おきらくごきらく

おきらくごきらく

○儲けのルール7



 世の中はお金か人間性か?
  何年か前に清貧の思想という本が売れましたが、あれを実行に移すのは至難の業で
  す。いずれにしろ、資本主義社会では「経済的に富み、人間性も高い」のが一番。
  そのためにはまず凡人は経済的に富むこと。経営者ならなおさら。

 人生の成功公式
  よく「豊かな人生を送る」などと言いますが、人生の要素を大きく分けると「経済
  力」と「人間性」の二つになる。
  清貧の人=マザーテレサとかナイチンゲールとか、経済力がなくても人間性の豊か
  な人もいる。
  でも実際は、「清貧を一生貫ける人」はきわめて少ない。豊かな人生を送るにはど
  うしたらいいか。
  通常は経済的にある程度達成しないと心の豊かさも実現しないもの。
  では「経済力」を形成する成功要素についてまず見ていき、次にどうしたら「経済
  力」を形成していけるかを考えてみましょう。

  ランチェスターの第2法則は「攻撃力=兵力数の2乗×武器性能」です。
  これをベースとした人生の方程式は、
  Y=AXの2乗+B
  『Y・人生』=『A・才能(素質)』×『X・時間の2乗』+『B・過去の実績』

  ◆『人生』
   まず、自分の人生をどういうふうに送りたいのかを決めよう。
   何をやるにも目標や夢は大事。

  ◆『才能(素質)』
   自分の才能、能力を客観的に見つめよう。そのためには、「パレートの法則で考
   えてみると効果的です。例えば、セールスマンが100人いるとする。すると、
   1~20位で全売上高の75%を占める。21~60位で20%。残りの61~
   100位までは、人数は多いけれど売り上げは5%しか占めないというのがパレ
   ートの法則。
   上は、3つに分けましたが、これを二つにします。
   すると、1位から10位までで全体の売り上げの半分くらい。
   この場合、1位から3位までに入っているといいのですが、これ以下だったらあ
   まり大したことないようです。
   才能を経済的に評価すると、100人中3位以下は価値がない。
   100人中30位とか40位の人が「平均より上だ」なんて安心して、会社員と
   同じ時間の使い方をしていたら一発でアウト。

  ◆『時間』
   これは、努力・忍耐を意味するのですが、抽象的ですので、『時間』とする。
   投入時間。これには2乗がついています。時間は計測しやすいですね。

  ◆『過去の蓄積』
   過去の蓄積は大雑把に分類すると以下のようになります。
    1.親の財産
    2.親の七光り
    3.親の事業相続
    4.自分のお金
    5.不動産
    6.学歴
   しかし、大体75%の人はこの『過去の蓄積』がありません。

 独立したら自力で勝負するしかない
  上記の要素を棚卸しすると、多くの人は『才能』は中か中の下ぐらい、『過去の蓄
  積』もあっても一つくらいの人が多い。
  つまり、独立したら、普通は自分の実力で勝負するしかない。
  ◆人生目標で高いところを目指したら、それが実現するかどうかの要素は一つしか
   ない。

 「才能」や「過去の蓄積」がなくてもがっかりしない
  大多数の人は、才能も過去の蓄積もない。それでも『人生』をより良く送るにはど
  うしたらいいか。あとは、『時間』を上げていくしかありません。長時間労働は不
  可欠。素質とか才能に恵まれていない人が優れた何かを身につけるには、一定以上
  の量稽古をしないと技が出てこない。
  ◆量稽古をこなして、質や才能を磨いていこう。

 人の3倍働くとは時間で言えば1.7倍でいい。
  では、どのくらい働いたらいいか?
  一般的には、8時間労働(昼休みを除いて7時間)としている会社が多いので、
  7時間を基準をすることにする。
  そして、その何倍働けばいいかを考えていく。
 『Y・人生』=『A・才能(素質)』×『X・時間の2乗』+『B・過去の実績』
  と、『時間』は2乗になる。
  すなわち、例えば人の2倍働くといっても、単純に時間を2倍にするのではなく、
  ルートをかければいい。
  7×ルート2。ルート2は1.41ですから、7×1.41=10時間。
  10時間で、人の2倍くらいのアウトプットが出せるようになる。
  同じように、人の3倍働こうと思ったら、7×ルート3で12時間。
  人の4倍がんばってみたいという場合は、7×ルート4で14時間。
  基準が時間ですから、単純に2倍すれば、人の4倍がんばったことになる。
  才能が中とか劣った人がどれくらい働けばそれなりの成果=アウトプットを出せる
  か。これはランチェスター法則を応用した必勝の法則というのがある。
  これによると、約3倍を投入すると大体勝てるようになる。
  ◆3倍が「必勝」。平均の3倍働くのが必勝。でも、ルート3ですから12
   時間でいい。
   4倍が「圧勝」。つまり14時間働けば才能が劣る人で絶対負けません。
   これを続けていけばいいのです。

 「思いは実現する」に必要なこと
  才能にどうも自身がない人は長時間労働をやらない限り自己実現は難しい。
  アメリカの自己啓発本はどれも「思いは実現する」と書いています。
  でも、思って願って紙に書いて眺めれば実現するなんて嘘。
  明確にするのは大事ですが、問題はその後の行動計画と実行。
  あなた自身の努力が不可欠。
  ◆目標の高さから逆算して、どのくらいの時間を投入すればいいのかを考えよう

 長時間労働は時代に合わないか?
  成功者はほぼ例外なく朝が早くて長時間労働。
  「誰でも簡単に楽に成功」は嘘。「長時間労働しなさい」というのは、うけが悪
  い。イメージも悪いし、かっこも悪い、汗水垂らして働くなんてね。
  とにかく、天才以外の凡人が人より抜きんでて豊かな人生、経済的に豊かになる
  には長時間労働が不可欠。いかに時間を効率的に使うかなんて本はたくさんあり
  ますが、それは質の分野。普通の人は、まず時間の絶対量を増やさねば質も上が
  りません。
  ◆天才でない(天才だったら話は別ですが)長時間労働以外に豊かになる道はな
   い。それがいやならサラリーマンに戻ればいい。

 上手な時間の使い方
  凡人は、長時間労働しないと、何事も成し遂げることができません。
  では、どのように時間を使えばいいのでしょうか。ポイントは狭い分野に集中して
  投入し、研究すること。一つの分野に入門クラスで500時間。
  例えば簿記会計があまり好きでない人は、夜学に行って、その後、本や参考書50
  0時間くらい勉強すれば、ある程度分かるようになる。知識というのは、投入時間
  で決まる。
  1000人のなかで上から5位以内になるには、累計5000時間は必要。
  日本全国レベルで上位に行くには、つまりある仕事(一万人単位と考えて)で3位
  以内になるには、一つのことに1万時間はかける必要があります。
  長時間労働なんてイヤだと感じられたかも知れませんが、何かで自己実現したい、
  独立して成功したいという人は、この時間戦略が非常に大事。
  食べるためだけの長時間労働は悲しくて貧しい気持ちになりますが、自分の才能と
  人間性を磨くために使うのであれば、決して貧しい心にはならないと思います。
  ◆時間は1つの狭い分野に絞って思い切り投入しよう。

 時間戦略5大原則
  原則1.「人生の方程式 まずは目標と現状を確認しよう」
  原則2.「『才能』・『過去の蓄積』がなくてもがっかりするな」
  原則3.「『時間』を増やせば必ず成功できる」
  原則4.「時間を投入するポイントは、狭い分野に絞って、長期間にわたって」
  原則5.「成功した先人を見よう。成功に比例した時間を費やしている」



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: