*アイ*



  初めて迎えた
  二人だけの時間
  胸が苦しくて
  息が出来なかった

  そっと話し出すキミの言葉
  聞き逃さぬよう
  耳を傾ける

  途中、泪が溢れた
  キミは優しく私を抱きしめた

  自分の正直な気持ち
  初めて人に伝えたよ
  嬉しさも不安も、悔しささえもこみ上げて
  泪が止まらなかった

  鳴き声を押し殺し
  必死に閉じている唇に
  キミは優しくキスをした

  高鳴る鼓動
  高まる体温
  その唇に、私はずっと触れたかったんだ

  早まる鼓動を押さえつけ
  私はキミにキスをする
  何度も何度もキスをする
  どこまで触れていいかわからないキミの体
  壊さぬよう
  優しく抱きしめた

  好き
  そんなたった一言が
  なかなか言い出せず
  出しかけては飲み込んでいた
  この一言で キミを縛り付けてしまうのが怖かった

  重なり合う唇に
  心が壊されそうになりながら
  私は約束した

  「ずっと待ってるよ」

  ゆっくりでいい
  何ヶ月とかかってもいいから
  私はキミを待っている

  すべてを受け入れる自信が
  ここにあるから
  すべてを愛する自信が
  ここにあるから
キミを幸せにする自信が
  ここにあるから…

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