の手法はしていない。開発型の手法は参入が難しいためアーバンの特色となる。
・売上総利益:05年3月期は流動化関連事業が70%、
・物件:引き続き収益性の高い物件にのみ投資。
・地域別資産:東京都心部が72%かつ千代田区、中央区、渋谷区、港区でしか物件を保有していない。
・金額別:50億円以上の物件が80%以上。リートへの売却を視野にいれているので、50億~200億円以上のアセットが適正(日本のリート市場について、2006年には6~7兆円、私募債ファンド3兆円程度を予想。イールドスプレッド2~3%超あるので順調な推移を予想)。
・物件:複合型の物件が大半=下が商業地区、上がオフィスなど。住宅物件は地域性から少ない。

<経営方針>
・将来の展開への布石を迅速に。
・成長分野である資産流動化事業によりシフトしていく。
・アセット・マネージメント事業:順調。第三の柱。
・物件の多様化・手法の高難度化:一層の対応(開発・リノベーション技術の向上・人材)を強化・本質的に価値を上げる技術・企画力を更に向上させる。
・流動化の周辺事業:成長を予想・手数料を取得できる分野を強化、サービスを含めた流動化事業のフルライン化を図り収益性を上げる。
・様々なリスクへの対応(金利上昇など)。
・運営事業の強化:事業者の業務純益を上げる→家賃に転化→収益性向上。
・コンプライアンス、人材、知名度(ブランド)の向上を図る。
・現在のビジネスモデルの強化(URBANモデル)で目標達成を図る。
・流動化ビジネスのリーディング企業を目指す。

アーバンを見出した超優秀個人投資家の方には上記のことなど全て承知済みでしょうが(笑)、アーバン投資歴の浅い私は改めてアーバンの凄さを認識しました。まさにCM通り「バリュー・クリエイター(付加価値創造企業)」なのです(笑)。

一昨日下がったところで運よく買い増しできましたが、資金不足の哀しさ、ほんの少し(泣)。今期連結PER18倍に絶対数字的な割安感はありませんが、今後の成長を考慮するとまだまだ上昇が期待できる成長企業だと引き続き考えています。保有継続決定♪(笑)





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最終更新日  2005年05月19日 20時32分09秒
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