キラリと光る子どもに育つ☆魔法のママ日記☆

キラリと光る子どもに育つ☆魔法のママ日記☆

何でも一番がいいのでしょうか?



最近次男はなんでも一番に凝っている。
朝、幼稚園に着くのも一番。
お弁当を食べ終わるのも一番。
幼稚園のお迎えの時、並ぶ順番も一番。

だから、8月生まれの次男は、
もうお誕生日がきた子に年齢を聞くと、怒り出す。
「なんで、こうじろうは、まだ4歳なの!」

自分より友達のくつが大きくみえると怒り出す。
「なんで、こうじろうのくつはおおきくないの?」

<なんでも大きいこと、一番なことが、すごいことじゃないんだよ>
そう伝えるのだけど・・・

夫にも原因がある。
「すごいな~一番か!!!すごいな~○○はやいな!!!」
わりとことあるごとに一番を助長する。

私だって、やっぱり本人が頑張ったことに対しては、
褒めてあげたい。

でも、例えば、お迎えの時。
バックを放り投げて、かかとをつぶしながら、一番になったって<偉く>ない。

だからといって、<頑張りたい>意欲もつぶしたくないし。

そんな折、幼稚園で懇談会があった。
保育大ベテランの副園長先生がママたちのいろんな話に相談にのる会だった。

その時に、聞いてみたら、こんなお答えが。

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例えば、一番になるその場面を見て、
「一番だったね」とか
「くつをきちんと履けていなかったからダメだよ」
とかって子どもに話すのではなく、

もっと前のことを見て、もし忘れ物に気が付いて、ちゃんととりに戻って、一番とれなかったときがあった時などに、

「ちゃんと、忘れ物に気が付いて、とりに戻れたね。
一番じゃなかったけれど、一番より立派なことだよ」

そんな風に、
<一番ではなかった時のこと>
<何かを達成した過程のこと>
そんなことを、親がきちんと見てあげて、話してあげてほしい。


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うーん、なるほど、とうなずくお答えでした。

<一番ではなかった時のこと>
<何かを達成した過程のこと>

これは子どもだけではなく、
大人にも共通することだな、と思った。

そして、こんな風に子どもが育てられれば、
きっと、こころやさしい大人に成長することができるのだろうな、
と思った日でした。


Be Happy!


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