Taste shop of Showa "cool man boogie-woogie"

December 28, 2008
XML
2010-01-19 14:58:37
映画「爆発!暴走族」


今年最後の日記テーマは、我が青春のメモリアル映画 「爆発!暴走族」

当時社会問題になっていた暴走族の抗争をテーマに、こういうのが大得意な東映映画が

鬼才石井輝男監督を起用し撮り上げた作品だ。

一匹狼の街道レーサーが暴走族の抗争に巻き込まれ、仲間や恋人の仇討ちを果たした後

自害する、という70年代にありがちな破滅型ストーリーである。

主人公の「岩城滉一」をクールスでサブリーダーだった岩城滉一が演じており、

自前のカワサキZ750RSでスタントもこなしている。映画自体の出来はさておき、

この後「暴走シリーズ」は4部作まで作られたが、なにせ観客層が現役族、

もしくは族に限りなく近い若者であっては、動員数に限界があったとも思える。

当時十代の私は主人公のまっ白なスイングトップ姿や、ヨシムラの集合官をつけた

真っ黒のマシンにアタマをガツン!、とやられ、封切り中5回位映画館に足をはこんだ程だ。

そして本題はここからなのだが、このいかにもなB級映画が当時の若者に与えた

インパクトは大きく、現在においてもその影響を窺い知る事が出来る。

まず作品が未DVDな為、中古ビデオでの市場価格がずば抜けて高い。

当然当時の映画宣材(ポスター等)も希少で高い。またバイク業界でも、

爆発岩城仕様なる黒いカスタムが人気があり、オリジナルパーツも作られているのだ。

確かにマニアックな市場ではあるが、30年以上経てもなおこれ程人気があるってのは

ある意味スゴイ。

だが裏を返せば、それ程の魅力のあるカッコイイものが現代にはない、ってことだろう。



直撃地獄拳 大逆転




Hotwax presents 和モノ事典1970’s 人名編



東映監督シリーズ DVD-BOX 石井輝男篇 <初回限定生産> (中古DVD-BOX)



人気ブログランキングへ
↑楽しめた方はクリック!↑





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  January 19, 2010 03:02:25 PM
コメント(4) | コメントを書く
[ドミニク山田の回想日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

コメント新着

おの/こういちろう@ Re:『coolsのいた原宿』(12/28) 1978年、ラフォーレ原宿がオープンした年…
Timetunnel @ Re:『coolsのいた原宿』(12/28) 現在のローソンがスプレンドールです。毎…
ドミニク山田 @ Re[1]:『キャロル解散コンサートDVD事件』(08/09) detachment801さん >そんな複雑な背景が…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: