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カテゴリ: 育児日記
育児もひと月半がすぎ、

育児の合間の家事も、
どのタイミングでやったら効率がいいかもなんとなくつかめてきた。

『あず』は成長し顔を見て笑うようにもなり、
もっともっと育児が楽しくなった。





ここ数日、他の家族は皆風邪気味だったこともあり、
早々に寝静まる日が続いていた。


今日はいつものようになかなか寝ない『あず』だった。

生まれてしばらくはあまり泣かない『あず』だったが、
最近は甘え泣き・寝ぐずり泣きもするようになってきた。

いつもはミルクを飲み暗くすると”ねぐずり”で少し泣いて寝てしまうのだが昨日はいつものようにはいかなかった
何十分抱っこしても泣き止まない。
一時泣き止んだかと思えばすぐに泣き出す。

その泣き声もどんどんひどくなり、
甘えた声でもお腹が空いた声でも寝ぐずりの泣き方ともあきらかに違う。
”火のついたような泣き方”というが、まさにそれだろう。
ミルクを飲ませようとしても少し含んだだけでまた火のついたように泣く。
長い間泣いたあと少し寝に入ったかと思うとすぐにまた大泣きし始める


そばで寝ている主人は次の日も仕事だ
早く寝かしつけないと主人も十分寝れないだろうとおもうが、
その思いとは裏腹に泣き声はエスカレートしていくばかりで・・・



 ”こんなとき焦ってもしかたない。
   赤ちゃんがずっと泣き止まないことなんてないんだから・・・”




3時間も暗い静かな部屋で火のついたように泣きやまない『あず』を抱っこしていると、
隣で寝ている主人の気持ちよさそうな寝息が、
『あず』の寝息以上に気に障るように感じてきた。



 ”主人は私たちの為に一生懸命外で仕事をしてくれている。
   私は働いていないのだから家事も育児も私がやるのが当たり前・・・”


普段から私はそう思っている。
共働きだったとしても、基本的に私は男性に家事をさせたくない。
子供の生まれた今も、主人には家事と夜中の育児はなるたけさせないようにしていた。


でも、そう思っていながらも”なんでこんなに泣いているのに助けてくれないんだろう”と、次第に主人を泣きながら見る私になっていった。


それでも『あず』は私の腕の中で火のついたように泣き続ける。




    真っ暗な部屋・・・

      聞こえるのは『あず』の火のついた泣き声と寝息・・・




どんどん自分が情けなくなってくる



     ”育児は孤独なんだ・・・”


 ”うちには私以外にも3人もいるのに、
    『あず』を面倒看ているのは私だけ・・・誰も助けてくれない”


”子育ては孤独だということは上の子を育てたときに気付いていたはずなのに・・・
     ・・・馬鹿みたい。”


だからといって『あず』が生まれてきたことを否定しているんじゃないんだ!と、自分に言いながら泣く子を抱えて泣きながらさびしさに耐えた。

”これは産後の精神的不安定なんだ”とも自分に言い聞かせ、
今時分はおかしいんだから仕方がないんだと思うようにした。



主人を起こして助けを求めればよかったのかもしれない。
でも、”育児は私がやらなきゃ”という自分自身への責任がそうさせない




     ”育児の孤独・・・”








火のついたように泣き続けた『あず』も疲れてきたのか、
ミルクを少し飲むとやっと寝始めた。
この子も何か辛くて泣いていたのだろう・・・ホッとする。
日付もとっくに変わり、泣き始めてから4時間近く経っていた。

布団におろし、
やっと抱っこから開放されたが気持ちはすっきりすることはなかった。

それは『あず』の寝顔をみながらの”孤独感”
一度感じた育児の孤独は消えることはない。
この子がまた起きれば泣くのだ、お腹をすかすのだ・・・
だっこもせがみ、オムツも汚れ・・・

この子が今寝ても育児は終わらないのだから・・・



泣くこと寝ること飲むことだけが仕事のような子供と四六時中社会から閉鎖された家の中に二人きりの生活を送る辛さというものが、
10数年振りに思い出された


母ならだれしもが乗り越えてきた苦労なのだから、
弱音を吐くのは情けないと思いつつ、この落ちた気持ちはなんとも辛かった。








朝になり、『あず』が目覚めた。


夜中の大泣きがうそのように私ににこっと笑いかける。
あやすと声を上げて笑う。



    ”ああ、がんばらなきゃ・・・”







しかし、どんなに泣いても『あず』を嫌だとは少しも思わなかったが、
育児の孤独さが私をこの朝とても重い気持ちにさせていた
いつもならがんばれる私もマイナス思考へと落ちていき、
この後、主人にこの思いを抑えられず話した・・・







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最終更新日  2006年02月01日 12時07分53秒
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