ハイネの森

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2008.12.25
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カテゴリ: 小栗街道
三国丘高校前からスタート

実はこの日歩くルートが一番気乗りがしていなかった。
というのは、どう考えてもムダに西にふる区間があって、 まっすぐ行けばもっと近いのにぃ~ と感じていたからだ。
遠回りというのは気分を重くし、その遠回りの道が御陵通という普段からよく車で走っている道だからなおさらだった。



三国丘高校グランド横の道を進むと竹内街道との分岐点があり、
近くには西高野街道もあるので、このあたりは交通の要所だったことがうかがい知れる。


「竹内街道」(たけのうちかいどう) とは、推古天皇が築いた日本最古の「官道」である 『大道(おおじ)』 『日本最古の国道』 といわれている。
『大道(おおじ)』 は飛鳥の都と難波の港を結ぶ道で、大陸からの使節や遣隋使、遣唐使らが使っていた道だ。その歴史的背景ゆえ、街道巡りをする人も多い。


小栗街道(熊野街道)は南海高野線を越え、大阪の幹線道である中央環状線を陸橋で越すと、
大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の北端にでる。
大仙陵古墳については 10月12日の日記 に記してあるが、その大仙陵古墳の西側を古墳に沿って歩くと古墳正面の道路「御陵通」にでる。
古墳を半周もしていないのに、古墳をぬけるのに15分くらいかかったのだから、
いかにこの古墳が大きいかということだ。

ここからが気乗りのしない部分で、御陵通を西に向かう。
1.5kmぐらい行くと、右側に土居川が現れる。

堺、土居川
川の向かって右側は南宗寺   南宗寺に関しては こちら


堺は環濠都市で濠に囲まれており、その濠の内側が旧堺と呼ばれる地域で、
南旅籠町やら櫛屋町など歴史を感じさせる地名が残っている。

旧堺への入口「山之口橋」の角を左折し、南へ向かう。

途中少し工場地帯にもなる。近くにはクボタの堺製造所や自転車部品、釣具メーカーのシマノの本社工場などがある。

国道26号線と合流すると、石津神社に着く。



石津神社 大鳥大社

右  大鳥大社


石津川を渡り、ペガサス馬場記念病院の前から大鳥大社方面に歩いていくと、大鳥大社が近づくにつれて昔ながらの家が増え、旧道の雰囲気がでてきた。

ようやくこの日の目的地大鳥大社に到着。

ここは菖蒲が綺麗な神社で、菖蒲は堺市の花でもある。

JR阪和線鳳駅横の踏み切りを渡ると、旧道はアーケードになる

JR鳳駅前のショッピングアーケード

次回はこのアーケードから


小栗街道

行程は7km強

この地図を見ると、大仙古墳から大鳥大社まで直線ルートがあったのではないかと思える。
南宗寺からのルートは紀州街道を経由した場合にとられた道ではないかと。
専門書物を読んだわけではないのでわからないが、
どう考えても妙な遠回りだもの。






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Last updated  2008.12.25 20:55:17
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