今回はV1リーグで期待外れだったチームについて書いてみたい。
岡山シーガルズ
昨期は決勝まで進みフルセットを戦った。今期は当然優勝を狙い４強以上には進むと思っていた。
河本監督もリーグが始まる前、今回のチームの方がレベルは上と自信を見せていた。
ところがリーグは連敗スタート、チーム練習をしていないのではないかと思わせる様な
チョンボミスが散見された。
吉岡美晴
昨季のエース佐々木の穴を埋めるべくレギュラー入りした選手だが、佐々木の穴は予想
以上に大きかった。当然相手チームからはサーブで狙われる、岡山の中ではサーブレシーブ

攻撃においては第１セットは好調に決めていても、相手に対策されると決まらなくなる。
この辺は経験不足もあると思うので来期に期待したい。
渡邊真恵
私は渡邊ファンである。ツイッターなどに渡邊選手の写真などがあるとつい右クリックして
保存してしまう。ま～そう言う話は置いておいて、今期の渡邊は明らかに期待外れだった。
昨期は各チームから最も嫌がられた選手で、穴を狙ったプッシュ（タッチ）攻撃、タイミング
の早い時間差攻撃、などが面白い様に決まっていた。しかし今年はどうしたのだろうか？
と思うほどそれらの攻撃が影を潜めてしまっていた。スパイク決定率は昨季の４２．２％
から今日現在で３６．４％に落ちている。各チームが渡邊シフトを引いて決めさせない
様にしたと言う事かも知れないが、是非奮起して来期は頑張ってもらいたい。
渡邊はOPなのでサーブレシーブはしないのかと言うと実はそうでは無い。今期の

吉岡の今期のサーブレシーブ成功率は５７．１％で渡邊より低い、なら渡邊に取らせれば
良いのではないかと言うとそうでは無い。じつは岡山のサーブレシーブ体制に秘密が有る。
岡山のサーブレシーブはリベロと金田、吉岡の３人で取る体制になっている。渡邊が前衛
の時はサーブレシーブからは基本的に外れ、後衛の時その３人のうちの２人の中間の後ろ側
に入る。相手が渡邊を狙ってサーブを打つと渡邊の前の２人がカバーする。つまり渡邊は

の間隔が昨季よりも広がった。その為受け数は４０から７５に増えて成功率も上がった。
サーブレシーブに関しては確実に上達していると言える。もし来期渡邊にサーブレシーブ
を任せられる様になったとしたら、古川をレフトのスターティングメンバーに入れる事も
可能となり夢も広がる。

その他の話題
ことしのネーションズリーグはイタリアのリミニで予選決勝を集中的に５月２５~6月２５日まで
行われる様です。
ネーションズリーグ2021、男女ともイタリア・リミニで開催 - トピックス｜公益財団法人日本バレーボール協会 (jva.or.jp)

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