縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2013.03.16
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『ひとりの少女が唐突に殺された』

『ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた』

★そして、ある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった

・前のお話は
→  第1話~第21話 あらすじまとめ
(ハムレット、テンペストのあらすじ・名言もこちらで)


第22話 「不破愛花」

絶園のテンペスト22-1

☆字数オーバーにつき画像はこちら→  第22話「不破愛花」画像付き

★真広、吉野と初めて会った時の愛花。まだ不破家の一員になる前。父が都合で来れなくなった真広は吉野を連れて高級レストランへ。愛花の母も1時間ほど遅れると。





戻って来た葉風を左門が迎えに。愛花からの手紙を過去で不破家の墓に隠しておき回収する。真広と吉野に真実を話さなければいけない。


はじまりの樹と絶園の樹の真実、愛花の死の真相を葉風は真広と吉野に話す。ふたりへの手紙には何か入っているようだった。すべてが終わるまで開封しないようにと言われたと葉風は告げる。これでいいのかと聞く葉風に真広は、

「愛花が自分の意思でそいつが正しいと思ってやったなら、おれがとやかく言う筋合いのもんじゃねえ。愛花は愛花らしく、自分の理屈を通したんだ。褒めてやるよ。おれにとってはこれで終わりだな。これ以上は理屈に合わねえ」

真広におまえはどうだと聞かれた吉野は、思い切りの良さが男らし過ぎる。性格わるくて歪んでいた。そうでなければつき合わなかった、などと真広と話し、

「葉風さん、つらい思いをさせたかもしれません。でも、ありがとうございました」

真広も、「助かったよ。おまえには悪いことをしたかもしれねえ。あんまり気にすんな」と言う。愛花の死はわたしに責任があるとは思わないのかと言う葉風に、真広は、「おれが愛花の復讐を考えなければ、おまえは過去に戻らなかった、吉野とつきあってなけりゃ、愛花も違う選択をしたかもしれない。おれと吉野も同罪だ」という。そして、

「いいか、愛花の死は愛花の責任だ。くだらないことを考えるな」


『結局、愛花の言う通りなのだ。ふたりとも大丈夫なのだ。愛花を思うゆえに、愛花が願う夢に、ふたりは大丈夫であってみせるのだ』


ひとまず乗りきったか、彼らの自制心に感謝せねばなるまいと思う左門。取り乱されても困るけどこれじゃ完全に負けたみたいとエヴァンジェリン山本は思う。すると話を聞いていた羽村が、激怒しテーブルを飛ばす。真広に「君は間違っている、ここは怒るべきところだ。理屈、理屈とうるさい」と真広を投げ飛ばし吉野も殴る。

「そんなふうだから君らは前に進めないんだ。まだ何も終わっちゃいないよ」と言うが、真広の、「気が済んだか、はじまりの樹を倒せるのはおまえの持つ絶園の力だけ。これから世界を相手に一番前で戦わないといけない状況をわかっているんだろうな」の言葉にとんでもない責任を負っちゃったと青くなる。

吉野も「そうだね、まだ終わってない。終わらせなければ何も始まらない。何も始まらなくても、ぼくらは終わらせないといけないんだ」「それに、終わらせねえことには、愛花のメッセージも見られないしな」と真広。




『追記、いずれどこかの海上に、並はずれた柱状の樹が出現するかと思います。それが、はじまりの樹の心臓部で、それを破壊すれば、はじまりの樹は倒れます。また、それが出現した後は、数年で文明はリセットされると思ってください。では、破壊の成功を祈っております』

勝利の条件は、周囲にいる艦艇、さらに内側の調査船にいっさい被害を発生させず、それらの妨害をくぐり抜け、御柱の反撃からも艦艇を守った上で御柱を破壊すること。鎖部の魔法もまるで使えないことが調査で判明している。国家レベルのバックアップも期待できない。唯一、御柱に干渉できるのは羽村。不利な条件だが、今やらねば世界は滅びてしまう。真広は、


「まわりは敵だらけ、頼りになるのは自分だけ。最初からおれらは、そんなだったさ。条件が決まってるなら、やれることも決まってる。この先どうするか、おれの考えを言うぜ。とうに賽は投げられたんだ。これから先は、おれがすべて背負ってやる」


『ついでに世界を救ってやると言った、まるであの時の真広だ。そう、あくまでついでだった。愛花ちゃんを殺した犯人を見つけるまでの。だけど今、復讐する相手はもうどこにもいない。それでも背負うんだな、真広』


深夜、コーヒーを飲みながら話すふたり。結局、愛花に振りまわされた。人に頼るタイプじゃないと言っていたが、最後まで貫いた。そういえば、初めて会った時からそんなこと言っていたね。




★吉野にこういう場は遠慮するものだと愛花。「こいつは、何かあったら、おまえが頼るのに都合がいいからおれが誘った。おれより性質が悪いから」と真広。理由さえ納得できれば名前を呼び捨てにしても怒らない口だと。滝川吉野。吉野が名前だと知らなかった愛花は、初対面で名前で呼んだことを謝るが、吉野は、「愛花ちゃんが、それでかまわないなら」


「愛花ちゃん? わたし、ちゃん付けで呼ばれたの初めてです」そう言って愛花は笑った。

「ほんとうに、おかしな人たちですね」


真広の作戦、あれくらいしかないと思っていたが、問題はそれが最良だと皆に信じさせること。それができるのは我々ではないと左門とエヴァンジェリン山本は話す。真広は、たとえ被害ゼロで御柱を破壊しても、混乱するし戦争だって起こるだろう。どう転んでも、はじまりの樹がなくなれば酷い時代が続くと言う。「元はと言えば愛花さんが...」という羽村に、この状況を作ったのは確かに愛花。身内の不始末は身内が責任を負うものだと言う。そして、

「妹の失敗は兄のおれが引き受けるのが道理だよな。だが今は、おまえにしかできねえこともある。だから、ここはおまえに頭を下げる。心配するな。万一、犠牲が出たとしても、樹を倒したのは正しかった。そう思える世界を俺が作ってやる」

大きく出たものだ。でも彼ならできそうに思えるから不思議だと左門と山本。吉野がいなければあそこまで言えないだろう。不思議な話、ふたりとも普通の高校生にすぎなかった。そして今も特別な力を持たない少年。

吉野は、おれたちに何ができると言った真広にこう言っていた。「多少アイデアを出せるくらいで実際それ以上は何もできないと思う。でも、おまえが妹の失敗を引き受ける責任があるなら、ぼくにも、彼女の失敗を引き受ける責任がある」「ぬけぬけと言いやがって。つきあってやるぜ」と真広。


『でも、おかしな人たちが近くにいるほうが、いいのかもしれません。どんな悲劇もきっと、その人たちといれば、喜劇にかわって見えるかもしれませんから』


次回、はじまりの戦い

【感想】

・羽村じゃないですけど、怒らないにしても真相を知って泣いたりとかするかと思っていたのですが、やはり愛花の言ったとおり、ふたりとも納得するのですね。愛でしょうか。

・三人の出会いは、あんなだったんですね。いまさらなんですけど、真広と愛花は、初めから実の兄妹ではないとわかっていたんでしたね。

・いよいよ最後の戦いでしょうか。愛花が願った幸せな結末を祈りたいです。

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Last updated  2013.03.16 18:22:30
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