育児の合間にココアでものんでゆっくり…

:･'ﾟ★:出産:･'ﾟ★:

夜はチョコチョコ目が覚めてしまって、熟睡はできなかったものの、朝起きて熱測ったら、何とか下がってきてる。
でもまだ38.0℃きる位だから･･･。
相変わらずお腹は張っていてキツイ。
寝返りするのもやっぱり苦しい＆重痛いから、最小限に･･･。
夕方になって、やっと食欲もわいてきて、熱も37.0℃台に。
良かった。
夕飯は起きて行って、１階でみんなと鍋をつついてポカポカ。
美味しかったぁ～。
さぁて、昨日・一昨日と体調不良でいまいちちゃんと寝れなかったから、今日はグッスリ寝れるかなぁ～？
早めに布団入って寝ちゃおぅ。

･･････と思っていたのに･･････。

こうして陸斗の出産を迎える事となりました!!

　　【22:30頃】
今までより何となくお腹の張りが強くなったなぁ･･･と。
もしかして規則的??と、時間を計ってみると12～13分おき。
お母さんに話して、一応病院へも連絡する。
『とりあえず来て下さい。診察してみましょう。』との事。　

　　【23:20頃】　
両親と共に、入院セットを持って母の運転で病院へGO。
病院までは車で５分位とすぐ。
いつもなら健診に歩いて行っていたけど、それでもすぐ！って感じだったけど、今日ばっかりは随分長い距離に感じた。
車の中で１回、陣痛の波がきたけどまぁ何て事なく。
病院に着いて、ロビーで１回。
これはちょっと痛みの波が大きくなったなぁとは思ったけど、これもまぁ。
病棟に到着すると、スタッフの方達は申し送りを始めたところだった。
タイミング良くなかったなぁ･･･。
でもこの時点では全然余裕だったから『大丈夫です！』とか言って、とりあえず待ってた。
（結構バタバタしてて、多分患者さんに何かあったっぽかったから･･･。）

日は変わって、10月23日･･･

　　【1:00】　　　
先生に内診してもらう。
児頭は下がってきているけど、子宮口はまだ１指分しか開いてないらしい。
『今日23日の昼か夕方頃になるかなぁ？１回家に帰ってもいいし、このままいてもいいし。どっちでもいいよ。』って。
１回帰って、サッパリとシャワーを浴びてこようかな～。
（出産の貴重な思い出の写真を撮るのに、小奇麗な方がいい！と思いっきり考えてたから･･･。）
そう、ある助産師さんに話したら、『分かりました。でも･･･もしかしたら進むの早いかもね。』って。
この一言が、後の私を救ってくれた！

　　【1:15】
結局、一旦自宅へ帰る案は却下で、このまま入院する事に。
分娩監視装置を装着！
おぉ～、とうとうきたかぁ～！って何だか変なテンション。
リクの心音がしっかりと、力強くドン！ドン！って聞こえる。
リク！頑張って元気に産まれてこようね!!
ママも頑張るからね!!
陣痛って痛い！痛い!!って言うけど･･･こんなもんなのかぁ～って思ってたら･･･(゜o゜*)!!急にズドン!!って痛い!!
来た来た!!

どんどん陣痛の波が強く大きくなっていくのが分かる。
監視装置付けてるから、いまいち動きにくいけど、身をよじってしまう感じになってきた。
助産師さんが腰をさすってくれる。
で、気がついたら、ずっとそばに付いててくれてるお母さんに変わってた。
『来た来たぁ･･･』って陣痛の波が来る度に言うと、お母さんが腰を強くさすってくれる。

浣腸をした方がお産が早く進むって事で、初の浣腸。
以前は患者さんに、術前処置で何て事無く、何度も何度も浣腸をしてきた。
･･･たかが浣腸、されど浣腸。
･･･結構緊張するねぇ･･･。
すぐにトイレに駆け込んだ。

その後は、確かに陣痛の波が大きくなるのは早かったかも。

　　【2:18】
陣痛の波の合間にトイレへ。
すると出血してる。

約１分間続く陣痛。
そして間隔もだんだん短くなっていく。
･･･シンドイ･･･。
けど、りっくんだって頑張ってるんだ!!
痛い!!って叫びたい代わりに、『りくと～！りくと～!!』って呼んだ。
呼吸はしっかりしてるつもりだったけど、だんだん手足末梢がしびれてくる感じ･･･。
時間感覚も、痛みの感覚も何だかハッキリしなくなってきて、ただただ陸斗の名前を呼んで、体勢や居場所を変えて、必死に陣痛逃し。

　　【5:10】
助産師さんが様子を見に来て、『結構辛い？辛そうだね。ちょっと診察してみようか』って。
陣痛室と診察室、普段なら何てことない距離なんだろうけど･･･。
診察室がはるか彼方に感じる。
でも行かない事には何も進まないし！と陣痛のリズムに合わせて準備。
で、合間の数秒で一気に小走りで診察室へ行った!!
内診台に上がる。
『わっ!!あらあら!!全開してるっ!!』って･･･。
そうだったんだ･･･どうりで痛かったもん。
深夜勤の助産師・看護師さん３人全員で一気に事が進みだした。
内診台から下りて、『急いで分娩室行こう！』って言われて、下半身スッポンポンのまま車椅子乗せられて･･･。
車椅子を結構なスピードで走らせ分娩室へ。
ちなみにいざ分娩って時は、病院のゆかた（??）に着替えるらしいが、間に合わないといけないって事で、トレーナーのままでした･･･。

　　【5:17】
破水しないからって事で、人工破膜。
そしたら子宮口がまた少し閉じてしまったみたいで『もう少し痛み逃して、いきまないで』って。
ここが辛かった･･･。
陣痛の波が来てもいきめないし、逃すには今まで色んな体勢で何とか逃せてたけど、今度は分娩台の上だから動けない！
上向きのままで陣痛逃しして我慢するのはきつかった。

　　【5:35】
再び子宮口全開！
やった！いきめるぅ!!
助産師さんの声かけに合わせていきむ！･･･けどはじめ上手くいかなくて、全然ダメダメ･･･。
だんだんコツをつかんできてからは、何とか有効ないきみができたみたい。

　　【6:00】
排臨。

　　【6:14】
発露。

　　【6:18】
『はい、もう一回頑張ろうか。もう産まれるよ。しっかり目開いて、足の間見てて』って言われて。
最後だ！といきんだらフッと軽くなった･･･と同時に足の間に赤ちゃんが見えた!!

【こんにちはりっくん!!あなたがずっとお腹にいたりっくんなのね☆】

そのまま私の胸の上に来た！
で、２～３秒でいったん助産師さんの元へ行き、また再度抱っこさせてもらった。
『初乳飲めるかな～？』って、助産師さんがオッパイをギュってやってみたら、あら不思議??薄黄色いオッパイが出てくる!!
･･･スゴイ!!

その後、りっくんは体を拭いてもらって計測してたらしい。
それから“カンガルーケア”
ホントにホニョホニョで、壊れそうな感じ。
大事に大事にっていうより、おっかなびっくり抱っこしてたなぁ。
りっくんの位置を変える事も出来ず･･･。

私はというと、初産で６時間くらいとスピード出産だった為か出血が多く、相当青ざめた顔してたみたい。
自分では全くそんな自覚はなかったけど･･･。
何だかハイテンションでドキドキしてた。

本当なら１時間位様子みたら、病室に歩いて行くらしいが、出血多かったため＆部屋が空かず、退院の方待ちで、結局お昼まで分娩台の上にいた･･･。
腰は痛いし、子宮収縮剤を点滴ボトルに混注してから、血管痛が何より辛く
て･･･。
そんな中、陸斗のコットがすぐ隣にあって、そこでちっちゃな赤ちゃん陸斗が眠ってる。
無事に産まれてきてくれて、ホントに良かった☆

そんな幸せ気分にオチが一つ･･･。
産まれた直後、お母さんが新米パパになったカズに電話で知らせようとしたけど、電波が悪いのかなかなか携帯が繋がらず･･･確かにウチは電波が悪いから･･･。
やっと繋がって知らせてくれた。
始発新幹線に乗れば9:30頃には到着する。
･･･でもなかなか来ない･･･。
また何度か電話をかけるけど繋がらない。
結局カズは午後になってようやく病院に来た。
後々聞いたら　
　１，電話が鳴ってたけど、目覚ましと思って切ってた。　
　２，昨晩付き合いで飲んできた為、眠くて耐え切れず、気が付いたら二度寝してた。
　３，お母さんの電話で再び起きて、急いで向かったが、お腹が空いて耐えられず、駅前でラーメンを食べてから病院へ･･･。
･･････おぃおぃ(;-_-)･･････。

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