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子供のおいらには、楽しみの一つだった。
北海道の寒い冬の夜、体もいてついて銭湯ののれんをくぐる。
そして子供には暑すぎる湯船に入るのだ。体を洗って、最後に湯船につかる時、親父が、寒いから温まりなさいと優しい笑顔で言ってくれる。
おいらは、銭湯の木の桶がカラ~ンという音を聴きながら湯船につかる。
そして、100まで数えて熱いお湯を我慢するのだ。100を数えられる事に、少し自慢げになって、入っていたものだ。
銭湯の思い出は親父との、何気ない暖かい思い出なのだ。
TOM-U