みるきぃすくぇあ

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2006年01月31日
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カテゴリ: 松本零士関連
昨日

まずは『セクサロイド』の主な登場人物の紹介。
G局の調査員G3ことシマとそのパートナー、セクサロイドのユキ7号。
シマの家にいる九州ロボ2人組。シマとユキが仲良くしだすと「ごっつぁ~ん」というのがお約束。

G局が守る機密計画は作品中にKAMIYO計画、YAYOI計画、第III計画といろんな計画が出てきます。それぞれの内容はここでは明かしませんが、それぞれ結構ハードな設定だったりします。

さて、この作品で特筆すべきはやはりヒロインの髪型。
松本美女の原形ここにありです。あの長い髪は女性の裸体を描く上で欠かせないものだったそうです。

最後に『セクサロイド』の続編と番外編を紹介しておきます。

まずは続編の『新セクサロイド』。

残念ながら未収録作品のためその内容を確認することは大変困難です。

それに対し番外編の『セクサロイド in THE DINOSAUR ZONE』はまだ辛うじて内容を確認することができます。
この作品は「SFマガジン」(早川書房)の1972年9月臨時増刊号に掲載されたもので、『松本零士自選傑作集』(1982年、朝日ソノラマ)に収録されています。古書店等に行けばこの本は見つけることができるでしょう。

この作品にはシマは出てきませんが、ユキというセクサロイドがでてきます。
新書版『セクサロイド』の1巻掲載のエッセイで松本先生は『セクサロイド』とはまったく別物だといっておられますが、自選集に収録するくらいですから、お好きな作品なんでしょう。

そのエッセイで先生は、もともとこの作品は短編「ダイナソア・ゾーン 恐竜帯」(「漫画ゴラクdokuhon」1968年9月1日増刊号)をもとに改作したものだと説明しておられます。
確かに2作品を比較するとその絵柄や細かい設定は違うもののそのネームはほとんど同じ。

面白いのがこの「ダイナソア・ゾーン 恐竜帯」がのちの四畳半物のルーツのひとつということ。

もとの作品がとてもお気に入りだったのでリメイクされたのかも知れませんね。





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最終更新日  2006年02月26日 01時09分31秒 コメントを書く
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