☆FREEDOM!☆ ver 2.0

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田植え機のオーバーフローを解決する!!



先日は苗の準備をしたんですが

今日は父が、田植え機の試運転をしておりました。

まぁ農機具って、ある意味年配のみなさんの趣味って言う割合が大きい。

まだ使えるけど大きいの買ったり

少し壊れたから新しいのを・・・・とか。

よくするのにも確かにお金はかかるんですけどね、確かに。

で、そうして壊れれば、どうにかしてよくする、っていうのは

まだ若い範疇の考えなんでしょうか・・・・


とうわけでその田植え機、

実は昨年もそうだったんですが

キャブレターからオーバーフローするんです。

去年はもう田植えが終わった後だったんで

燃料コック締めて終わり、だったみたいなんですが(農機具屋さんがそうしたらしいんですよ)

今回は今からですからね。

じいちゃまが、深刻な顔して私に

`またガソリン、漏れるんじゃけどなぁ・・・’って言ってきたんで

こりゃぁ、治さないと、ってね。

キャブレターのオーバーフローは

VFR400Rで苦労したことがあるんです。もう10年前ですけどね。ココ!

バイクのオーバーフローしたときは

あふれ出たガソリンがシリンダーに入って

いわゆるウォーターハンマー状態になって、クランキングが出来ないという

絶望的な状態になりました。

しかしこの農機具である田植え機は

流れ出たガソリンは、エアクリーナーから外へ流れ出てるんでクランキングはOK。

ただ、引火するガソリンですから、漏れていいわけありません!危険です。


夕方から、エアクリーナー外して、キャブレター外して

それからキャブレターをバラします。

ガソリンのチャンバー内にはゴミが貯まっていたんで、それは清掃。

それからフロートと、ニードルをバラして

ゴミなんかを噛んでないか確認。

うむむ・・・そうでもないな。

念のため、キャブクリーナーで清掃して

ピカピカにしてからくみ上げ。

そうしてガソリンを流してみました・・・・が!

数分でキャブレターベンチュリーにガソリンが少しずつ滲んできました。

で、それからポトポト落ちてきます。

あらら・・・・ダメ?おかしいな。

心配そうな父を前にして、また分解します。

しかし、中を見ても綺麗なもの。

ゴミ噛みや、ニードル先端のゴム部分の段差も無い。

う~~~~~~ん。

汚れなんかじゃ無いもんね~

と、ここでVFRのことを思い返します。

そういやぁ、あのときは

油面の調整したよなぁ・・・

そういやぁ、フロート動かしてみたときに

妙に上まであがってたな。

フロートが上がりきっても、ニードルが閉まりきってないんじゃないのか??

横から眺めてみると、なんだかそんな感じする~。

で、農機具だからか?

油面調整出来るようになってない!!!

ニードルを引っかける部分って、バイクだと金属製で

角度調整出来るのに、田植え機、ここも一体成形のプラスチックなんで

どうしようもありませんっ!!

うへぇ・・・・

あ、でも、熱で柔らかくすれば・・・・・

家に持って帰ってからドライヤーで加熱!!

そうしてマイナスドライバーでゆっくり角度調整して見ます。

おお、少し曲がった!!

角度決まったらすぐに水につけて硬化!!

良い感じじゃないの??

それから再度くみ上げてテストして見ると

漏れない~~~~!!

それから2時間後でも漏れない!!

よしよし、完璧~~~~~~!

じいちゃまにも笑顔が戻りましたっ!!(笑)

ま、とにかくお金かけないように出来てる農機具。

調整なんて、考えてないんdねしょうな。

部品は交換、ってことでしょうね。

こうしてオーバーフローは完治したのでした。


で、こうした農機具の場合、

やはり使用しない時には、コック締めて

それからキャブ内のガソリンは抜いておいた方がいいですね。

これはガソリンが腐る、とかじゃ無くて

ガソリンがキャブのチャンバー内に入ってくると

フロートがいつもニードルを押すような力を加え続けるので

その部分が曲がってしまい、フロートニードルが完全には閉まらなくなってしまう、ってこと。

農繁期が終わったら、

キャブレターからガソリン抜いて、

コックも閉めておきましょうね!!


2017.05.20(土)



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