クリプ-みにぃ

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みにぃママの検査体験記 …関節関係編


その時に、担ぎ込まれた病院が関節のブラックジャックと呼ばれる有名な先生で(たまにテレビに出てます)手術を執刀していただきました。

丁度その頃、私は遺伝性疾患に興味を持ち始めて…関節の検査が出来る米国の OFA(Orthopedic Foundation for Animals) の存在を知り、レントゲン写真出してみたいなぁ…と野望(?)を持っていたのですが、眼科検査同様、語学の壁にゆきずまっておりました(笑)
が!ネットを徘徊していて偶然見つけたのです。
それは、設立間も無い JAHD(日本動物遺伝病ネットワーク) でした。
お!日本でも出来るじゃん!と思い…みにぃのレントゲンをみかんの先生のブラックジャック先生にお願いをしました。
今現在は血統書に記載が出来るほど充実した機関ですが。。その頃は全然知名度が無く、ブラックジャック先生も「こんなとこ知らないなぁ」とおっしゃっていました(実話)
みにぃのレントゲン写真は撮りましたが(少し前の日記の話題にしました)結局、その場で超詳しく解説して頂き(そりゃ専門ですから)私の気が済んだのでレントゲン写真は我が家の本棚に入りっぱなしになっていました。

そして。。2006年。
知名度の無かった(失礼!)JAHDの検査結果が血統書に記載が出来るようになりました。
現在、血統書には、股関節形成不全の結果と肘関節形成不全の結果が記載出来るようになりました。
みかんは早速レントゲンをJAHDに送付、先日結果が着ました。

結果はポイント制で最終所見が書かれています。
ポイントは左右45ポイント、合計で90ポイントになりポイントが少ない程正常な股関節を持っている事になります。
ポイントは緩みの程度と関節炎の程度の両方について得点化されています。
ただし、関節炎の兆候、症状がワンコ自身に出てるかどうかもHPに重要だと書いてありました。
報告書には3名の専門医のサインがあります。

みかんの結果はポイントは左右合計で2ポイント。A判定(股関節に形成不全症の所見は認められません)でした。
産後、ちょっとガニ股気味の歩き方になっていたので少し心配だったのですが(爆)良かったです。
今現在(2006年9月)、こちらの報告書の原本と血統書、手数料をJKCに送付し結果の記載された新しい血統書が来るのを待っているところです。
詳しい血統書への記載申請の仕方は JKC のHPに出ています。

実はトイプードルは股関節、肘関節に異常のある子は殆どいません。
プードルで深刻なのは膝蓋骨脱臼(パテラ)で股関節に関して深刻なのは大型犬です。
けれど、検査をするのは大切な事だと思っていますので、これからも繁殖を考えてる子には受けさせようと思っています。

プードルにとって深刻な膝蓋骨脱臼の血統書登録は現在おこなわれておりません。
ナゼ遅れているのかは謎(でもだいたい想像出来ますよねぇ)ですが遺伝病の無い血統を残していく為に、いずれ登録が出来る事を祈っています。
尚、みかんの膝はノーマル/ノーマルで、ガッチリ入っており、バジルも五ヶ月時点でガッチリ入っていました。けれど、みにぃの血統には、入ってる可能性があるかもと考えてますので、引き続き膝蓋骨脱臼の検査はしっかりしていかなくては!と思っています。そして。。お渡しした子が繁殖する場合は必ず一番注意をして欲しい。。と伝えていこうと思っています。
このページを読んだ方で将来、自分のうちの子の赤ちゃんを願ってる方は…
JAHDのHPの膝蓋骨脱臼の診断のページをよく読み、必ず獣医に診断をしてもらうようにしてください。

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