ユーラシア大陸を旅する

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キュタフヤ




キュタフヤ


1月10日


 今日は日帰りでキュタフヤに行くので、朝9時に宿を出た。オトガル(バスターミナル)までは少し遠いが、歩き出す。

 しばらく歩いていると、人気のない住宅街に入ってしまった。方向があっているか、念のために人に聞こうと思い、車のガラスの霜取りをしていた人に尋ねると、どうやら間違ってないようなので、また歩き出した。

 すこしすると、車のクラクションが聞こえたので振り向くと、さっきの人が車のドアを開けて何か言っている。近づいてみると、車に乗るように言っている。どうも、「オトガルに連れて行ってあげる」と言っているようだ。後の座席には、奥さんと子供も乗っているので、大丈夫だろうと思い、乗せてもらった。

 車では5分くらいの距離だったが、すごく嬉しかった。トルコは本当に親切な人が多い。

 10時のバスに乗り、11時20分、キュタフヤに到着。まず、ベレディエ広場のツーリストインフォメーションを探したが、見つからない。近くに居た人に尋ねると、「少し離れたところにある」と言って、そこまで連れて行ってくれた。

 インフォメーションでこの町の見所や、帰りの鉄道の時間などを調べてから、歩き出す。

 まず、「チニリ・ジャミィ」を見たかったが、今日は霧が出ているので後にしよう。時間が経てば、霧が晴れるかもしれない。

 先に「ウル・ジャミィ」に行き、見学。綺麗なモスクだ。中も幻想的で美しかった。

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*ウル・ジャミィの内部*



 霧が晴れてきたのでチニリ・ジャミィに向かう。歩いて4~50分、小高い岡の上に建つチニリ・ジャミィは、ブルーのタイルで覆われた、非常に美しいモスクだ。

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*青いタイルが美しいチニリ・ジャミィ*



 しかし、残念なことに鍵が掛かっていて、なかに入れない。是非、中も見てみたいので、誰か来ないかと、暫くベンチに座って待っていたが、誰も来なかった・・・。

 広場に戻り、お昼を食べてからキュタフヤ城に行き見学。まあまあ、それなりだった。

 午後3時前に鉄道駅に行き、エスキシェヒルに戻る切符を買う。窓口はかなり混んでいたが、今までの国と違い、ここでは一列に並んでいた。


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