愛する言葉から、岡本敏子さんの言葉。
私は岡本太郎によって育てられた。
こんなにのびのびと平気で、
ありのままでいられるのは、
彼が
「それでいいんだよ。それが敏子なんだ」
と認め、けしかけてくれたからなの。
この言葉を読んだ時、涙が出た。
私は、なんて、幸せな時間を過ごしてきたんだろうって。
実家から出て以来、私に、
「ああしろ、こうしろ、こうであれ。」
と言う人は、一人もいなかった。
仕事のことで、怒られたり、間違ってることで怒られたりすることは、たくさんあったけど、
というか、私には、愛情を持って苦言を言ってくれる人がとても多かった。
父親ほどの年の人が、私の為に泣きながら怒ってくれた。
大好きな人に、熱く熱く電話で怒鳴り散らされた。
間違いや失敗を怒る人はいても、私の人間性や本質を否定する人は、誰一人いなかった。
そして、ずっと、同じことを誰もが言ってくれた。男女を問わず。 「それでいいんだよ。そのまんまでいいんだ、それがHIMEなんだから。」
そう言い続けてもらって、こうやって、今を生きてる。私って、最高に幸せ者だと思う。
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