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えっと、写真向かって左が、信州中野土人形の作者「奈良久雄先生」です。
ご本人は先生と呼ばれることあまり好まれません、ただ人形を作ってるだけとおっしゃられます。
右側がご存知、福次郎で直接の師ではありませんが、心の師である奈良先生との対面にかなり相当緊張気味です。
土人形や郷土玩具に興味のない方にはただの好々爺といった風情にうつるかも知れませんがこの方、現役ではおそらく日本一人気の高い作者「まぎれも無い名工」です。
作風はそのお顔同様、実におおらか、性格をあらわすかのように実にほのぼのとあたたか、ストレス社会の現代に癒しをもたらす作品は人気も当然だと思います。
先生は基本的に注文を断れない(断らない)ため、いつも多忙で、注文した品が出来上がるのがいつになるのかはわかりません、他のものを急がされるとそちらを先にと、また他から急ぎで頼まれるとと言った具合に、あまりに人の良いことにつけ込む(言葉が過ぎましたが)いろいろと制作順が入れ替わるため、実際手に出来る人は少ないのが現実です。
毎年3月末に中野市で行われる雛市で手にというのがもっともわかりやすい方法ですが、ならんで抽選してあたって(即売所に入れます)整理番号順(この番号が小さいほど希望の品を手に入れやすい)当たっても番号によっては当然希望するものはありません。
それほど入手困難で、人気が高いということです。当然奈良先生の意図とは別にオークションなどで高値で取引されております。
これも福次郎の近況報告ということです。